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【実機レビュー】iPhone SE(第2世代)が最強コスパの理由と旧SEと比較。

2020年4月に発売となったiPhone SE(第2世代)の実機をレビューします。

iPhone SE(第2世代)の実機をレビュー
アップル製品は今まで幾度となく購入しては開封を繰り返してはきましたが、毎回ピカピカな外箱を見ると毎度テンションが上がってしまう不思議。
iPhone史上今までにないほどコスパが良く最強の廉価版となっているiPhone SEですが、外箱はいつもどおりのずっしりとした高級感がある佇まいです。

今回私が購入したiPhone SEのカラーはホワイト(白)です。赤、ブラック、ホワイトの3色の中では一番指紋が目立たないカラーです。
またこのiPhone SEは今までのiPhoneの6、7、8よりも発売当初の価格が大幅に値下げされているのにもかかわらず、同等の質感で背面がガラス、側面はアルミをあしらった妥協がないボディです。
1点だけ今までのホワイトカラーと異なるのが6、7、8シリーズではホワイトやシルバーカラーは正面のベゼルカラーも白でしたが今回はベゼルは黒のみです。

前面ボディのベゼルも黒になったことにより没頭感もあり、画面オフの状態は一枚板のようになるのでこの変更は私はいいのではないかと思いますが、白ベゼルの個性や遊びココロは少し減ったのかなと思います。
充電ケーブルは相変わらずLightningケーブルで充電を行うので今まで使っていたiPhoneの充電ケーブルを使いまわすことができます。

iPhone SEのサイズ感はちょうどよい
iPhone SEのサイズ感を気にしている方は多いと思います。
本体はiPhone8と本当に同じなのであまり大きく変化があるわけではないのですが、手のひらに収まる最大のギリギリサイズで【ちょうど良い】んです。

iPhone5、6、7あたりを使っている方には自然な乗り換えができますが、旧iPhone SEを使っている方には多少の戸惑いを感じてしまうサイズ感かもしれません。
それでも価格帯・サイズ感・iPhone8から追加された機能を含めるとiPhone史上一番コスパに優れたiPhoneなのは間違いないです。
楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」も使える
このiPhone SEは2,980円でLTE回線が使い放題で話題となっている楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」でもしっかり動作してくれました。
iPhone XSやXR、そして11や11Proでは利用ができるのですが、Touch IDに対応したiPhone6、7、8では動作しなかったでこの対応は嬉しいでしょう。

iPhone SEで楽天モバイルを使うにはnanoSIM(物理SIM)の場合はSIMを差し込んで「設定」>「モバイル通信」>「通話のオプション」>「音声通話とデータ」>「LTE,VoLTEオン」にチェックを入れることで利用できるようになりました。

iPhone 11と同じチップで処理能力は高い
この小さい個体にiPhone 11と同じチップが採用されているので当然ながらグラフィックが高いゲームでもカクカクならずサクサクと動いてくれます。
同等の処理性能のスマホと価格 | |
iPhone SE | 4〜6万円 |
iPhone 11 | 7〜9万円 |
Galaxy S20 | 9〜10万円 |
Xperia 1 II | 11〜12万円 |
AQUOS R5G | 12〜13万円 |

10万スマホが当たり前の時代にiPhone SEの価格は驚異的
これほどの処理能力と機能を備えたのにも関わらずこの価格帯で出せるAppleの戦略に多くの方がびっくりしてるでしょう。
iPhone 11 Pro MAX | Galaxy S20 | iPhone SE |
本体:119,800円 | 本体:97,460〜133,280円 | 本体:44,800円 AirPods:22,800円 iPad:32,800円 |
合計:119,800円 | 合計:97,460 〜133,280円 |
合計:100,400円 |

初代iPhone SEと新型iPhone SEを比較
iPhone8からは外観が全く変わっていないので比べてもしょうがないので、今回のiPhoneのネーミングに素直に従い「初代iPhone SE」と「iPhone SE(第2世代)」を比較していきます。

左が旧SE、右が新型SE
並べてみると大きく変わっているのはまず一目で分かりやすいサイズです。
旧型iPhone SEは4インチに対し、新しいiPhone SEは4.7インチです。


左が旧SE、右が新型SE
背面を見ても一目瞭然です。旧SEと比べると新型SEの方が細長くスタイリッシュにも見えます。

左が旧SE、右が新型SE
旧型SEと厚みを比べると新型SEは薄いです。
どちらも持ちやすさ、そして軽さがあるのですが手が小さい方はいくら薄くても旧型の方が好みでしょうし、バランスを考えると新型SEであり、どちらも良い点があります。

下が旧SE、上が新型SE
また旧型iPhone SEには存在していたイヤホンジャックも今回のiPhone SEからは廃止されていますが、その代わり耐水・防塵仕様になっており機能向上とトレードオフになっています。

変わったのは外観やサイズだけではなくて初代iPhone SEから大きく変化している点はその処理性能の高さやカメラも変更されています。

左がiPhone 11 Pro、右がiPhone SE(第2世代)
ちなみに5.8インチのiPhone 11 Proと比べるとiPhone SEは若干小さいというレベル。それでいても薄さもiPhone SEの方が際立って細いです。
カメラを比較
次に初代iPhone SEと第2世代iPhone SEのカメラでの撮影写真を比較してみます。
実際に比較すると初代iPhone SEは白飛びし無理やり明るく撮ろうとしている感じがあります。逆に今回のiPhone SEは若干暗いですが暗所もクックリしている感じです。
拡大すると今回の第2世代iPhone SEの方が繊維が細かに残っています。
次に暗所での撮影です。どちらもナイトモードなどが搭載されていないのでフラッシュをオフにすると写真が暗くなってしまいますね。
拡大してみるとこちらも初代iPhone SEはくっきりさが失われて潰れてしまっています。やはり新型iPhone SEの方がカメラ性能も向上しているようです。
iPhone8と同等のカメラ性能ではあるので初代iPhone SEから進化しているのは間違いないでしょうし今回のSEにはアウトカメラでもインカメラでもポートレートモードが使えます。


とは言ってもiPhoneのカメラはどの最高グレードのiPhoneじゃなくても販売されてるiPhoneはどのグレードでも基本的に綺麗に撮影できるので、日常をさり気なく写真に撮っておきたい程度の方には全然iPhone SEでも十分すぎますよ。
LTE通信・WiFi通信の速度を比較
今回のiPhone SEはネット通信を行うためのLTE通信とWiFi通信の規格が初代iPhone SEとiPhone8よりも優れています。
格安SIMのLINEモバイルを使ってLTE通信の速度を測定してみましたが、今回のiPhone SEは同じLTE回線を使っているのにも関わらず4倍以上の下り速度の差がついています。

次は自宅の光回線にWiFi(無線)で接続し、その速度を比較してみました。
ちなみに私が自宅で使っているのは1Gbpsの光回線にWiFi6対応の【Archer AX10】というルーターを使っていますが、このWiFiの速度でも差が出ました。

iPhone SE(第2世代)のデメリット
内容だけ見ていくと、今回のiPhone SEは処理性能が高く多機能なのに価格が安いので「いいとこばかり」が目についてしまいますが、正直ダメな部分もいつかあります。
現在iPhone 11 Proメインで使っている私がこのiPhone SEに対して思ったデメリットがいくつかあるのでそれも紹介していきます。
電池持ちがあまり良くない
iPhone 11 Proを普段使っているので使ってから余計に感じるかもしれませんが、iPhone SEは案外バッテリーの減りが早く感じます。
同じA13チップを積んでいるせいもあってか、元々バッテリー容量がiPhone 11やProよりも少ないiPhone SEではバッテリーマネジメントがうまく行われていない可能性があります。

とは言っても、常にモバイルバッテリー持ち運ぶ方や充電器をバッグに忍ばせてる方はあまり気にしなくて良い問題でもありますけどね^^;
全面の黒ベゼル部分が太い

左がiPhone 11 Pro、右がiPhone SE

iPhone SE(第2世代)の変更点(良くなった点)を再確認
初代iPhone SEと細かく比較してきましたが、指紋認証に対応したiPhoneの8とも合わせて今回のiPhone SEの変更点(向上した機能)をまとめると以下のようになります。
iPhone SE(第2世代)で変わった点 | ||
iPhone8から変わらない点 | 本体の外観がほぼ一緒 | |
ディスプレイ解像度 | ||
Lightningケーブルの充電 | ||
初代iPhone SEから変わった点 | イヤホンジャックが無くなった | |
画面が大きなり厚みが薄くなった | ||
ワイヤレス充電に対応 | ||
Apple Payが使える | ||
耐水・防塵に対応 | ||
カメラ機能が向上+ポートレート | ||
iPhone8から変わった点 | ポートレート機能が向上 | |
フロントカメラの機能向上 | ||
WiFi6に対応 | ||
LTEがギガビット対応 | ||
処理性能チップがiPhone 11と同等 | ||
eSIMに対応してデュアルSIMが可能 | ||
3Dタッチが感覚タッチへ変更 |

ただしiPhone 11やiPhone 11 Proと大きく違うのはカメラです。シングルレンズとトリプルレンズで大きくカメラ性能が異なるのでよりきれいな写真を撮りたいならiPhone 11が2〜3万円ほど背伸びすれば届く価格帯になります。
【まとめ】多くのAppleユーザーのスタンダードになる
第2世代となったiPhone SEを触って使ってみましたが「大半のiPhoneユーザーはこれで十分すぎる」という結論になりました。
iPhoneSE(初代) | iPhone8 | iPhoneSE(第2世代) | |
チップ | A9 | A11 | A13 |
総合スコア (AnTuTu) |
144901 | 334893 | 499409 |
GPU グラフィック (AnTuTu) |
46864 | 103532 | 186079 |
発売日 | 2016年3月 | 2017年9月 | 2020年4月 |
発売当初の価格 (※税抜) |
64GB:64,800円 | 64GB:78,800円 | 64GB:44,800円 |
もちろん処理性能だけではなく、今まで使っていた格安SIMやモバイル回線のLTE通信もより高速なものに向上しアプリの動作もネット通信の速度もサクサクです。

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