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【見れば分かる】光回線(ネット)の工事の内容と費用や注意点について

光回線を自宅に引いてインターネットを利用するにはどうしても行わなければならない工事やかかる費用などがあります。

でも実際どうやったらインターネットを引けるのか、工事ってどんなことをやるのか不安ですよね(´;ω;`)

確かに初めて光回線を利用したいと考えている人の気になる工事や初期費用の疑問ですよね。
これから光回線を自宅へ導入しようと考えている方向けに「開通工事」の仕組みや費用について詳しく解説していきます。
光回線の工事内容とその順序

光回線は光ファイバーケーブルを使ったインターネット回線のことをさします。
よってインターネットを利用するためにこの光ファイバーと呼ばれる電子ケーブルを自宅まで通す必要があるのです。

この光回線を利用するための工事は「引き込み工事」と「宅内工事」の2つがあります。

2回工事をするってことですか?
引き込み工事 | 外から光回線の通信を行うためのケーブルを自宅まで引き込む工事 |
宅内工事 | 自宅に届いている光回線ケーブルを部屋まで届かせる工事 |

そうです。このように2回の工事を経て光回線を使ってインターネットができる状況になるのです。
その① 引き込み工事

この光ケーブルは基本的に電柱から電話や電気を通すように自宅まで届かせるように配線する工事になります。

この光ファイバーのケーブルはどこから自宅へ持ってくるんですか?

この光ファイバーのケーブルは電柱から自宅に通すんです。

電柱から自宅まで持ってくるんですね。

特に一戸建ての場合はこの工程が必要ですが、マンションタイプはすでにこの引込工事はすでに完了している場合が多いです。

あーなるほど、賃貸マンションはフレッツ光OKみたいな感じで書かれてますもんね。

そうです。マンションタイプならこの引込工事は違う光回線サービスでなければ基本的に不要な場合が多いですね。
その② 宅内工事

次に宅内工事は先程の「引き込み工事」で自宅付近まで配線した光回線のケーブルを外壁などに沿って室内に引き込む工事です。
基本的に電話線などと同じ配管を通すことが多いですが、特殊な建物や戸建てなど、配管を通せない場合はエアコンダクトや壁に数ミリの穴を開けて通す場合が多いです。

これは自宅の構造によって変わるってことですね?

そうです。基本的には穴あけ工事をしない方向で作業員が工事を行いますが、どうしても無理な場合も出てきます。

その場合はどうするんですか?

例えばマンションでこの設備がすでに導入されていない場合はオーナーさんへ許可を取る必要が出てくるということです。

あーそっか、許可は確かに必要ですもんね。
この宅内工事でNGが出てしまうと光回線が引けないこともあるので注意も必要です。
光回線の工事から利用開始までの流れ

まずは光回線を申込みします。電気屋さんで申込みする人もいればネットのキャンペーンで申込みする人います。
ネット申込みは人件費がかからない分、大きなキャッシュバックなどを行っているキャンペーンが多いです。・【間違いなし】あなたに合う光回線の絶対おすすめと目的別

申込みの翌日以降に実際に光回線を行うための工事担当者から日程を決めるための連絡が入ります。
多くの人が主に日中に時間が取れがないため土日になる場合が多いですが平日でも日程調整は可能です。
ここで事前に住所を元に作業員が「引き込み工事」が必要か?というのは確認しています。そのため、この時点で「引き込み工事」を行うか、飛ばして「宅内工事」だけになるかの答えがわかります。

実際に日程調整した予定日で立会の元工事を実施します。
「引き込み工事」と「宅内工事」の2つの工程が必要な場合は2回に分けて行う場合もあります。

宅内工事まで完了したら契約した光回線サービスの機器が自宅の配線近くに設置されインターネットの利用ができるようになります。

なるほど〜。そうするとインターネットが利用できるまでに結構時間掛かりそうですよね?

光回線の場合は少なくとも2〜3週間は見ておいた方が良いですね。
ただしマンションによってはすでに宅内配線まで行われている場合ががあるので、その場合は1週間程度で利用できる場合もあります。

それは実際に光回線を申込みしてみないと分からないってことですね?

そうですね。光回線の種類やサービスによって変わってくるので一度申込みしてみて日程調整の時にある程度分かると思いますよ。
マンションに光回線の工事を行う場合
マンションに光回線の工事を行う場合は同じように近くの電柱からマンションの共有部まで引き込み工事を行います。
もしもすでに引き込まれている光回線サービスを申込みする場合はこの引き込み工事は不要なのでそのまま宅内工事へ移ります。

宅内で配線が完了しこのよう光ケーブルの機器が設置されONUと呼ばれる終端装置(ルーターなど)が設置されればあとはインターネットに接続する準備が整います。


光ケーブルは非常に細いケーブルです。大きさでいうとiPhoneの充電器に使われるLightningケーブルほどの細さですね。

こういうのを電柱から部屋まで持ってくるんですね。

そうなんです。しかもこの光ケーブルは折れやすいので慎重に扱いながら工事開通をしてるんですよ。

そんなに繊細なんですね(´;ω;`) それは大変な工事です。
光回線の工事にかかる費用について

やっぱり手のかかる工事の工程を出張で行っているのでどうしても工事費は発生してしまいます。
光回線の工事は基本的に15,000円〜40,000円ほどかかる場合が多いですが、一括で払うことは殆どありません。
また最近の傾向に多いの工事費を分割で毎月の月額料金に上乗せされ、割引で相殺し2年や3年継続することで実質無料になるというパターンが多いです。

スマホの端末代金を分割で払うみたいな感じですね?

そうです。ですので光回線利用者が工事費をまるごと負担するケースは途中解約の場合のみですね。

なるほど。工事費が安かったり無料なところはあるんですか?
最近ではドコモ光などが工事無料のキャンペーンを実施したりしています。またNURO光は30ヶ月BIGLOBE光は40ヶ月継続することを前提に実質無料のキャンペーンを行っています。
光回線業者別の工事費用について
光回線サービス | 工事費 |
ドコモ光 | マンション15,000 戸建て18,000円 ↓ 工事無料キャンペーン実施中 |
NURO光 | ↓ 開通から30ヶ月4万円割引で実質無料 |
auひかり | ↓ 初期費用相当割引(24〜60ヶ月割引)で実質無料 |
ソフトバンク光 | 〜 ↓ キャッシュバックで還元により実質無料 |
ビッグローブ光 | ↓ 40ヶ月の特典工事値引きで実質無料 |

けっこう工事にかかる費用自体にはばらつきがあるんですね。でもどれも最終的に無料っていう感じですね。

そうですね。利用するのに最初に大きな金額は支払う必要はないのは嬉しいですね。
ただし実質無料と言われているところは途中解約を行うとその分の割引がなくなり一括で請求されるので注意が必要です。
工事を行いたくない場合はポケットWi-Fi

どうしても工事に立ち会えるほど時間がなく忙しい方や工事費用が気になるという方は自宅でも外でも持ち運べるポケットWi-Fiというサービスもおすすめです。
ポケットWi-Fiは光回線のようにケーブルなどの導入が必要なく手のひらサイズのモバイル通信ができるモバイルルーターが届くだけなので申込みから届いた時点で工事不要ですぐにインターネットが利用できるので今若い人には人気のサービスです。

工事を行わない選択肢もあるのは嬉しいですね。しかも外でも持ち運べるんですか?

そうです。自宅だけではなくスマホのように外へ持ち運びを行ってどこでもWi-Fi接続できます。

確かに一人暮らしや出先でネットを使う頻度が多ければポケットWi-Fiという選択肢もありですね。
持ち運びができるポケットWi-Fiサービスについては以下でおすすめの業者を解説しています。
光回線の工事でトラブルになるケース

光回線を通して工事を実施するにあたり起こり得るトラブルと対策法をまとめました。
①隣の家の敷地内に配線が通る
一戸建てにある可能性があるのがこのケース。工事実施日に実際に近隣の方による配線の通し方や導入における作業時にクレームが入るケースがあります。
これについては入念に現地調査を行う光回線業者もあり万が一の場合、事前に担当の方が事情を話し許可をとってくれますが、それでもクレームに繋がる場合は工事が中止になる可能性もあります。
②マンションオーナーに話しが通っていない
もしもマンション自体に設備がなく一からマンションに導入するような工事が必要になる場合には予め
「マンションのオーナーさんや管理会社に連絡を入れて許可をとってください。」
という話しがありますがこの話をせず許可なしに工事を実施してしまうと後々に管理会社もしくはオーナーさんと揉め事に発展してしまいます。
もしも工事の日程調整時に「管理会社へ工事の許可を・・・」という話があった場合は必ず管理会社へ連絡しておくようにしましょう。
この光回線の工事におけるトラブルが発生するケースとして主にマンションタイプなどのように自分の持ち家では無く管理しているオーナーさんもしくは管理会社にしっかりと伝達していない場合が主にトラブルになるケースが多いです。
光回線の工事についてのまとめ
光回線の工事についてまとめてみました。
- 工事は申込みから2〜3週間かかると予測しておく
- 工事費は実質無料が多い
- 引き込み工事と宅内工事がある
工事にはこのような工程がかかり実際にインターネットを利用できるまで少なくとも時間がかかると理解しておきましょう。
また光回線を何も知らずに申込みするよりも知っておくことで予期せぬトラブルなども回避できることになります。
快適にインターネットを使うためにスマホとの割引も考えた上で自分にあった光回線を見つけられると良いですね。
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