iPadにおすすめの格安SIM。最安で絶対失敗しない選び方。

iPadには「WiFi版」と「セルラー版」の2つが存在し、セルラー版であればiPad本体のみで格安SIMの回線を使用して単体でインターネットへ接続することができます。

iPadのセルラー版はApple公式の表記では「Wi-Fi＋Cellular」となっています。

このセルラー版iPadは格安SIMを使えばモバイル版タブレットもしくはキーボードをプラスすればコンパクトなLTE搭載のモバイルパソコンとして活用できます。

この記事は2024年4月16日に更新しました。

【重要】iPad用の格安SIMはデータ通信専用SIMで良い

その前に！iPhoneに利用する格安SIMを選ぶ場合と、iPadに利用する格安SIMを選ぶ場合とでは全く状況が異なり、iPadでは格安SIMのすべての機能を使うことが出来ないのをまず念頭に入れておかなければなりません。

その理由はiPadのセルラーモデルはデータ通信専用の規格となっており、iPhoneのようにiPad単体で「電話番号」や「SMS」を利用することはできません。　※iPhoneと連携し、iPhoneで使用中の電話番号とSNSの送受信は可能ですがiPadだけではこの機能は働きません。

Apple公式より抜粋：Wi-Fi + Cellularモデルは携帯電話サービスをサポートしていません。モバイルデータ通信でのデータ転送のみをサポートしています。いずれかのiPadのモデルで電話をかけるには、Wi-Fi通話とiPhoneを使用する必要があります。

iPadユーザーズガイド（Apple公式）

よって格安SIM業者では「音声通話専用SIM」「SMSデータ専用SIM」「データ通信専用SIM」の3タイプがあり、どちらのSIMを契約してもiPadでは利用できますが、iPad単体で音声通話とSMSが利用できないため、料金が安い「データ通信専用SIM」を選択すべきです。

ahamoやUQmobileやYmobileをiPad用の格安SIMとしておすすめをしている業者やサイトがありますが、iPadでは使えない＆必要ない音声通話機能などが含まれている上にデータ専用SIMより月額が高くなり正直それをおすすめするのはナンセンスです。

SIMを利用するiPadユーザーにとって本当に良いものを紹介してほしいと思いますが、大人の事情もあるのでしょう。

この特徴を念頭に入れた上で以下ではiPadにおすすめできる格安SIMと最安で使えるプランをまとめています。

iPadに使えるおすすめの格安SIM業者一覧

ここではiPadにぴったりなデータ専用SIMをメインとし、音声通話（電話番号付き）SIMでもデータ専用と料金が変わらず安く利用できるタイプも含めて、おすすめできる格安SIMを一挙にまとめました。

月額料金だけではなく、その格安SIM業者専用で行っている使えるオプションやデータを消費しないカウントフリーなどの機能を含めたプランもあるのでチェックしてみてください。

	IIJmio	マイネオ	リンクスメイト	イオンモバイル	LINEMO	楽天モバイル	NUROモバイル	povo
月額料金	440円〜 （2GB/eSIM）	250円〜 （マイそく）	165円〜 （100MB）	528円〜 （1GB）	990円〜 （3GB）	1,078円〜 （〜3GB）	627円〜 （3GB）	0円〜 （0GB）
データプラン	2GB〜20GB	低速使い放題〜20GB	100MB〜1TB	1GB〜50GB	3GB/20GB	3GB〜無制限	1GB〜40GB	1GB〜150GB
データくりこし		マイピタプランのみ
データフリー			＋550円で対象のゲームとSNS　（Twitter、Instagram、Facebook）がカウントフリー		LINE		LINE （通話・ビデオ通話以外のトーク全般） ＋ NEOプランならSNS
データ超過時の 速度制限	300Kbps	32Kbps （マイそく） 200Kbps （マイピタ）	200Kbps （20GB以上は1Mbps）	200Kbps	300Kbps	128Kbps	200Kbps	128Kbps
iPadとの相性
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iPadにSIMを差し込んで利用できる格安SIMは上記の8社がおすすめで、月間に利用するデータ通信量やくりこし機能、特定アプリが使い放題になるデータフリーがあるプランなどiPadをネット接続して何を使うかを理解した上でそれに合う会社を選択してみてください。

※LINEMOとpovo、NUROモバイルの3GB以下のプランは音声通話もセットになったSIMのみの提供となり、データ専用SIMは提供されていません。

【データ専用】パケットデータ毎で最安なプランを比較

iPadで利用する月間のパケットデータがある程度把握できてるのであれば、毎月利用するギガ数に応じて最安で使える格安SIMを以下で確認出来ます。

1GB〜10GBの格安SIM業者の比較

	（くりこしOK）	（くりこしOK）	（くりこしOK）	（くりこしOK）	（マイピタプランはくりこしOK）	（くりこし不可）	（くりこし不可）	（くりこし不可）
1GB		＼最安値／ 385円		528円	880円			390円 （7日間）
2GB	440円	＼最安値／ 418円		748円
3GB		＼最安値／ 550円	627円	858円		1,078円	990円	990円 （7日間）
4GB		＼最安値／ 726円		968円
5GB	＼最安値／ 660円	858円	825円	1,078円	1,265円
6GB		＼最安値／ 990円		1,188円
7GB		＼最安値／ 1,111円		1,298円
8GB		＼最安値／ 1,254円		1,408円
9GB		＼最安値／ 1,353円		1,518円
10GB	＼最安値／ 1,100円	1,518円	1,320円	1,628円

月間1GB〜4GBまでであればリンクスメイトが最安となり5GB、10GBならIIJmioが最安値となります。

11GB〜100GBの格安SIM業者の比較

	（くりこしOK）	（くりこしOK）	（くりこしOK）	（くりこしOK）	（マイピタプランはくりこしOK）	（くりこし不可）	（くりこし不可）	（くりこし不可）
15GB	＼最安値／ 1,430円
20GB	＼最安値／ 1,650円	2,618円	2,699円	1,738円	1,925円	2,178円	2,728円	2,700円 （30日間）
30GB	2,340円	3,553円		＼最安値／ 2,288円
40GB	2,940円	4,488円	3,980円	＼最安値／ 2,838円
50GB	3,540円	5,148円		＼最安値／ 3,388円
60GB				＼最安値／ 3,938円				6,490円 （90日間）
70GB				＼最安値／ 4,488円
80GB		6,908円		＼最安値／ 5,038円
90GB				5,588円	＼最安値／ 990円 （低速1.5Mbps） ※3日10GBの制限
100GB		7,953円		＼最安値／ 6,138円

15GB〜20GBまでであればIIJmioが1,500円〜3,000円台で非常に安くおすすめで、30GB〜100GBあたりまではイオンモバイルが2024年4月から改良した新料金により最安値となっています。

ただし、もしも50GB以上のデータ利用であれば無制限で3,000円台となる楽天モバイルの方がコスパが高くなります。

200GB〜無制限の格安SIM業者の比較

	（くりこしOK）	（くりこしOK）	（くりこしOK）	（くりこしOK）	（マイピタプランはくりこしOK）	（くりこし不可）	（くりこし不可）	（くりこし不可）
150GB				＼最安値／ 8,888円				12,980円 （180日間）
200GB		12,903円		＼最安値／ 11,638円
無制限						＼最安値／ 3,278円

150GB〜200GBのプランはリンクスメイトとpovoがありますが、ギガ数に対してのコストが高すぎるので、150GB以上であれば無制限で3,278円で使える楽天モバイルが最強です。

また格安SIM業者ではほとんどのタイプが余ったパケットデータを翌月に繰り越すことができ無駄なく利用することが出来ますが、キャリアのサブブランドは基本余ったデータのくりこしが出来ないので注意です。

データ量も少なく最小プランで最も安く使うのであればリンクスメイト、なるべく安く多くのでデータ通信を行いたいならIIJmioやイオンモバイルが使い勝手が良いです。

その他の楽天モバイルはより多くのデータ通信を使いたい方や、LINEのビデオ通話などを使い放題にしたい場合にはLINEMOが適したプランとなります。

もちろんiPadだけではなく、たまにスマホなどに差し込んで通話を行うかもしれないという場合は音声通話付きSIMを選んでおくというのもOKだと思います。

「IIJmio」5/10/15/20GBが最安で使える格安SIM

IIJmioはMVNO事業として2008年に初めてデータ通信用SIMを提供したサービスとして歴史が長い格安SIM業者の一つで、現在格安SIMジャンルではシェアNO.1となっています。

iPadでデータ通信を行うにあたり5GBぐらいのちょうど良いパケットデータ量ならeSIMプランで最安値で使えるのもこの事業者の特徴です。

また料金の安さでも定評があり、iPadに差し込むデータ専用の格安SIMでは最もおすすめできる業者でもあり、そのプランがeSIMのデータ通信専用SIMです。

またアンケート調査では格安SIMの費用を1,000円以下に抑えたいiPadユーザーが大半であるため、eSIMが使えるiPadであれば5GBで660円、10GBのそこそこの容量でもギリ1,100円で使えるコスパの高さです。

iPad本体の仕様では音声通話とSMSは使えないため、音声通話とSMS機能を省いてなるべく安く利用できる格安SIMを使うのが賢い選び方です。

そこで使えない無駄な機能を省きながら料金を抑えられるデータ通信のSIMを提供しているIIJmioの「データeSIMプラン」なら2GBで440円、5GBでも660円、10GBでも1,100円と非常に安く、そして余ったデータは翌月にくりこしが可能なため、使い勝手も◎。

iPadにおすすめのIIJmioのプラン「データeSIM」

パケットデータ	月額料金
2GB	440円
5GB	660円
10GB	1,100円
15GB	1,430円
20GB	1,650円
30GB	2,340円
40GB	2,940円
50GB	3,540円

iPadでもライトにデータを使いたいという方に余ったデータはくりこしもでき、料金が最も安くコスパに優れた格安SIMです。

さらにはデータシェア機能も使え、例えばiPhoneでもIIJmioを利用していれば月間に使えるパケットデータ量をiPhoneとiPadでシェアすることも可能です。

またiPadが5G通信対応であればIIJmioは5Gオプションが無料で使えるため、エリア内では5G通信も利用可能です。

＼月額割引中／

IIJmioの最安プランを使うにはeSIM対応プラン、さらにiPadがeSIMに対応している必要があります。

※なんとしても安く使うならIIJmioからiPadを入手する際もeSIM対応のiPadを選ぶように注意が必要です。

「mineo（マイネオ）」低速＆データ使い放題で安い

通信速度にそこまでこだわりがないけども、たくさんデータを使えて安い料金でiPadを利用したいならマイネオがおすすめ。

またスマホよりも使用頻度が少なく、使いたい時以外はメール受信等で十分という場合にはマイそくスーパーライトで250円で32Kbpsの低速通信ではありますが、一応ネット利用をすることが可能です。

iPadにおすすめのマイネオの「マイそく」プラン

通信速度	月間データ容量	月額料金
32Kbps	無制限	250円
300Kbps	使い放題 （3日10GB以内利用を推奨）	660円
1.5Mbps （おすすめ）	使い放題 （3日10GB以内利用を推奨）	990円
3Mbps	使い放題 （3日10GB以内利用を推奨）	2,200円

マイネオの「マイそく」は通信速度と制限されるかわりにたっぷりのデータ通信が利用できて料金が非常に安い使い勝手のよいプランです。

最もおすすめなのは常時1.5Mbpsの速度で使い放題となる「マイそくスタンダードプラン（990円/月）」はSNS、動画、検索、その他高速データ通信を必要としない日常使いであればマイネオを実際に使っているユーザーの満足度は高いようです。

マイそくプランの300Kbps〜3Mbpsプランは月〜金の12-13時は32Kbpsの速度規制が行われ、さらに直近3日で10GB以上利用した場合のは速度制限が実施されます。※この制約があることで月々の料金を抑えられているプランとなります。

また24時間/198円で高速通信でデータ使い放題にできるオプションも用意されているので、旅行時、災害時に活用することができるのも最大のメリットです。※このオプション利用時は3日10GBの制限もありません。

同じようなプランでauのpovoが存在しますが、24時間使い放題は330円/回、1GBチャージは390円/回とオプション利用の金額が高いのでマイネオの方がコスパが良いです。

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平日の12〜13時に必ずお昼休みと取る方や、完全に無制限で利用したい場合は多少料金が高くなりますがいつでも気にせず高速通信が使える楽天モバイルを検討するのが良いでしょう。

「リンクスメイト」1GB〜4GBは最安値でゲームメインの方におすすめ

パケットデータ利用量を100MB〜と非常に細かくプランの設定ができ、自分の本当に使いたいデータ量が見つかるリンクスメイト。

それだけではなく、550円のカウントフリーオプションを選択すると対象ゲームやSNS、対象コンテンツがパケットデータを気にせずに使い放題で利用することができます。

対象のSNSはインスタグラム、Twitter、フェイスブック、また動画はニコニコ動画やAbemaTVやU-NEXTなど、これらのアプリは月のデータ容量がなくなって低速になった状態でもオプション加入者は高速通信のままずっと使えてしまえるスグレモノです。

使い放題となる対象コンテンツ・SNSアプリは以下

SNS	instagram、Twitter、Facebook
コンテンツ	Abema TV、Abemaマンガ、AWA、enza、OPENREC.tv、Kidsroo、グランブルーファンタジースカイコンパス、Game With、コミックガルド、コミックガルド＋、サイコミ、Shadowverse EVOLVE Supporter、ニコニコ動画、ノベルバ、Video Market、ファミ通app、ファミ通.com、pixivコミック、まんが王国、マンガほっと、Mirrativ、U-NEXT、DMM GAMES、Apple Store（対象アプリ）、Google Play（対象アプリ）、リンクスメイトweb

もちろん月内に使い切れず余ったパケットデータは翌日にくりこしができます。

iPadにおすすめのリンクスメイトのプラン

パケットデータ	月額料金 （データ通信のみSIM）	カウントフリーオプション
100MB〜1GB	165〜385円	＋550円 合計：715〜935円
2〜10GB	418〜1,518円	＋550円 合計：968〜2,068円

カウントフリー対象のアプリで事足りる場合はデータ専用SIM最小の100MB/165円にカウントフリーオプションの550円で最少額715円のiPadの格安プランを組むことも可能です。

データ容量別のプランは非常に細かくあり、月単位でプランの変更も可能になっているのでiPadでのデータ通信頻度とすり合わせて自分にぴったりのデータプランと料金プランを一番見つけやすいでしょう。

＼ カウントフリーが熱い ／

「イオンモバイル」30GB以上なら最安＆実店舗でのサポートも手厚い

格安SIMは店舗でのサポートがあまり行われていない業態となりますが、イオンモバイルは全国200店舗以上の店舗での販売・サポートを行っており格安SIMが初めての方にもおすすめです。

全国に点在するイオンモバイル店舗はイオンモールやイオンスタイル等の複合施設内にあります。

iPadに利用するデータ専用SIMであれば0.5GB〜最大200GBまでのパケットデータの選択が細かくできるデータ専用プランがあります。

特にイオンモバイルはシェアプランに長けており、自分以外の家族もiPadを所有しデータ通信を行うのであればシェアを行うことで家族全体の家計のコストを抑えられます。

またシェアするデータ量はひとりあたりの利用量の上限を設定できるので、家族の一人が極端に使いすぎるという事も防ぐことが可能です。

iPadにおすすめのイオンモバイルのデータ専用プラン

パケットデータ	月額料金
30GB	2,288円
40GB	2,838円
50GB	3,388円
60GB	3,938円
70GB	4,488円
80GB	5,038円
90GB	5,588円
100GB	6,138円
150GB	8,888円
200GB	11,638円

あまったデータはもちろん翌月へくりこすことができ、プランも細かく月単位でデータプランの変更もできます。

＼大容量のデータプランとシェアが安い／

「LINEMO」LINEが使い放題

3GBで990円でさらにLINEのトーク、写真や動画の送受信、音声通話、ビデオ通話がすべてカウントフリーで使えるLINEをヘビーに使う人には最も特化したLINEMO。

iPadでもスマホで使っているLINEをそのまま使うこともできますが、iPad専用のLINEを新しく作成し使うことも可能で、LINEを使ったビデオ通話がし放題となればビデオ会議やオンライン学習に適しています。

iPadにおすすめのLINEMOのミニプラン

パケットデータ量	3GB
月額料金	990円
カウントフリー （パケットデータを消費しない）	LINEアプリの「トーク」「音声通話」「ビデオ通話」
キャンペーン	月額料金が最大8ヶ月実質無料 （PayPayポイントで990円相当を還元）

3GBのミニプランはキャンペーン中で990円の月額料金と同じ990円相当のPayPayポイントをバックしているので利用開始からしばらくは実質無料で使える点も見逃せません。

また通信品質も格安SIM品質よりも高いソフトバンクのサブブランドという立ち位置となるため、高品質な4G、5G通信が利用できるのもこのLINEMOのメリットです。

＼高額なPayPayポイント還元中／

「楽天モバイル」iPadで無制限、データ使い放題するならこれ一択

最小データ量は3GBで1,078円〜で上限は無制限で使い放題でも3,278円で使える最強プランのこの料金設定では他の格安SIMや大手キャリアでも右に出るものはないヘビーユーザーにとっては最高コスパの楽天モバイル。

また昨年2023年7月からはデータ専用SIMをスタートさせましたが、音声通話SIMと同じ料金は据え置きとなっているのでどちらを選んでも構いませんが、普段はiPadで利用しつつ、万が一スマホにSIMを差し替えて使う場合は電話番号発信も可能となる音声通話SIMを選んでおいて良いのではないかと思います。

2024年からはプラチナバンド開始する予定で、今までエリアの弱点であった建物内、地下などが徐々に解消されていくでしょうから、大手3キャリアの無制限プランの半額以下で使える楽天はより最強になりそうです。

iPadにおすすめの楽天モバイルのプラン

月間データ容量	月額料金
〜3GBまで	1,078円
〜20GBまで	2,178円
無制限	3,278円

楽天モバイルのプランはRakuten最強プランというワンプランのみとなり、使った分だけの支払いとなる従量制でデータ使用量が月によって変動する方はその使った分だけの支払いとなるので経済的です。

またiPadで高画質な映像も見放題も可能ですし、通信を使いすぎても上限リミットの料金も抑えられているので安心感があります。

＼キャンペーンが豊富／

「NUROモバイル」データフリーが付属したプラン

ソニーグループが運営するNUROモバイルは、そこまでたくさん通信を行わないiPadユーザーにとっては5GB＋データ専用SIMで825円＋LINEトークがデータフリーとなるバリューデータフリーが無料使えます。

月額料金だけで比較すると特段と安い訳ではありませんが、特にLINEトークや画像や動画ファイルの添付の頻度が多い場合はその通信はカウントされないので5GBのパケットデータをうまく他に活用できます。

また余ったデータはくりこしも以外でも、家族やカップル、友人が同じくNUROモバイルユーザーであれば、パケットをプレゼントしてシェアをすることができます。

iPadにおすすめのNUROモバイルのVSプラン（データ専用）

パケットデータ量	5GB
月額料金	825円
カウントフリー （パケットデータを消費しない）	LINE （トークの利用がカウントフリー）
キャンペーン	新規・乗り換えで6か月間は月額が割引

5GBもいらない方は2GBで440円のIIJmioを選択するのも良いですが、複数契約（家族も含め）利用する場合はiPadに限らずスマホでもデータシェアを活用する方法もありです。

＼5G以上はLINEトークフリー／

「povo」基本0円で使いたい時だけのスポット利用

普段はWiFiを使い、iPad本体で全くデータ通信を行うことが無い日が数日もあるという場合には基本無料で使い、万が一iPad単体で通信したい時だけデータをトッピングしてそれ以外の月は基本利用料が無料で使えるpovoがおすすめです。

1GBが追加で390円（7日間）やデータ使い放題が330円（24時間）などその日やその一週間などで使う用途を決められアプリにるトッピングですぐにその場で適用して使える自在な格安SIMです。

ただし1GBの追加トッピングは7日間という短い期間となっており制約も多いので、普段から少しでも通信するのであればマイネオの方が24時間使い放題オプションも安いです。

またpovoではトッピングにてチャージしたギガに関しては定められた日数で消滅し、くりこしなどもできません。

またpovoは今まで音声通話付きのSIMしか発行出来ませんでしたが、今ではデータ専用SIMのみの発行もできます。これにより本人確認書類が不要となり（18歳以上）より申し込み手順が簡略化され発行しやすくなっています。

povoでトッピングした場合と他の格安SIMを比較

	1GB	2GB	3GB	20GB
povo	390円 （7日間のみ）	780円 ※1GB×2 （7日間のみ）	990円 （30日間のみ）	2,700円 （30日間のみ）
IIJmio	–	440円 （くりこしOK）	–	1,650円 （くりこしOK）
NUROモバイル	–	–	672円 （くりこしOK）	2,699円 （くりこしOK）
イオンモバイル	528円 （くりこしOK）	748円 （くりこしOK）	858円 （くりこしOK）	1,738円 （くりこしOK）
リンクスメイト	385円 （くりこしOK）	418円 （くりこしOK）	550円 （くりこしOK）	2,618円 （くりこしOK）

基本0円はメリットですが、少しでもトッピングを行うとその反動（金額）は急激に大きくなるのでiPadで普段から通信利用をするのかWiFiをうまく駆使してたまにiPadで通信を行うのかをよく考えて検討するのが良いです。

iPadで格安SIMの電話番号による通話はできない

前述でも説明していますが、iPadはセルラー版（Wi-Fi＋Cellular）であってもiPhoneのようにiPad単体で電話番号による発着信を行うことはできません。

ただしiPhoneを所有している場合は同じApple IDアカウントでサインインすることによりiPhone経由でiPadによる通話は可能となっています。

iPad単体での利用ではSMSが使えない

格安SIMには音声通話SIM、SMSデータ専用SIM、データ専用SIMと3つのSIMのタイプから選ぶことができますが、iPadにSIMを差し込んでも電話番号発信はもちろんですが、電話番号のSMSの送受信もできません。

よってアプリなどの利用によってSMS認証を行う場合はSMS認証を行うことができるiPhoneと連携した場合のみ利用することができます。

そうなるとiPad単体で格安SIMを契約してもその格安SIMの電話番号を使ったSMS認証などはできない点だけ注意が必要です。

iPadにおすすめの格安SIMまとめ

iPadにおすすめできる格安SIM業者は今回紹介した7社が最もおすすめでき、自分がiPadを使ってどれくらい通信を行うのか？何をメインに使うのかによって選別できるプランが揃っています。

iPadのネット通信の用途	おすすめの格安SIM
ブラウザやちょとしたSNSやメールなどの利用で、少量データしか使わずでコストを優先する	IIJmio リンクスメイト マイネオ NUROモバイル イオンモバイル
ゲームやSNS、動画、マンガなど多様なアプリでデータ通信を行う	リンクスメイト マイネオ
LINEを使った通話・ビデオ通話が多い	LINEMO
動画もSNSもゲームもビデオ会議もフルに使いたくさんデータ通信を行う	楽天モバイル
持ち出す頻度が少なくたまに使うことがあるかもしれない程度	povo

iPadの用途では上記のような分け方で格安SIM選びの参考にできると思いますので、自分のiPadにぴったりな格安SIMを是非見つけてみてください。

これから新しいiPadを検討中の方は以下で販売中のiPadを比較しています。

パケットデータ毎で選ぶなら以下も参考に