【無知は危険】WiMAXの「au4GLTE(ハイスピードプラスエリア)」を理解する

【危険】WiMAXのオプション「au4GLTE」の大きな落とし穴

WiMAX(ハイスピードモード)の通信が不安定でオプションとして利用できるau4GLTE(ハイスピードプラスエリアモード)ですが、この利用について非常に危険な落とし穴があります。

それを知らずに友人が「WiMAXの使い放題を契約したのに数日で制限にかかった・・」という話がありLTEオプションのしっかりとした知識をここでお伝えしたいと思います。

WiMAXの通常の通信モードとLTEモードの違い

ノーリミットモードWiMAX
通信制限なしの旧WiMAXのエリア。2020年3月末で提供終了
ハイスピードモードWiMAXWiMAX2+
下り最大440Mbpsの現在標準のWiMAX2+サービス。
ハイスピードプラスエリアモードWiMAX2+au 4G LTE(800MHz)
WiMAX2+のハイスピードエリアとau 4G LTEのエリアが利用可能。キャリアアグリケーション通信にも対応

通信モードについて(UQWiMAX公式)

現在のWiMAXは「WiMAX2+(ハイスピードモード)」と「au 4G LTE(ハイスピードプラスエリアモード)の2つのモードを搭載し、基本的には「WiMAX2+(ハイスピードモード)」を標準でサービスを提供しています。

ノーリミットモードと言われる旧WiMAXエリアサービスは新規受付をすでに終了しこのエリアは2020年3月末で終了する予定です。

基本的に現在提供しているWiMAXは

・ハイスピード → WiMAX2+
・ハイスピードプラスエリア → au 4G LTE

という認識でOKです。

ハイスピードとハイスピードプラスエリアの違い

ハイスピードモード「ギガ放題」で月間の「上限はなし」
ギガ放題で上限なしのサービス。ただし直近3日で10GB超えた場合は通信制限が発生
ハイスピードプラスエリアモード「ギガ放題」でもLTEは「月7GBまで」
ギガ放題のオプションサービスとなり、au 4G LTEの利用に関しては7GBまでとなり超えてしまうとWiMAXエリアでも通信制限が発生する

現在WiMAXで提供している月間のデータ量に上限がないギガ放題は基本的にこのハイスピードモード(WiMAX2+)を利用する場合のみに適用されます。

そしてオプションとして用意されている「au 4G LTE」が利用可能なハイスピードプラスエリアモードに関しては月間の利用が7GBまでと制限されています。

ここで「auLTEも利用できて同じように上限なしで利用できる」と友人は勘違いして翌月まで速度制限にかかっていました。
注意
すなわちWiMAXの月間上限がないギガ放題を契約しても、利用する場所でWiMAXが圏外だからと言って安易にハイスピードプラスエリアモードへ切り替えて利用しているとそのせいでWiMAX通信自体が通信制限をかけられる危険性があるということです。

【重要①】au 4G LTEに切替時の制限

WiMAXの2つの通信モードの比較

WiMAXではこの2つのつ通信モードが標準で利用できます。最近の提供されている端末ではこのモードはどちらも搭載されています。

※旧機種NEXTSPEEDWi-Fi「WX03」以前はハイスピードプラスエリアモードは使えません。
そして標準ではどの機種でもハイスピードモード(WiMAX2+)の設定になっています。

ただしハイスピードモード(WiMAX2+)とハイスピードプラスエリアの切り替えはWiMAX端末上で簡単に切り替えることができます。

現在WiMAXを3年契約で利用している場合はこのハイスピードプラスエリアへの切り替えは別途料金がかかりません。

しかし従来の契約で2年契約でWiMAXを利用している方は切り替えた瞬間から「今月の利用料金+1,005円のオプション料金」がかかる仕組みとなっています。

ハイスピードエリアモードで発生する制限

ここでWiMAXの電波状況が悪い、もしくはWiMAXでなかなか速度が出ないという理由でハイスピードプラスエリアモード(au 4G LTE)へ切り替えたとします。

今までの話の流れでは月間7GBまではOKとされているので例えばハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えず、4GBの利用を行った場合は、その後にハイスピードに通信モードを戻しても何も影響がありません。

WiMAX2+の通信がギガ放題プランであれば従来どおり月間上限なしでそのまま利用できます。

ハイスピードプラスエリアモードで7GBを超えた場合

au LTEのハイスピードプラスエリアで7GB超えた場合は2つの通信モードで翌月まで通信制限がかかる

ここでもしもハイスピードプラスエリアでauのLTE通信を7GBすべて使いきった場合はその後にハイスピードモード(WiMAX)へ切り替えても翌月まで通信制限が発生します。

注意
これは非常に危険で特に「WiMAXの通信が常に圏外だから」といって安易にauLTEが使えるハイスピードプラスエリアモードに切り替えるとこういった通信制限に掛かる人が多いようです。

ここがWiMAXのサービスをしっかり理解せずに利用する場合の大きな落とし穴となるのでもしもWiMAXの利用検討をしている方はWiMAXがある程度使えるエリアで利用する予定なのかをしっかりと確認してから検討してください。

WiMAXのエリアの調べ方や利用する前の注意点・対策方法は以下で解説しています。

【重要②】最新端末の最大速度はハイスピードプラスエリアありき

最近ではWiMAXで提供している「Speed Wi-Fi NEXT W06」などが最大速度1Gbpsを超える通信速度に対応していると何かと話題になっています。

ただしこの最大速度1Gbpsの通信速度に対応するには先程説明した月間7GB制限となるハイスピードプラスエリア(au 4G LTE)モードへ切り替えた場合のみとなります。

月間の7GBの制限があるハイスピードプラスエリアモードありきでこのW06の最大速度を広告では謳っているのもどうかと思いますが、WiMAX通信オンリーで使うならここは高速通信の表記は鵜呑みにしないようにしましょう。

私も実際にこの「Speed Wi-Fi NEXT W06」は利用しましたが、ハイスピード(WiMAX2+)モードで速度の実測を行いました。

それでも最大440Mbpsには程遠い検証結果になったので、たとえハイスピードプラスエリアモードへ切り替えたとしても1Gbps近くの速度実現は到底無理です。あくまで理論値となるので期待はしてはだめです。

【まとめ】WiMAXはLTE通信が可能と安心して契約してはダメ

多くの人がWiMAXを利用してみようかなと検討する理由として

・「通信制限なく使い放題だから」
・「もっと安くより多くのデータ通信ができる」

と少なからずは期待しているはずです。

そこで万が一の場合にau LTEが使えるからという理由でWiMAXを検討するのは絶対にやめましょう。

ハイスピードプラスエリアについてはWiMAXエリアが普段から利用でき、あくまでも補助的な役割としてのオプションサービスとなるので認識を謝らないよう理解度を深めておきましょう。

信号機で言うならば

青信号 → ハイスピード利用時
黄色信号 → ハイスピードプラスエリア利用時
赤信号 → ハイスピードプラスエリアで7GB利用時

という感じですね。これだけは理解しておいて損は無いです。

とはいえ、通常のハイスピード(WiMAX+)が問題なく利用できる範囲で使用するなら制限も比較的ゆるく快適に使えるサービスなのは間違いありません。

その他のWiMAXの知っておくべきデメリットやLTEとの違いについては以下で詳しく解説しています。知っておくべきデメリットを知った上で問題なく利用できると判断できればWiMAXは快適に使えます(^^)

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