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楽天モバイル1GB・5GB・20GB・無制限の段階制となった新プランを徹底検証

2021年1月に楽天モバイルのワンプラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅴ」が刷新され4月から「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」へと生まれ変わります。
これはプランの数が増えたのではなくて、今までの楽天モバイルの一つのプラン内でデータ容量ごとに段階制を設けて、毎月の2,980円の料金内で変動が起こることになりました。

従来からの大手3キャリア(ahamo、povo、Softbank on LINE)に対抗した新プランとなっており、結構衝撃的なプラン内容になっているため、他社との比較も織り交ぜて徹底検証していきます。
楽天モバイルの新プラン「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」
現在の楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT Ⅴ」のプランをおさらいすると
- 楽天エリアは無制限で使い放題
- エリア外はパートナーエリアを月5GBまで
- 通話はRakuten Linkアプリならかけ放題
- 月額料金は2,980円(税込3,278円)
- 300万人契約までは1年間無料
というこれでも十分な内容ではあったのですが、現状では楽天エリアが狭いのと大手3社が2,980円(税込3,278円)のプランを出してきたため、楽天モバイルはさらなるお得なプランを打ち出してきました。

今回新しく「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」として生まれ変わったプランでは新たに「1GBまで」「3GBまで」「20GBまで」の3段階の段階制が加わります。
楽天モバイルの料金プラン
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ (4月1日から自動切り替え) |
Rkuten UN-LIMIT Ⅴ (現行プラン) |
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キャンペーン | 1年間無料実施中 ※300万人限定で残りわずか |
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データ量 (楽天エリア) |
〜1GB | 無料 | 2,980円 (税込3,278円) |
〜3GB | 980円 (税込1,078円) |
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〜20GB | 1,980円 (税込2,178円) |
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〜無制限 | 2,980円 (税込3,278円) |
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パートナーエリア | 5GBまで (超過後は1Mbps) ※データチャージは1GB/550円(税込) |
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海外通信 | 2GBまで (66ヶ国) |
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音声通話 | 国内通話かけ放題 海外→国内も対象 国内SMS使い放題 (Rakuten Linkアプリ利用) |
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通信エリア | 楽天4G/5G/パートナーエリア | ||
キャリアメール | 2021年夏実装予定 |
1GBまでなら太っ腹の無料、そして3GBなら980円(税込1,078円)、ahamo、povo、Softbank on LINEの20GBで2,980円に対して1,980円(税込2,178円)、そしてもっと使う方は上限なしで2,980円(税込3,278円)という他社に対して本気を出してきた感じがありますね。

特に毎月1GB以下でデータ使用量が収まるのであれば、ずっと0円というのはかなり奮発していて逆に「楽天大丈夫なの?」と心配になりそうですが、楽天のサービスはモバイル通信だけではないので会員数(楽天経済圏)が増えてくれば問題がないのでしょう。
もしも家族が多くて子供にスマホを持たせなければならない場合などは1GB以内で利用できる範囲で毎月無料で終えるというのも全然ありでしょうし家計を圧迫することもありません。
また今回の料金プラン発表により今までに増して申込みが殺到しているようで、もう少しで1年無料で使える300万人に達するのも時間の問題でしょう。※新プラン発表時には契約者が220万人を超えているようです。
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もちろんパケットデータに対するコスパの良さだけではなく、楽天モバイルはこの料金内で国内通話がかけ放題(24時間)です。
Rakuten Linkアプリを使った電話番号発信となりますが、AndroidでもiPhoneでも使うことができます。
料金は非常に魅力的だけどもエリアは課題
実際に私も楽天モバイルのサービススタートから利用をしていますが、特に不満はありませんし東京都内にいた際には常に楽天モバイルエリアにつながっていたので快適でした。
ただし昨年の10月より神奈川県に引っ越してからはパートナーエリアにしかつながらず楽天公式サイトではエリア内にはなっていますが、楽天回線にはつながっていない様子です。
このエリア問題さえ早期に解決してくれれば料金も文句なしの最強のモバイル回線になると思います。
3社大手の新ブランドと楽天モバイルの比較

楽天モバイル公式サイトでは大手3社との比較表が掲載されており、ここによれば3社の上限20GBの料金で見れば毎月1,000円の差があります。
楽天モバイル | ahamo Softbank on LINE |
povo | ||
データ容量 | 1GB | 無料 | 2,980円 (税込3,278円) |
2,480円 (税込2,728円) |
3GB | 980円 (税込1,078円) |
|||
20GB | 1,980円 (税込2,178円) |
|||
無制限 | 2,980円 (税込3,278円) |
– | – | |
国内通話 | かけ放題 (24時間) |
5分かけ放題 ※24時間は+1,100円(税込) |
5分かけ放題 (+550円) ※24時間は+1,870円(税込) |
|
申し込み窓口 | WEB | ◎ | ◎ | ◎ |
店舗 | ◎ | × | × |
このように比較してみると大手3社は今回の値下げはかなり頑張っていると思いますが、それでも高給取りなのは否めません。
確かに通信エリアと回線品質は大手3社に軍配が上がりますが、もしも楽天エリア内で利用できる地域に住んでいるのであれば、日々の生活コストとして考えても楽天モバイルは非常にメリットが多いのではないでしょうか。

また今やテレワーク、オンライン会議などでテザリングを行う場合、わざわざ別途費用がかかる光回線を導入する必要もなくなり、ライト層には楽天のエリア次第では一本化できるのではないでしょうか。
1GBまで無料の段階制を比較

もちろん現在はどれだけ使っても1年間無料のキャンペーンを実施中で、それを使ってみて判断するのも良いですが、無料期間が終了した後でも1GBまでの利用なら永遠に無料というのも心強い強気なプランです。
今では格安SIMサービスも含め1GBのデータプランは多く存在するので比較をしてみると以下のようになります。
音声通話SIMの1GBを比較
モバイル各社 | 1GBまでの料金 |
---|---|
楽天モバイル (Rakuten UN-LIMIT Ⅵ) | 無料 |
Softbank (ケータイ1GBプラン) | 1,980円 (税込2,178円) (〜14ヶ月:980円※税込1,078円) |
au (ピタットプラン) | 2,980円 (税込3,278円) (〜12ヶ月:1,980円※税込2,178円) |
docomo (ギガライト) | 1,980円 (税込2,178円) |
LINEモバイル | 1,200円 (税込1,320円) |
BIGLOBEモバイル | 1,160円 (税込1,276円) |
マイネオ (マイピタ) | 800円 (税込880円) |
イオンモバイル | 1,280円 (税込1,408円) |
IIJ mio | 1,180円 (税込1,298円) (6ヶ月:480円※税込528円) |
OCNモバイルONE | 1,180円 (税込1,298円) |
DTI SIM | 1,200円 (税込1,320円) |
exciteモバイル | 1,298円(税込) |
リンクスメイト | 1,100円 (税込1,210円) |
ロケットモバイル | 1,250円 (税込1,375円) |
一目瞭然だとは思いますが、大手キャリア(MNO)と格安SIM(MVNO)と比較しても、1GBのデータ量が使えるプランで無料で提供している業者はどこもありません。
ただし1GBでストップするような機能は楽天モバイルにはなく、月内に1GBを少しでも上回ると上限3GBまでの980円の料金となるので必ずしも無料で使うという方には少し厳しいかもしれません。

どうしても家族や子供のために無料範囲内の1GB以内におさめたい場合は、普段から利用しているアプリのデータ使用頻度をチェックしつつ自己管理していくしかありません。
とは言ってもなんとかして無料で使うことを考えずとも3GBまででも通話し放題が入って980円(税込1,078円)なので、楽天モバイルを使ったことがない方は1年無料期間でもいいので使ってみたほうが良いと思います。
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