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【検証】AmazonMusicのデータ通信量と1GBまでの目安や節約方法

Amazonプレミアム会員なら大半の方が使っているAmazonMusicのモバイル通信を使ったデータ通信量の測定を検証してみました。
他のMusicアプリと比較してどうなのか?また1GB到達までの目安や節約方法についても解説します。
AmazonMusic再生による通信量


AmazonMusicの測定は10分のストリーミング再生で検証し、実際にどれくらいの通信量を消費するか測定していきます。

AmazonMusicのストリーミングの音質は
- 自動
- HD/Ultra HD
- 標準
- データ通信節約
の4つの音質設定から選択がで、アプリのデフォルト設定では「自動」になっています。
AmazonMusicはSpotifyやAppleMusicと同じように音質の設定変更はいつでも出来ます。この音質設定により消費するデータ量も変わってくるため、それぞれの音質設定別で測定します。
※音質の設定はAmazonMusicのホーム画面の右上にある「歯車マーク」>「設定」>「ストリーミング設定」のモバイルデータ項目から設定変更が可能です。
「自動」による通信量

まずはデフォルトで設定されている「自動」の音質で10分間のストリーミング再生を行ってみました。

【結果】10分のストリーミング再生によるデータの消費量は「平均して10〜11MB」でした。
ストリーミング再生時間 | データ消費量 |
10分 | 11MB |
30分 | 33MB |
1時間 | 66MB |
10時間 | 660MB |
15時間 | 990MB |

AmazonMusicでデフォルトに設定されている音質ではAppleMusicより多少多く、Spotifyの自動設定よりは低めの通信量の消費でした。

AppleMusicとSpotifyの中間ぐらいの通信量なんですね。

そうですね。ここから音質設定別でどのように変化するかが楽しみです。
自動音質なら「約15時間」
「HD/Ultra HD」音質による通信量

次にもっとも最高音質となる「HD/Ultra HD」の設定で10分間のストリーミング再生を行ってみました。
いわゆるリアルで高品質な音質が体験できるハイレゾ音源で、この音質を楽しむにはハイレゾ対応のスピーカーやイヤホンがないとあまり活かしきれない音質です。

【結果】10分のストリーミング再生によるデータの消費量は「平均して180MB」でした。
ストリーミング再生時間 | データ消費量 |
10分 | 180MB |
30分 | 540MB |
1時間 | 1080MB(約1GB) |
10時間 | 10800MB (約10GB) |

HD/Ultra HDの設定だと一気に通信量の消費が増えましたね。デフォルトの自動設定と比べると約20倍近くも増えています。

これはWiFiに繋がないと危険な音質設定ですね。

確かにハイレゾ対応のイヤフォンで聞いてもクリーンできれいな音質なのでこの音質でストリーミング再生するならたしかにWiFiが必須になりますが、ハイレゾ非対応のワイヤレスイヤホンだとあまり恩恵を得られないのでこの音質設定は環境が整っていないのであれば利用する必要はないですね。
「HD/Ultra HD」音質なら「約1時間」
「標準」音質による通信量

次に真ん中の「標準」の音質設定で10分間のストリーミング再生を行ってみました。

【結果】10分のストリーミング再生によるデータの消費量は「平均して18〜19MB」でした。
ストリーミング再生時間 | データ消費量 |
10分 | 19MB |
30分 | 57MB |
1時間 | 114MB |
10時間 | 1140MB (約1.1GB) |

この中間の音質設定が自動と同じくらいの音質設定だと思いましたが、多少消費量が多かったですね。

これは好みの音質設定になりそうですね。

そうですね。HD/Ultra HDよりは多少音質が落ちるかもしれませんが、カナル型や密閉型ヘッドフォンでなければ全く違いに気づかないレベルですね。
「標準」音質なら「約8時間半」
「データ通信節約」音質による通信量

最後に一番最低音質の「データ通信節約」の設定で10分間のストリーミング再生を行ってみました。

【結果】10分のストリーミング再生によるデータの消費量は「平均して8〜9MB」でした。
ストリーミング再生時間 | データ消費量 |
10分 | 9MB |
30分 | 27MB |
1時間 | 54MB |
10時間 | 540MB |
15時間 | 810MB |
20時間 | 1080MB(約1.1GB) |

データ通信節約は自動(推奨)よりも若干消費量が少なくなりました。音質的にもあまり変化が無いように感じます。

少しでも通信量を節約したいならこの設定でも良さそうですね。

そうしたほうが良さそうです。音質にこだわりが無ければこのデータ通信節約の設定に最初から変更しておいたほうが良いですね。
「データ通信節約」音質なら「約18時間」
曲を探す際にも通信量を消費する

AmazonMusicはストリーミング再生だけではなく、曲を探している最中でも通信量を消費し続けてしまいます。
ですのであくまでも再生時間中だけに通信量が発生するというわけではありませんので注意が必要です。
実際に1分の間に再生する曲をAmazonMusic内で検索し続けてみました。

1分間探しつ続けた結果「45MB」のデータ量を消費しました。

えええええ、これも通信量として計算されるのはきつい!

これはネットで検索して探す行為と同じで、検索結果で画像を読み込んだるするためしょうがないポイントではありますよね。

確かにそうですね。普通のインターネット閲覧と変わらないですもんね。

ということなので、決まったシリーズ曲を流さず1曲ずつ探すような人はこの検索する行為でも通信量が発生していることを意識しておきましょう。
これはAmazonMusicに限らずAppleMusicやSpotify、Google Play Musicでも曲検索をすると同じ状況となります。
【結果】AmazonMusicの音質別の通信量
音質別 | 1時間再生の通信量 | 1GBまでの再生可能時間 |
自動 | 66MB | 約15時間 |
HD/Ultra HD | 258MB | 約1時間 |
標準 | 114MB | 約8時間半 |
データ通信節約 | 54MB | 約18時間 |
この結果で分かることはデフォルトでは「自動」の音質で十分ですが、更に節約したいなら「データ通信節約」に設定変更しておいた良いという結果になります。
Spotifyほど細かく通信量を節約できる訳ではありませんが、AmazonMusicはAppleMusicと同等の通信量を消費するMusicアプリということですね。
この結果から外出先で音楽をストリーミング再生で聴きながら勉強する方や、長時間のドライブによる車での長時間視聴は通信量があっという間に1GB超える可能性が非常に高いですね。
AmazonMusicの通信量を節約する方法

自宅でWiFiに接続している時のみ音楽を再生するなら問題ありませんが、Musicアプリは多くの方が通勤などの外出先で利用することが多いと思います。
それではどうしたらAmazonMusicを節約できるかのか、いくつかのケースで分けて節約方法を解説していきます。
節約その①予めWiFiに接続して曲をダウンロードする


自宅でWiFiに接続にできる状況なら予め曲をダウンロードしておいて外出先や通勤時にはダウンロード済みの曲だけを再生するように設定しておくと良いです。

そうすることでモバイル通信使用することなく音楽を再生することが出来ます。ダウンロード済みの曲は「ライブラリ」>「最近追加された楽曲」もしくは「最近のダウンロード」よりダウンロード済みの曲を再生することが出来ます。

また右上の「歯車マーク」>「設定」>「ストリーミング設定」>「Wi-Fi接続時のみストリームする」をONに設定しておけばモバイル通信でのストリーミング再生を止める事ができるので誤作動でストリーミング再生されるのを完全に抑止することも出来ます。
節約その② OCNモバイルONEの「MUSICカウントフリー」
BIGLOBEと同様で音楽限定にはなますが、OCNモバイルONEで無料オプションとして追加が可能な「MUSICカウントフリー」というオプションサービスを活用するのもありです。

音楽アプリはAmazonMusicを始め、AWA、dヒッツ、LINE MUSIC、ANiUTa,RecMusic、Spotify、ひかりTVMusicのストリーミング再生もパケットデータのカウントフリーの対象です。
またOCNモバイルONEは500MBの最小プランでも月額550円から使うことができるので、無料でつけられるMusicカウントフリーを使えば500MB/550円(余ったデータくりこし可)で+アルファで音楽のストリーミング配信が通信を消費せずに使い放題になります。
OCNモバイルONEでは更にスマホも安く購入できます。

節約その③ BIGLOBE WiMAXで音楽以外の動画やネット利用も使い放題
Amazonミュージックを常に高品質で聞くだけの用途として通信データを考慮するのはもっないなく、皆さんは普段から音楽以外の動画(YouTubeやTik Tokなど)、SNSや(Twitterやインスタ)、ゲームアプリ(オンライン)などスマホで楽しむコンテンツは山程抱えているでしょう。
そこでAmazonミュージックに限らず、どのコンテンツも残りのギガを気にせず使える無制限のWi-Fiが持ち運べるなら非常に使い勝手が良くないでしょうか?

「BIGLOBE WiMAX」で提供しているWiMAX+5Gの無制限で利用できるWi-Fiサービスです。

このような手のひらサイズのポケットWi-Fiをどこにでも持ち運べ、スマホやタブレット・パソコなどを同時に10台以上接続でき、更には無制限で使い放題で月額3,355円で利用できます。

auスマホまたはUQモバイルのスマホユーザーであれば更に割引が適用されるのでどちらかのスマホプランを利用している方は実際には2千円弱で利用できることになります。

もしもスマホのプランが2〜5GBで毎月4〜5千円を払っているのであれば、非常にもったいないですし、スマホプランを格安SIMへ見直してポケットWi-Fiを無制限で使える運用に変えてしまうのも賢いやりくりの方法です。
BIGLOBEならネトセツ経由で特別クーポンが有り

BIGLOBE WiMAXではWEB限定のこのページから特別にクーポンコード「TKC」を入力すると18,600円キャッシュバックを受け取ることができます。※クーポンの有効期限は2023年10月1日23:50分まで
BIGLOBE WiMAXの詳細については以下で詳しく解説しています。

AmazonMusicは工夫次第で通信量をかなり節約できる
AmazonMusicはダウンロードした状態で再生するか、聴き放題にできるモバイル通信プランへ切り替えることで大幅に節約して通信制限をそれずに楽しむ事ができるのでぜひまだ実践していない方はこの節約方法を試してみてください。
AmazonMUSIC以外のアプリの利用頻度も多いようであれば、パケットデータ容量や利用しているプランを改めて乗り換えるのも検討すべきです。
診断
あなたに合うネット(WiFi)サービスが見つかる
※該当する項目を選択していくだけ
その他のストリーミング再生アプリも下記で検証しています。気になる方はチェックしてみてください。
コメント
コメント一覧 (11件)
どこに1Gまでの時間がかいてある?????????
ちゃんと書いてますよ。よく見てください(^^)
「中」音質なら「約18時間」
↓
「低」音質なら「約18時間」
中音質が2回続いていましたよ~
ご指摘ありがとうございます!訂正させていただきました!
なんでわかりやすいんだ!!
ありがとうございます\(^o^)/
オフライン再生で安心してたら鬼みたいにパケット食っていたのでおかしいなと思っていたら
Amazonからの通知で最高設定でダウンロードしていない曲の再生時に自動でオンラインになるという…
恐ろしい仕様だったのでとりあえずここにも記載させていただきました。
参考になる情報ありがとうございます。自動的にオンライン再生になる仕様はきついですね、、、
車の中で聞こうと思って、調べたらネトセツを見てよく分かりました!
ありがとうございます
お役に立ててよかったです(^^)
大変参考になりました。