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新型iPhoneXsとXRは実際にどうなのか。iPhoneX所有の私の感想。

9月13日に発表されたiPhoneXs、Xs MAX、XR。深夜のiPhoneの発表Liveをずっと見ていました。

iPhoneXからスペックアップした部分を比較
今回のiPhoneXs、iPhoneXs Max、iPhoneXRが昨年発売されたiPhoneXと比べてどれくらいスペックアップしているのか表にしてみました。
- 緑色 → スペックアップしている部分
- 茶色 → スペックダウンしている部分
iPhoneX (2017モデル) |
iPhoneXR (2018モデル) |
iPhoneXs (2018モデル) |
iPhoneXs Max (2018モデル) |
|
サイズ | 5.8インチ | 6.1インチ | 5.8インチ | 6.5インチ |
解像度 | 2436×1125 (Super Retina ) |
1792×828 (Liquid Retina ) |
2436×1125 (Super Retina ) |
2688×1242 (Super Retina ) |
ピクセル | 458ppi | 326ppi | 458ppi | 458ppi |
3D Touch | あり | なし | あり | なし |
チップ (プロセッサ) |
A11 Bionicチップ | A12 Bionicチップ |
A12 Bionicチップ |
A12 Bionicチップ |
容量 | 64GB 256GB |
64GB 128GB 256GB |
64GB 256GB 512GB |
64GB 256GB 512GB |
認証機能 | FaceID | FaceID |
FaceID |
FaceID |
カメラ | 12MP デュアル |
12MP シングル |
12MP デュアル |
12MP デュアル |
防沫・耐水・防塵 | IP67等級 | IP67等級 | IP68等級 | IP68等級 |
バッテリー | インターネット:最大11時間 ビデオ再生:最大13時間 |
インターネット:最大15時間 ビデオ再生:最大16時間 |
インターネット:最大12時間 ビデオ再生:最大14時間 |
インターネット:最大13時間 ビデオ再生:最大15時間 |
SIMカード | nano-SIM (シングル) |
nano-SIM eSIM (デュアルSIM) |
nano-SIM eSIM (デュアルSIM) |
nano-SIM eSIM (デュアルSIM) |
本体カラー | スペースグレイ シルバー |
ブルー ホワイト ブラック イエロー コーラル レッド |
スペースグレイ シルバー ゴールド |
スペースグレイ シルバー ゴールド |
重量 | 174g | 194g | 177g | 208g |
ざっくり比較するとiPhoneXと比べてXsとXs Maxは多少のスペックアップが行われています。特にA12チップを導入することで今までの2倍以上の処理能力がアップはしています。
逆に今回目新しいXRに関しては液晶ディスプレイ、カメラなどのスペックはiPhoneXと比べてスペックダウンしているものの、4機種の中ではカラーバリエーションが豊富な点とバッテリー駆動時間が一番長いというメリットがります。
XRに関してはiPhone7、iPhone8を使っていた層を狙っての低価格版として捉えると良いかなと感じます。
今回の新型iPhoneは3機種ともデュアルSIMに対応
iPhoneシリーズでは初となるデュアルSIM。このメリットは例えば国内SIMを挿したまま海外へ行った際にもう一つのSIM側に海外のモバイル回線業者の通信を登録することでSIMの差し替えをせずに使えるというメリットがあります。
ただし今回の新型iPhoneはデュアルSIMでも片方のSIMはeSIMとなっており、日本市場ではまだeSIMに対応しておらず、SIMを切り替えて使うことは現時点ではできません。

このデュアルSIM対応については後半でまたお話しします。
今後はTouchID廃止でFaceID一択に
今回のiPhone3機種はすべてTouchIDが廃止され、FaceID一択になっています。
ということは今後発売されるiPhoneからはTouchIDが搭載された機種は出てこないかもしれません。

どうしても指紋認証でのTouchIDでなければ嫌!という方は現行販売されているiPhone8、iPhone8Plusが最良の選択となります。
iPhone8に関する記事
価格やバッテリー含めてiPhoneXRは人気
スペックが高ければ高いことに越したことはないという人は除いたとして、一般的にな方がスマートフォンに望む機能としては
- バッテリーが長く持つ
- カメラが綺麗に撮影できる
が最も重要なのではないかと思います。
そもそも現在販売されているスマートフォンの大体の液晶画面は綺麗です。液晶の解像度の差で綺麗かそうでないか?の判断は現在レベルでは人間の肉眼で見分けるのもミクロの世界で限界があります。

低価格なスマホでもある程度カメラ性能は良いですし、多くの人がアプリで加工するため元の画像がそんなに綺麗でなくても良い若年層も多いことが事実です。
そうなってくると価格帯、個性の出せるカラー展開、バッテリーが長く持つということでiPhone XRが一番人気になるのではないかと思っています。
また、単体撮影や団体撮影でも誰かに撮影してもらわずに「インカメラ」を使って綺麗に撮影したい需要があることを考えるとiPhoneXRはiPhoneXやXsと遜色ないフロントカメラを搭載しているのでこれも嬉しいポイントではないでしょか。
【注意】3DTouch排除でLINEの既読せずに閲覧する機能が使えない
今までiPhone6s、iPhone7、iPhone8に搭載されていた3D Touch機能がiPhoneXRでは搭載されなくなっています。

3DTouch機能が省かれたのかは謎ですが、もしもこの液晶を強く押し込む機能を多様していた方には残念なお知らせなので気をつけましょう。
もちろん変わりにFaceIDによるiPhoneを解除をした状態で通知されたLINEトークをチェックすることはできるのであまり影響はないかもしれません。

iPhoneXsはiPhoneXを持っていない方は買い
iPhoneXでも十分だと感じます。逆にiPhoneXが今後在庫処分で安くなる可能性があるのでそこまでスペック重視でなければ、ケータイショップなどでiPhoneXへ乗り換える方にはチャンスかもしれません。
また去年のiPhoneXに少しでも魅力を感じていた方で最新機種がほしい方はiPhoneXsとiPhoneXs Maxはマイナーチェンジと言えど更にブラッシュアップされているのでおすすめできます。
- カメラ機能の強化
- 処理速度の向上
- ポートレートモード、ボケ感の強化
- 防水機能の強化
- インカメラのスペックアップ
- デュアルSIMに対応
iPhoneXから劇的な進化は遂げているわけではないですが、着実にアップグレードはしているので特にカメラ機能などや撮影にこだわる人はiPhoneXsは買いですね。
また特に大画面で高精鋭な液晶ディスプレイを使いたいならiPhoneXs MaxがXsよりも更に高解像度になっておりまたバッテリー時間も多少長いのでおすすめです。
デュアルSIMでもeSIMは日本キャリアでは導入するか不明
先程も少し触れましたが、格安SIMを複数契約している層からすると今回の新型iPhoneのデュアルSIM対応に一瞬は「おお」という喜びがあったかもしれません。
ただし、今回日本で販売されるiPhoneXsのデュアルSIMは片方はeSIMとなっています。
eSIMは埋込み型SIMになり、SIMを入れ替えるなどの面倒な作業が不要でデータを登録することで気軽にキャリアを切り替えられるメリットがあります。
格安SIMでは現時点ではIIJ mioがベータ版として提供を行っていますが、音声SIMには対応していません。
どちらかというとこのeSIMシステムは簡単にデータを書き換えることで別の携帯キャリアに乗り換えることができるという機能があり、契約で縛りたい日本の通信キャリアでは逆に嫌がられる機能となっています。
ですから今後eSIMに対応する日本のモバイル業者が出てくるのかは全くわかりません。また格安SIM業者でもこのeSIMに対応するのもまだ当分先の話になると思います。


海外はeSIM対応が増えている
逆に海外ではeSIMに寛容的で対応している国は順次多くなっています。ですので日本と海外を行き来する方このiPhoneのデュアルSIMは非常にメリットが大きいのでは無いでしょうか。
日本国内のSIMはnanoSIMで差し込んでおき、海外ではeSIMに登録して海外通信を使うということを考えると今回のiPhoneは魅力的になると思います。

【まとめ】新型iPhoneXsはおすすめ、XRは注意が必要
iPhoneXsとXsMaxはiPhoneXを持っていない方からすれば処理能力向上とカメラ機能が非常に良くなっているためおすすめできると思います。
FaceIDの精度もかなり良いですし、ベゼルレスの全面液晶画面は非常に見やすくボタンがない画面操作にもすぐに慣れてくると思います。
TouchIDがほしい方は今安くなっているiPhone8やiPhone8Plusが逆におすすめできると思います。
またiPhoneXRに関してはカラーバリエーションが豊富なのとバッテリー駆動時間が一番長いということで長時間外出先にいる方には非常に有利だとは思いますが、3DTouchが排除された事による使えない機能をどう考えるかにかかっています。

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コメント
コメント一覧 (2件)
iPhoneXsは値段が高くてパソコンが購入できるレベルなんですよね。2年ぐらいのサイクルを考えたらそこまで出す価値があるのかどうか。
確かにそうなんですよね。12万〜16万円と考えると2年サイクルだと月5,000〜7,000円弱でしょうか。確かに費用対効果は悪い感じはします。ただ今はiPhoneはバッテリーやアップデートを考えると〜4.5年選手は行けるのではないかと思います。