ネット通信で視聴できるテレビ「Abema(アベマ)TV」の視聴におけるデータ通信量がどれくらいなのか測定を実際に行いました。

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AbemaTVの再生におけるデータ通信量
このモバイル通信用画質に変更するだけで確実にデータ通信量を節約できるので表示されたらぜひ変更しておきましょう。
一番低い画質「通信節約モード」のデータ通信量


ただしAbemaTVには【テレビ放送】と【ビデオ(動画)】では消費量が異なるためで別々に実施してみました。
「テレビ放送」視聴の場合
まずはリアルタイム放送されている「テレビ」で通信量の測定をしてみました。
【1回目】
【2回目】
【結果】AbemaTV「テレビ」の10分の視聴によるデータの消費量は「20〜25MB」でした。
視聴時間 | データ消費量 |
10分 | 25MB |
30分 | 75MB |
1時間 | 150MB |
2時間 | 300MB |
3時間 | 450MB |
4時間 | 600MB |
8時間 | 1200MB(1.2GB) |



AbemaTVの「ビデオ(動画)」視聴の場合
次はテレビのlive放送ではなく自分の見たいタイミングで視聴できるドラマやアニメ、映画などのストリーミング動画を同じ時間で測定してみます。
【1回目】
【2回目】
【結果】AbemaTV「動画」の10分の視聴によるデータの消費量は「50〜55MB」でした。
視聴時間 | データ消費量 |
10分 | 55MB |
30分 | 165MB |
1時間 | 330MB |
2時間 | 660MB |
3時間 | 990MB |
4時間 | 1320MB(約1.3GB) |



「テレビ」と「ビデオ」で2倍の消費量の差
実際の結果だとAbemaTV内のテレビとビデオ両方の再生で同じ画質の設定ながら大きく差が開きました。
10分のテレビ再生 | 20〜25MB |
10分のビデオ再生 | 50〜55MB |


AbemaTVの通信量を節約する方法
AbemaTVはどうしてもリアルタイム通信でストリーミング配信にて映像を流しているためどうしても通信量の消耗は避けられません。
そこで実践できるのは
- AbemaTVアプリ側で画質の設定する
- AbemaTV見放題サービスを利用する
- ダウンロード機能を活用する
- データ量を気にしないWi-Fiサービスを使う
①AbemaTVの画質の設定を変更する
AbemaTVではアプリ側でデータ通信量を節約するための画質設定が細かく行えます。
画質設定別 | 1GBあたりの視聴時間 |
通信節約モード | 約10時間 |
最低画質 | 約5時間 |
低画質 | 約4時間 |
中画質 | 約3時間 |
高画質 | 約1.5時間 |
最高画質 | 約1時間 |
また「テレビ」なのか「ビデオ」のどちらをメインで視聴するのかにも大きく差が開くのであくまでも目安程度で考えておいたほうが良いです。

②AbemaTVが見放題になる「エンタメフリー」を使う
AbemaTVのデータ通信のパケット消費はカウントされず「見放題」になる格安SIMサービスの「ビッグローブモバイル」のエンタメフリーというサービスがあります。

またAbemaTVだけではなく、YouTube動画もMusicアプリなど上記のアプリはパケット通信のカウント対象外となり「すべて通信し放題」となります。


ただし今のスマホプランから乗り換えるなどの手続きが必要になり多少ハードルが高いので気になる方は下記をチェックしてみてください。

③AbemaTVダウンロード機能を活用する
このダウンロード機能を使うことによってWi-Fiに接続している間に予め視聴したいビデオ(映画やドラマ)などをダウンロードしておけば外ではモバイル通信を使わずに視聴することできます。
もしもAbemaTVを視聴するために大容量パケットプランに加入している方や、月末近くに追加のデータ料金を払っている人にはこの機能なら予めダウンロードたくさん行っておけば通信量の節約もできます。
④データ通信が大量に使えるポケットWi-Fiサービス
スマホの通信プランだとどうしても月20GBや50GBなど月間で利用できるデータ通信の限界があります。
そこで持ち運びができるポケットWi-Fiサービスを使って「ほぼ使い放題」で利用できるサービスがいくつかあります。
たくさん通信ができる「WiMAX」
CMでも話題になっている持ち運びができなおかつ月間の通信量の上限がない高速のWiMAXというポケットWi-Fiサービスです。
もちろんこのWi-Fi一つ持ち運びできればスマホだけではなくてパソコンやゲーム機などいろいろな通信端末を同時に接続ができるので一人暮らしの方や自宅でもWi-Fiを使いたい方にもおすすめできます。

LTEを使った使い放題のポケットWi-Fi
WiMAXとは異なり都市部だけではなく、地方でも比較的繋がりやすくソフトバンクのプラチナバンド(LTE)を使った使い放題のポケットWi-Fiサービスです。
こちらは多少料金は高めですが、地下鉄や建物内、そしてLTE通信をほぼ使い放題にできるあらゆる通信をたくさん行いたい方におすすめのポケットWi-Fiです。

スマホの通信を使うアプリサービスのトータルの消費量を考える
AbemaTVにかかわらずHuluやAmazonプライム・ビデオなどの映像配信サービス、そしてYouTubeやティックトックなどの動画、InstagramなどのSNSサービスを含めたトータルの通信を考えると普段からたくさんのデータ量を消費しています。



動画サービスは以下でもいくつか検証しています。動画アプリによって消費量なども異なるのでチェックしてみてください。
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