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2021年版!おすすめできる「ホームルーター」を徹底比較。

自宅でインターネットを使い放題で利用するにあたり、光回線と違い工事も不要で設置できるホームルーターシリーズ。
2021年度で特におすすめできる無制限で通信が可能ながらも格安のホームルーターを徹底比較していきます。
2020年版のおすすめできるホームルーターを比較
2021年時点でおすすめできるホームルーターは以下の2つです。
またこの2つはそれぞれインターネット通信業者が異なり、WiMAXとソフトバンクです。
機種 | WiMAX HOME 02 | Airターミナル4 |
写真 | ![]() |
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メーカー | HUAWEI(ファーウェイ) | HUAWEI(ファーウェイ) |
発売日 | 2020年1月30日 | 2019年3月22日 |
通信回線 | WiMAX2+/au 4G LTE |
ソフトバンクLTE(AXGPエリア) |
下り最大速度 | 440Mbps(auLTE or WiMAX2+時) | 962Mbps |
最大同時接続数 | 20台 | 64台 |
初期費用 | 3,300円(税込) (事務手数料) |
3,300円(税込) (事務手数料) |
月額料金 | 通常料金:4,380円 (税込4,268円) (ショップ、量販店申し込み時) |
通常料金:4,880円 (税込5,463円) (ショップ、量販店申し込み時) |
初月〜2ヶ月:2,590円 (税込2,849円) 2〜36ヶ月:3,344円 (税込3,678円) (WEB限定プラン) |
初月〜2ヶ月:1,970円 (税込2,167円) 2〜24ヶ月:3,344円 (税込3,678円) (WEB限定プラン) |
|
契約期間 | 3年毎の自動更新 | 2年毎の自動更新 |
端末代金 | 無料 | 購入:1,620円✕36ヶ月 (毎月-1,620円割引あり) レンタル:月490円 |
パケットデータ量 | 月間上限なし (※直近3日で10GB超え時翌日速度制限) |
完全無制限 |
サイズ | 93×178×93mm |
225x103x103mm |
重量 | 218g | 635g |
格安プロバイダ | 👉GOMとくとくBB公式 | 👉モバレコAir公式 |
※比較して優れている部分は青色で表示しています。
実際にこの料金プランで利用でき、高速通信ができるホームルーターの機種はこの2つで間違いありません。
- 「WiMAX HOME 02」👉WiMAX専用
- 「Airターミナル4」👉ソフトバンク専用
このように通信会社別で利用できる端末が異なります。この2つについて更に深堀りしてみましょう。
①「WiMAX」のホームルーター

従来のWiMAXホームルーターの弱点となる電波の広がりをより強力にした新モデル。
端末ごとに自動で最適な接続先を選択してくれる「バンドステアリング機能」によって従来モデルより安定した通信が可能となっています。
当然ながらWiMAXオンリーで使うならこの440Mbpsを実現できるような速度ではないのですが、幅広い受信感度や安定度が高いのが評価されているようです。
WiMAXホームルーターのデメリット
評価が良いWiMAXのホームルーターでもデメリットが2つあります。
- 最大440Mbpsは正直難しい
- 直近3日間に10GB超えた場合は通信制限がある
まず最大下り速度の440Mbpsはあくまでもスペック上の話となるので、こういったポケットWiFiや光回線サービスに関わらずスペック値よりは遥かに速度は劣ります。
またWiMAXはオプションとしてauの4G LTEへの切り替えが可能でより高速な通信が利用できますが、そこにはちょっとした制限があるので注意が必要です。
理由としてはau 4G LTEへ切り替えると月間7GBまでしか通信ができなくなり、その7GBの上限を超えてしまうとWiMAX回線、au回線ともに月末まで速度制限に陥ってしまうからです。

WiMAX通信オンリーでも最大速度が440Mbps(エリアによる)とはなっているので、基本的にはauのLTEへの切り替えないで使うようにしましょう。
またWiMAXの場合はau LTEの7GBのまでの制限ではなく月間のデータパケット通信量の上限は設けていませんが、3日間で10GBの制限があります。
例えばゲームであればこういった10GBなどを超えるデータ量のダウンロードやアップデートを行ってしまうと必ず翌日に通信制限が発生します。
多くのサイトやブログでもWiMAXは無制限と紹介している場合がありますが、完全な無制限ではないので注意が必要です。

もしも一切の制限がなく完全無制限を希望しているならAirターミナルを提供しているソフトバンクAir(モバレコAir)がおすすめできます。
またWiMAXについては以下のカテゴリで検証や重要なポイントを伝えているのでチェックしてみてください。
②「モバレコAir」完全無制限のホームルーター

Airターミナル4を提供しているソフトバンクAir(モバレコAir)はWiMAXとは異なりソフトバンクの回線を利用します。
シリーズ別 | 最大速度 | 通信方式 | 同時接続数 |
Airターミナル4 |
下り最大962Mbps | 4G方式 AXGP(2.5GHz)TDD-LTE (3.5GHz) 4G LTE方式: FDD-LTE (2.1GHz) |
64台 |
Airターミナル3 | 下り最大350Mbps | ||
Airターミナル2 | 下り最大261Mbps | 4G方式:AXGP(2.5GHz) | |
Airターミナル1 | 下り最大110Mbps | 4G方式:AXGP(2.5GHz) | 32台 |
過去のAirターミナルシリーズの中でも下り最大速度が962Mbpsに対応し過去最高のスペックとなっています。
ただし通常のソフトバンクの4G LTEエリアではなくソフトバンクAir専用のAXGPエリアというものを使用しているため、地域によっては提供していない場合もあります。
通常のソフトバンクエリアとは異なり、以下の「Wireless City Planning」社のホームページで必ずエリアをチェックしておきましょう。
👉ソフトバンクAir(AXGP)のエリアをチェック(Wireless City Planning)
このエリアの兼ね合いもありAirターミナルはシリーズ1からずっと酷評されてきています。
もしも通信エリア(AXGP)がしっかり届く範囲に居住していてなおかつAirターミナル最新のシリーズ4であれば評価も良くなっていている様子です。
実際に私がAirターミナルを検証した結果では速度は下り70〜80Mbpsで、オンラインゲームなどにも重要になってくるPing値も50ミリ以下で快適でした。
もちろんPS4で接続した場合でも十分な通信速度が出ています。Airターミナルは2.4GHzと5GHzの2種類の周波数があるのですが5GHzでの接続が電波干渉が少なくおすすめです。
実際に私も使ってみましたが、ソフトバンクAirのAXGPエリアをしっかり確認しつつ最新機種という条件がしっかり揃っていれば快適な通信を利用できます。
私は実際にソフトバンクAirのアライアンスモデルとなるモバレコAirを使っています。

さらにモバレコAirでは月額料金がソフトバンクAirより安いのにも関わらず、17,000円のキャッシュバックも実施しています。
ソフトバンクのホームルーターのデメリット
ソフトバンクのホームルーターにもWiMAXと同様でデメリットが存在します。
- 提供エリア(AXGP)が狭い
- 端末購入代金を割賦購入もしくはレンタル料金が必要
1つ目のデメリットとしてソフトバンクAir(モバレコAir)のホームルーターのデメリットははやり通信可能なエリアの狭さです。
例として大阪を中心として関西エリアを通常のソフトバンクLTEエリアとソフトバンクAirエリアで比較してみます。
通常のソフトバンク4G LTE通信エリアであればこのように幅広くエリアカバーをしています。この通信ならどこでも接続ができます。
逆にソフトバンクAirのエリアとなるAXGPエリアの場合はこのようになります。主に都心部エリアでしか使えない状況です。これは確かに地方にいる方にはおすすめできないです。
当然ながらAXGPエリアが問題なく利用できる都心部の方には快適に利用できるのでおすすめできます。

ですからこのソフトバンクのホームルーターを検討している方は必ずソフトバンクAirが問題なく利用できるエリアなのかを事前にチェックしておきましょう。
またエリアをチェックしてもなかなか判断できなという方はモバレコAirであれば端末が届いてから8日以内のキャンセルに対応しています。
2つ目のデメリットは端末の購入代金もしくはレンタル代金がかかる点です。
端末購入時 | 端末レンタル | |
月額料金 | 初月〜2ヶ月:1,970円 (税込2,167円) 3〜24ヶ:月3,344円 (税込3,768円) 25ヶ月〜:4,880円 (税込5,368円) |
初月〜2ヶ月:2,460円 (税込2,706円) 3〜12ヶ月:3,834円 (税込4,217円) 25ヶ月〜:4,880円 (税込5,368円) |
Airターミナルレンタル料金 | – | 490円/月 (税込539円) |
Airターミナル購入割賦金 | 1,500円/月 (税込1,650円) |
– |
端末月月割 | -1,500円/月 (税込-1,650円) |
– |
初期費用 | 事務手数料:3,300円(税込) | |
工事費 | 無料 | |
キャンペーン | 17,000円キャッシュバック |
上記はモバレコAirで例で申し込みした場合ですが、Airターミナルのを購入するかレンタルするかを選択することで月額料金も変わり、別途購入代金の支払いもしくはレンタル料金がかかります。
ただし分割購入(割賦)購入の場合は毎月の割引で相殺されて実際は請求されません。
その代わりに36ヶ月の分割金となるため、36ヶ月以内に解約してしまうとその時点でAirターミナルの月々割が終了し、残りの残債をすべて支払わなければなりません。

ですからもしもソフトバンクのホームルーターを利用する際には最低でも3年〜4年の利用を想定しておなければならないので注意してください。
WiMAXは最低利用が3年、ソフトバンクAir(モバレコAir)も最低利用が3年となっているので短期で利用したいと考えている方は契約縛りなし系のポケットWiFiサービスがおすすめできます。
auで提供しているホームルーターはWiMAX
WiMAXを提供しているUQコミュニケーションズはau(KDDI)の子会社となるため、auで提供しているホームルーターはWiMAXとなります。
もちろん取り扱っているホームルーターもUQWiMAXと機種となり、当然L02やHOME 02を取り扱っています。
ただしauショップなどで契約すると正規の月額料金での契約となり毎月3,880円(税込4,268円)の支払いになるため、おすすめできません。
WiMAX系のホームルーター(Speed Wi-Fi HOME L02)を利用するならGMOとくとくBBが同じ機種でも料金が圧倒的に安くおすすめできます。
ホームルーターはドコモには存在しない

実際に現時点ではドコモではホームルーターのサービスを提供していません。取り扱っているのはポケットWiFiシリーズのみです。
もしもドコモ回線でホームルーターを使いたいという場合はSIMフリーのホームルーターを自分で用意し、それにドコモ系の格安SIMを用意し差し込むとう方法があります。

SIMフリー版ホームルーターは「Aterm PA-HT100LN-SW」が一番評価が高くおすすめできます。
型番 | Aterm PA-HT100LN-SW |
メーカー | NEC |
最大速度 | 最大433Mbps/最大150Mbps |
LTE対応バンド | バンド1(2GHz) バンド19(800MHz) バンド26(800MHz) |
SIMカードスロット | nanoSIM ✕ 1 |

ただしドコモ系の格安SIMとなるとどうしても通信速度が本家ドコモほどでないため通信速度の満足度は低くなります。
SIMフリーのホームルーターで使う場合にはスマホとのセットで申込みするのではなくSIMのみ(データプランのみ)で申込みを行えばSIMカードが届きますのでそれをAterm PA-HT100LN-SWに差し込んで使うという流れです。※simサイズは一番小さいnanoSIMです。
ホームルーターのまとめ

ホームルーターは工事がなく気軽に始めることができるインターネット回線として人気ではありますが、WiMAXもソフトバンクもそれぞれに制約があり気をつけなければならないポイントがあります。
- auのスマホ契約者(スマホセット割り適用)
- 短時間で大量のパケット通信を使わない人
気をつけなければならない点はWiMAXは建物内の電波の届きが悪いのでホームルーターを窓際に設置するように気をつけてください。
- AXGPエリアが問題ない都心部の方
- 通信制限がなく完全な使い放題で利用したい方
重要なのはソフトバンクAirが利用できるAXGPエリアをしっかりと確認した上で申込みをするよう気をつけましょう。
今回の2つのホームルーターを利用するための条件がどうしても揃わない方は持ち運びができるポケットWiFiを検討するのもありです。
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