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テレワーク、リモートワークで整えるインターネット環境とおすすめのネット回線

今回の世界的な情勢によってテレワーク・リモートワーク(在宅勤務)を余儀なくされた方やリスクを最小限に抑えた働き方を考え始めた方が多いのではないでしょうか。
さらには学校の休校も重なり、自宅でネットワークを介した在宅学習・在宅勤務を行う機会が増えています。

従来までは普段から外へ働きに出ているため、自宅のネット環境をそこまで重要視していませんでしたが、世界中の自粛を通じ自宅のネット環境も改めて見直す機会が増えてきているのではないかと思います。

そこでテレワーク/リモートワーク、自宅でのオンライン学習に最適でコストにも優れたインターネット環境のおすすめ回線と、そうでないネット回線とその理由についても解説していきます。
テレワークにおすすめのネット環境とその理由

テレワークを実施するために必要なネットワーク環境は現在は以下の3つの候補があります。
特徴 | メリット | デメリット | |
光回線 | 電柱から自宅へ光ケーブルを導入し高速で快適なインターネット回線 | ・速度が速い ・安定度が高い | ・工事が必要 ・外では使えない |
ポケットWiFi | 基地局からの無線電波(モバイル通信)を使ったネット回線でWiMAXや4G LTEが主流 | ・工事が不要 ・外でも使える | ・安定度が低い ・速度が遅い ・速度制限がある |
テザリング | スマホのモバイル回線プランをそのまま活用しネット通信ができる | ・スマホ1台で使える ・別契約が不要 | ・安定度が低い ・速度が遅い ・速度制限がある |
見ての通りこの「光回線」「ポケットWiFi」「スマホのテザリング」3つの方法のいずれかで自宅でインターネット通信を利用する手段があります。
ただしテレワークが通常の自宅のインターネット利用と異なるのは主にミーティングアプリを使ったオンライン会議になります。

実際に私がテレワークと同じ環境を想定して5〜6時間の作業を行ってみたところ、この短時間で10GB以上のデータ容量を消費してしまいました。
普段自宅でネットでの調べ物とちょっとした動画(YouTubeなど)を視聴する程度であればそこまでたくさんのデータ通信を使うことはありません。
ただし、実際にテレワークに使われるZOOMやSkype、LINE通話などのビデオ通話アプリを使うと時間に対してのデータ容量がものすごく消費されるのです。
アプリ別のビデオ通話 | 1時間接続時 | 5時間接続時 |
---|---|---|
![]() ZOOM | 600MB | 3GB |
![]() Skype | 250MB | 1.2GB |
![]() | 600MB | 3GB |
![]() ハングアウト | 1.5GB | 7.5GB |
![]() メッセンジャー | 360MB | 1.8GB |
よって1日10GBを超えるデータ通信を「データ容量上限があるポケットWiFiやスマホのテザリング」で使ってしまうと数日テレワークを続けただけでデータ制限や速度制限などのリスクが高く、快適にインターネットを使うこと自体が困難だと予想されます。
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テレワークに最もおすすめで適している「光回線」

そこで速度制限・データ量制限が実施されない光回線を用いたネットワーク環境を整えることがテレワークを実施するにあたり一番推奨されるネット環境となります。
光回線はスマホやポケットWiFiの最大下り速度150Mbps〜500Mbpsの速度に比べて最大1000Mbps(1Gbps)〜10Gbpsの更に倍以上の高速通信が利用が可能で更にデータ容量や速度制限が実施されない快適な環境を作ることができます。
※テレワークのネット環境を作るためのおすすめの光回線サービスは以下となります。
光回線業者 | スマホの割引が可能は会社 | 料金 |
---|---|---|
![]() | ドコモ | 4,000〜5,400円 👉公式 |
![]() | au | 4,300〜5,600円 👉公式 |
![]() | Ymobile ソフトバンク | 3,800〜5,200円 👉公式 |
![]() | au BIGLOBEモバイル | 3,980〜4,980円 👉公式 |
![]() | au mineo(マイネオ) | 2,953円〜 👉公式 |
![]() | ソフトバンク | 4,743円 👉公式 |
一番おすすめの光回線は宅内工事や日程調整等の問題で申し込みから利用開始ができるまで2週間〜4週間ほど時間がかかるというデメリットがありますが、テレワークのためにネット環境を整える手段では高速通信と通信の安定度はダントツです。

私もたくさんのスマホのLTEの通信でのテザリング、クラウドSIMからWiMAX、LTEのポケットWiFiと使い続けて来ましたが快適な作業環境として使うなら断然光回線が一番おすすめできます。

現在は自粛要請がありマンション住まいの方は多少の通信の込具合が想定されますが、それでもモバイル通信を使ったネット環境よりも光回線の方がよいですね。
当然ながらパソコンやタブレット、スマホを使ってオンライン会議アプリなどで顔を合わせつつ就業する事も多くなるため、自宅に十分なネットワーク環境があってこそ実現できることです。
すなわち安定した通信でき、データ容量に余裕があるネットサービスが最もテレワークに適した条件となります。
「モバイル回線」はテレワークに遅い&不安定なネット環境
逆にテレワークにあまり向かないとされるネットワーク環境はモバイル回線を用いた「ポケットWiFi」と「スマホのテザリング」使ったインターネットサービスです。

モバイル回線はスマホのネット通信として使われるドコモ/au/ソフトバンクなどのLTE回線やWiMAXという聞いたことがある基地局から電波を受信して通信を行います。
そのため基地局からの電波受信により外出先でのネット接続を行うこともできますが
- 接続場所
- 通信環境
- 接続している端末の性能
- 利用しているプラン
- 基地局からの距離
- 利用者による混雑状況
これらの環境によって通信速度と安定度に大きな差が生まれてしまいます。
これらの不安定要素が理由でテレワークに必要なオンライン会議やミーティングアプリを用いた【常時安定した接続】や【たくさんのデータ送受信のためのデータ容量】にこのモバイル回線は耐えられないケースが多いのです。
スマホで大容量のパケットプランを契約していない方は特に経験があると思いますが、月末近くに動画や通信を行い過ぎて速度制限にかかってしまうと当然ながらテレワークで快適にネット通信が利用できる環境下ではなくなります。

ただし光回線とは異なり、モバイル回線は工事が不要だったり端末が届き次第すぐに利用できるというメリットがありますが、両方経験している私の考えからするとその期間を待ってでも光回線を選ぶ恩恵の方が大きいと言えます。
光回線がどうしてもおすすめなのは間違いないのですが、例えばレオパレスに住んでいる方や何らかの事情で自宅に光回線を導入できない環境の方は、最悪ポケットWiFiなどでやり過ごすことを検討してみても良いかもしれません。
「テザリング」も同じく不安定な通信だが手軽さがある

手元にあるスマホのネット回線をそのまま使ってパソコンやタブレット、ゲーム機をインターネットに接続する手法がテザリングとなりますが、この方法が最も手軽に行える方法です。
ただし手軽に他の通信端末をインターネットに接続することができる反面、
- スマホのバッテリー消耗が激しい
- モバイル回線なので通信が不安定
- スマホのスリープなどで途切れることがある
- 通信制限にかかる恐れがある
などの不安要素を多く抱えているのもこの通信方法の特徴です。

また大手キャリアでは通常のスマホ単体の通信はパケットデータ量が十分にあるのものの、テザリングでの接続の場合にはデータ通信量を少なめに設定している業者なども数多くあります(特にauなど)
ただ光回線もポケットWiFiも契約するのが手間と考えいてる方にはテザリングでおすすめできる回線業者があります。

それが楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」です。
ドコモ/au/ソフトバンクの大手3キャリアに続く4社目のキャリア(MNO)となり2020年4月に正式にサービスを開始したばかりですが、現在300万人限定で1年間無料でネットも電話も利用できます。
Rakuten UN-LIMITのプラン詳細 | |
月額料金 2,980円 | |
データ容量 | 楽天回線エリア、完全使い放題 (楽天エリア外のパートナーエリア時は5GB/月) |
海外利用 | 海外66カ国 料金無料 (データ容量2GB/月まで) |
国内通話 | Rakuten Linkアプリなら無料でかけ放題 (アプリ未利用時は30秒20円) |
キャンペーン | 300万人限定、1年間無料 |
オンライン契約で3,000pプレゼント 申込時の3,300円相当の事務手数料還元 |

現在「スマホのプランはどれがいい?」と友人に相談されるなら第一候補として間違いなくあげるスマホ回線の一つです。
実際に楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」は契約して速度やエリアのレビューをしているのでチェックしてみてください。
また新たにドコモから新ブランドとして発表されたahamoも非常に料金が安くインパクトのあるプランでしたが、20GBまでのデータ量となるため、ビデオ会議が長時間だとあっという間に到達してしまうデータ量です。
テレワークに適したネット回線まとめ

実際にテレワークで活用されているオンライン会議アプリを使って光回線、ポケットWiFiやテザリングなどのモバイル回線を使って私なりに検証した結果、断然におすすめなのは光回線を用いたネット環境です。
テレワークでの在宅勤務では働いている企業側の要求により常時オンラインでのビデオ会議をしなければいけなかったり、ファイルデータのやり取りなどを行ったりなど何かとデータ通信量を使いがちです。


長年インターネットサービスに携わってきた経験から考慮しても、安定度とデータ容量や通信制限の心配をしなくて良いという点で光回線のでネット環境を整えておくのが最善の選択でしょう。
テレワーク/リモートワークはこのご時世にわざわざリスクを取らず一番安心できる自宅という環境で仕事を行うことができるというメリットはあります。
特に小さい子供がいる方、妊娠中の方などは今のご時世外での仕事やイベント等のリスクは大きいです。
また自宅内でWiFi環境と更に良くし快適にスマホやパソコンなどをつなぎたい場合は高機能無線LANルーターもおすすめです。
とはいえ業種もテレワークが行えるというわけではなく、当然ながら飲食店や工事現場、接客業などどうしても在宅勤務が実現不可能な業態があります。

そんな方でも今回の緊急事態宣言や自粛要請によって今後の仕事のあり方を改めて考えている方もいるとは思いますので、自宅のネット環境が整っていれば手をつけられる副業・もしくは本業が見つかるかもしれませんね。
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