【重要知識】WiMAXとLTEの違いと正直どっちが良いの?

【重要知識】WiMAXとLTEの違いと正直どっちが良いの?

現在どこでも持ち運んで利用できるポケットWi-Fiサービスは「WiMAX」「LTE」のこの2つが主流になっています。

そしてこのWiMAXとLTEの明確な違いとどちらに軍配が上がるのかも含めて解説していきます。

知っておくべきWiMAXとLTEの違い

WiMAXとLTEの違い

LTEとWiMAXは上記のように大きく分類されます。またLTEとWiMAXは互いに違う通信方式を用いており互いに独立して外で通信を行っています。

ちなみに巷で話題の格安SIM」はLTE通信の部類に入り、この大手3社のLTE回線を分けてもらいサービスを行っています。

厳密にはWiMAXもTD-LTEと呼ばれるLTEの種類の一つとして分類されています。ただし世間ではWiMAXとLTEとして認識されているのでここではスルーしておきます。

LTEとWiMAXは「周波数帯」が違う

LTEとWiMAXの基地局

周波数帯
LTE1,5GHz
1.7GHz
2GHz
700GHz
800MHz
900MHz
WiMAX2.5GHz帯

LTEとWiMAXとでは基地局も当然異なり実際に発している周波数帯も異なります。

またドコモ、au、ソフトバンク、Ymobileなどはモバイル通信の歴史も長いことから対応している周波数帯が多くこれがエリアの広さにも貢献していると言えます。
使っている周波数というのが多ければ多いほどやっぱり違うんですか?
そうです。どの地方でも地下などの場所でもやっぱりつながりやすいのはLTEが利用できる周波数帯ですね。

逆にWiMAXはプラチナバンドではない2.5GHz帯の高周波数の電波を利用しています。

移動通信システム用周波数の割当て状況(平成30年 総合通信基盤局 電波部 移動通信課)

LTEは障害物に強くWiMAXは弱い

建物などの障害物の関係する

周波数帯による特徴
LTE・地下や建物内でも電波が届きやすい
WiMAX・建物(コンクリート)に弱く電波が届きづらい

WiMAXはLTEが利用しているプラチナバンドと比べると、どうしてもコンクリートなどの建物内や地下まで電波を通しにくい性質をもっています。

よってコンクリートなどの建物や地下、地下鉄やトンネルなどの障害物が多い場所ではLTEの方が繋がりやすいです。
外でなかなか使うことが少ないから家の中が多いならLTEの方がいいんですかね。
そうとも限りません。WiMAXは最近では基地局を増やしており比較的建物内も繋がりやすくなってきています。

「利用可能なエリア」の違い

また当然ながらLTEとWiMAXとではそれぞれ異なる専用の基地局を設けているため、利用できるエリアなども異なります。

通信会社別エリアの人工カバー率
ドコモ・ソフトバンク・au・Ymobile99%
WiMAX90%

LTEはドコモやau、ソフトバンクが携帯3大キャリアとして基地局の増設やエリアを長い年月をかけて広げてきましたが、WiMAXは2009年から開始された後発のサービスのため全国の人口カバー率はまだ低い状況です。

比較的、市街地や都心などの中心部はほぼ普及はしていますが地方などのエリアではまだまだWiMAXが利用できないケースが多いのも事実です。

LTEとWiMAXのそれぞれの良い点

今までのLTEとWiMAXの違いを比較していくとどうしてもLTEにメリットが多く軍配が上がりそうですが、実はWiMAXにも良い点もあります。

LTEはエリアが広く繋がりやすい

LTEは繋がりやすい

LTEはWiMAXと比べても都心部以外の地方やレジャーでの山岳地帯など幅広いエリアのお陰で旅行時などの通信手段としては断トツでエリアの強さを発揮しています。

実際にWiMAXを持っている私が体感していますが地方の旅館への旅行、ドライブ中のトンネル、新幹線での移動時などWiMAXが圏外になるケースが多くまだWiMAX一つだけでは不安が多いと感じています。

そういった意味ではいつでも確実にネット接続ができるLTEの通信は心強いのは間違いありません。

WiMAXは安は料金が安い

LTE通信は毎月支払う料金はどうしても高くなりがちです。特に今は多くの人が動画やネットを多様することでデータ通信量を多く消費する傾向にあります。

そして今の所多くのサービスが通信パケットに制限がありパケット定額の上限を上げるほど料金も比例して高くなることが多いです。

データ量月額料金
ドコモ20GB
30GB
6,000円
8,000円
au20GB
30GB
6,000円
8,000円
ソフトバンク20GB
50GB
6,000円
7,000円
Ymobile21GB4,980円
WiMAX上限なし4,380円

このようにLTEとWiMAXの料金プランを比較するとWiMAXは良心的な料金設定に比べLTEはどうしても5,000円以上を超えてしまう料金プランがほとんどなのが分かると思います。

LTEは格安SIMも含めるとプランが豊富

会社別プラン名料金
WiMAX回線
WiMAX・月7GBのライトプラン
・上限なしのギガ放題
3,696円
4,380円
LTE回線
ソフトバンク・ウルトラギガモンスター+
・ウルトラギガモンスター
・ミニモンスター
5,980円
7,000円
1,980円
au・スーパーデジラ30
・スーパーデジラ20
・ピタットプラン
8,000円
6,000円
1,980円
ドコモ・ウルトラデータLLパック
・ウルトラデータLパック
・ベーシックパック
8,000円
6,000円
2,900円

WiMAXは「ギガ放題」と「7GBプラン」という2つのプランしか選択肢がありませんが、LTEは豊富な段階プランと格安SIMなどのサービスのお陰で段階的に非常に多くの料金プランが用意されています。

WiMAXはパケット通信の上限がない

またWiMAXには「ギガ放題」という強力な定額プランがあり、最大のメリットは「月○○GBまで」というデータ量の制限がないのが大きなメリットです。

ただし混雑回避のため、直近3日間に10GB以上超えた場合のみ一時的(約1日)の通信速度の制限が発生しますが、それ以外はほぼ気にせず通信ができます。

これで解決。WIMAXの「3日10GB制限」は足りない??気になる疑問をまとめ疑問解決。WIMAXの「3日10GB制限」は足りない??気になる疑問をまとめ

特に先程の都心や市街地の中心部などWiMAXの提供エリアが十分に利用できる方はこのWiMAXの方がたくさんデータ量の通信が使えてなおかつ安く利用できるのでおすすめできます。

ただしLTEにもわずかながらデータ量が無制限で3日10GBの通信制限がないWi-Fiサービスを提供しています。

LTEとWiMAXの速度はどちらが早いということはない

WiMAXもLTEも今後は下り最大速度が1000Mbpsを目指しており今後は自宅で利用できる光回線に匹敵するほどの速度を実現しようとしています。

しかしながら基地局からスマホやポケットWi-Fiに電波を受信するためにあらゆる障害物や混み合い具合によって光回線ほどの安定した速度の速さを得られるのにはまだまだ未熟なのも事実です。

実際にLTEでの通信とWiMAXの通信を同じ混み合うゴールデンタイム(夜23時頃)の時間帯で速度を比べてみましたが↓

東京都世田谷の自宅で比較

↑WiMAX

↑auの4G LTE

実際に大きな差はあまりありませんでした。

LTEもWiMAXもどちらも電波が良好な場所ではあまり差はないと思われます。

よってLTEが良いのかWiMAXが良いのかと迷っている方は

  • 地下などの建物内での利用が多い、または地方での利用を想定するなら「LTE」
  • 都心部住まいでWiMAXの通信が問題なければ「WiMAX」がおすすめ
と言えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。