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Ankerの「Soundcore Liberty Air 2」レビュー。コスパ最強のワイヤレスイヤホン。

ワイヤレスイヤホンが2019年から盛り上がり始め、2020年現在では様々なメーカーから販売されています。
ただし品質が高く、高品質なサウンドの製品はどれもこれも1万円〜3万が当たり前の状況となっている中、
- 【ワイヤレス充電】
- 【USB-C充電】
- 【コンパクトケース】
- 【IPX5耐水】
- 【最大28時間バッテリー】
- 【中低音域のサウンド】
これらのスペックを兼ね備えながらも値段が7〜8千円台で購入できるAnkerの「Soundcore Liberty Air 2」を入手しましたので実機レビューをしてみます。

AirPods Proなどの高級路線の完全ワイヤレスイヤホンとの比較なども行っていきます。
Anker Soundcore Liberty Air 2のレビュー

「Soundcore Liberty Air 2」はバッテリーメーカーで有名なAnkerが販売し、Amazonでは既に2800件もの高評価レビューがあります。

このイヤホンの約4倍の値段で販売されているAirPods Proをメインで使っている私でも、この製品においてはスルーできずぜひ試してみたいと思ったのが今回のレビューのきっかけです。
それ以前には4千円程度の「OKIMO」のイヤホンなどを試してみましたが、流石にストレスなく使えるレベルではなく高級イヤホンに戻らざるを得ないぐらい音質も品質も良いものだとは思えませんでした。

そいういう経験がある理由から、このAnkerの評価が高いワイヤレスイヤホンについては正直期待をしています。


まず「Soundcore Liberty Air 2」の外箱です。
というより、低価格系のワイヤレスイヤホンではよくあるんですが【外箱が豪華】なのが多いですよね(・∀・)
開封時の高揚感の演出は嬉しいですが、この梱包に余計なコストを取られて品質が置き去りにされていないことを願います!

同梱していたのはケースとイヤホンとUSB-Cケーブル。まず低価格系のワイヤレスイヤホンのケースにありがちのMicro USBじゃないところが良いですね。

そして更に4サイズの交換用のイヤーチップがあるので、様々なサイズに調整できるのも助かります。

ちなみにAirPods Pro(エアーポッズプロ)では合計で3サイズ分しかなかったので、Soundcore Liberty Air 2は子供から大人まで、更に多くの万人に合わせた調整ができそうです。
カナル型なのに耳に負担が少ない構造

カラーはブラックとホワイトがありますが、今回手に入れたブラックカラーはイヤーチップ内や外側にうっすら赤いカラーをあしらっているデザインになっているのもかっこいいですね。

インナーイヤーを取り外すとスピーカー側の面積が小さく設計されています。

カナル型のワイヤレスイヤホンは耳への圧迫感が強く、痛みで長時間つけられないタイプが多いのですが、このSoundcore Liberty Air 2はAirPods Proと同様で耳の奥に優しい装着感です。

この感覚は優しくソフトな装着感のAirPods Proに匹敵するぐらいの装着感ですごいなと普通に感心しています。

特にカナル型イヤホンで長時間の装着による耳の疲れや圧迫感を感じていた私にとってははすごく嬉しい誤算です。
操作感や専用アプリも◎

Soundcore Liberty Air 2は専用アプリをインストールし、イコライザーとコントローラーの設定が細かく行えます。

基本操作もこのアプリで確認ができ、操作の変更もできるので自分好みの操作へ切り替えることができます。

またHearIDという機能を使えば聴覚感度を分析しそれに合わせたイコライザーでしっくりくるサウンドづくりを自動的に調整してくれます。
こういった機能はAirPods Proなどでもありますがより細かいプロファイル設定を行えるのはこの価格帯のイヤホンでは素晴らしいと思います。
実際のサウンドは中低音寄りで奥行きは弱め
ではこの「Soundcore Liberty Air 2」の実際のサウンドを他のワイヤレスイヤホンを使っている感覚からではありますが色々聴いてみました。

実際のサウンドについては特に人それぞれの好みが出てしまうので一人の感想、一つの参考材料として見ていただけるとありがたいです。

専用アプリをインストールしてそれぞれのイコライザなどをいじり調整をしてみましたが、その中でもデフォルトが一番バランスが良かったです。
実際に「音楽ジャンル別」「トークチェック」「通話」など様々なシチュエーションでしばらく使ってみた感想だと「サウンドは中低音が強めで迫力があり、ただし高音域は多少弱めでシャリシャリ」な感じでした。

とはいってもサウンドが全くだめだという感じではなく、基本的に同じ低価格路線のワイヤレスイヤホンと比べると全然良いサウンドです。
メーカー別 | 中低音域 | 高音域 |
Soundcore Liberty Air 2 (Anker) | ★★★ | ★★☆ |
WF-SP800N (SONY) | ★★★ | ★★★ |
AirPods Pro (Apple) | ★★☆ | ★★★ |
「TW-E3A」 ヤマハ | ★★★ | ★★☆ |
AirPods (Apple) | ★☆☆ | ★☆☆ |
OKIMO | ★★☆ | ★☆☆ |
このSoundcore Liberty Air 2のサウンドの特徴からロック、ヒップホップ、ダンス・ミュージック系には相性がよく逆にクラシックやジャズなどの高音域が目立つ音楽には不向きだと感じました。
ただしこれはあくまでも私の聴き比べによる感想ですし、価格相場が2,3倍するワイヤレスイヤホンと比較するのも酷ではありますがそれに引けを取らない良いサウンドにも感じました。
また、通話の音声については相手の声もしっかりと聞くことができて問題ありませんが、マイク音質は相手側にはちょっと籠もって聞こえたようです。

それでもインナーイヤー型のAirPods(Proではない方)よりは断然広がりのあるサウンドなのでAirPods Proの予算まで考えていないのであれば、このSoundcore Liberty Air 2がおすすめできます。

注意点
楽天で販売されているSoundcore Liberty Air 2は価格が1万円を超えており、旧型が同価格で販売されていて紛らわしいです。正規の価格でこの製品を買いたい方はAmazonかYahooショッピングで購入しましょう。
ワイヤレス充電に対応は嬉しい

またケースはワイヤレス充電(Qi規格)に対応してます。この価格帯でUSB-Cもしくはワイヤレス充電の2つの充電方法に対応し汎用性が高いのは嬉しいですね。
バッテリー残量はケースのLED3点で状況を確認できます。
ペアリングは簡単

初期状態ならケースを十分に充電し蓋を明けて両イヤホンのランプが点滅している状態なら接続したい機器(スマホ・パソコン・タブレット)のBluetoothをONにします。

すると端末側のBluetoothデバイスに新たに【Soundcore Liberty Air 2】が表示されるので選択するだけです。

接続後はバッテリー残量なども確認できます。

2台目以降のデバイスに接続する場合はイヤホンをケースに収納し、ケースを開いた状態で底面のボタンを長押しします。
すると再びイヤホンのランプが点滅するので接続したいデバイスへ接続するだけです。

ただしiPhoneやiPad、MacでAirPodsを使っている方などはコントロールセンターを使ったシームレスな接続には対応しておらず、接続中のデバイスを解除→新たなデバイスで接続という流れになるので多少面倒にはなります。
AirPodsとSoundcore Liberty Air 2を比較

正直価格帯も違い、Appleユーザーが利用するワイヤレスイヤホンと比較するのはお門違いかもしれません。
ただし日本ではiPhoneユーザーが多い中、AirPodsかその他のメーカーの低価格イヤホンを検討している方には参考になるとは思いますのでチェックしてみてください。
AirPodsとの比較

AirPods(19,580円※税込)とSoundcore Liberty Air 2(7,999円※税込)との比較です。
ケースはAirPodsがコンパクトで光沢がありますが、Soundcore Liberty Air 2はマットな質感でどちらかというとこちらの方が好みです。

AirPodsはインナーイヤー型でSoundcore Liberty Air 2はカナル型なので形状がそもそも違いますがマイク端子部の長さはAirPodsの方が長くSoundcore Liberty Air 2はコンパクトに収まっています。
この2つを比べると断然的に【Soundcore Liberty Air 2】の方が私はおすすめします。価格も半額以下でありながらサウンドはSoundcore Liberty Air 2の方が良いです。
スペック | Soundcore Liberty Air 2 | AirPods |
サウンド | ★★★ | ★★☆ |
マイク | ★★☆ | ★★★ |
装着感 | ◎ | × |
ワイヤレス充電 | ◎ | × |
USB-C | ◎ | × |
バッテリー時間 | 最大28時間 | 最大24時間 |
ノイズキャンセリング | × | × |
防水 | IPX5 | なし |


AirPods Proとの比較
次に同じくカナル型で価格は約4倍も違うこの2つではどうなのかチェックしてみます。

次にAirPods Pro(30,580円※税込)とSoundcore Liberty Air 2(7,999円※税込)との比較です。
ケースはAirPods Proは幅が広いのですが薄いです。逆にSoundcore Liberty Air 2はコンパクトですが厚みがあります。質感はAirPods Proの方が良いです。

イヤホン本体はAirPods Proの方がコンパクトになっており、マイク部分も短いです。
やはり装着感はSoundcore Liberty Air 2もフィット感が良いのですが、AirPods Proは更にソフトで優しいフィット感なのは明らかに感じます。
スペック | Soundcore Liberty Air 2 | AirPods Pro |
サウンド | ★★☆ | ★★★ |
マイク | ★★☆ | ★★★ |
装着感 | ◯ | ◎ |
ワイヤレス充電 | ◎ | ◎ |
USB-C | ◎ | × |
バッテリー時間 | 最大28時間 | 最大24時間 |
ノイズキャンセリング | × | ◎ |
防水 | IPX5 | IPX4 |
またAirPods Proにあるノイズキャンセリング機能が「Soundcore Liberty Air 2」には搭載されおらずカナル型にて密閉される遮音だけです。
あくまでもSoundcore Liberty Air 2にはマイク側についている通話用ノイズキャンセリング機能(cVc8.0)なので勘違いしないように注意してください。

ですので外部音をシャットアウトするノイズキャンセリング・外部音取り込み機能、奥行きのあるサウンドで考えると圧倒的にAirPods Proに軍配があがります。
とはいってもそれらの機能を抜きでトータルバランスを考えるなら「Soundcore Liberty Air 2」でも良いなと正直には思います。なんといっても価格差が4倍もあるので当たり前でしょう^^;
【まとめ】初めてのワイヤレスイヤホンなら「Soundcore Liberty Air 2」は買い

今でこそ3,000円〜購入できるワイヤレスイヤホンも存在しますが、案外まともに使えないレベルのハズレが多く、最初から1万円〜のしっかりとした作りの大手メーカーを購入しておいた方が良かったとなりかねません。
ただし、この「Soundcore Liberty Air 2」はそんな心配は不要です。Amazonレビューでも高評価があそこまでつくのも実際に使ってみて納得できましました。
今やテレワークやオンライン教育や学習などが当たり前になる時代なので、そこでスムーズなオンライン会話を行うためにもワイヤレスイヤホンは必需品となるはずです。
そして約8,000円で購入できる中堅クラスのイヤホンとしては
- 【長時間つけても疲れないフィット感】
- 【長時間バッテリー】
- 【迫力あるサウンド】
- 【IPX5防水】
- 【ワイヤレス充電】
- 【汎用性が高いUSB-C】
を考えても最高のバランスが良い完全ワイヤレスイヤホンに間違い無いでしょう。

AirPods Proを買うなら家族分を考えても4つも購入できるので私がもしも初めてワイヤレスイヤホンに手を出すならこっちですね(・∀・)

楽天で販売されているSoundcore Liberty Air 2は価格が1万円を超えており、旧型が同価格で販売されていて紛らわしいです。正規の価格でこの製品を買いたい方はAmazonかYahooショッピングで購入しましょう。
Ankerでは多くのワイヤレスイヤホンシリーズがあるので気になる方はチェックしてみてください。

その他のワイヤレスイヤホンの情報については以下の記事をチェックしてみてください。
コメント
コメント一覧 (1件)
僕は使用してまだ間もないですが、音質の良さや、使い勝手の良さに感動しています!カラビナ付きのケースのカバーも買ったので凄く気に入っています!分かりやすくて良かったです!