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WiMAXは新幹線では使えない?東京から大阪間でWiFiの接続状況を記録

持ち運びができどこでもWiFiに接続ができるポケットWiFiの一つとなるWiMAXですが、旅行や出張などで新幹線の中で利用したい方も多いでしょう。

東京〜大阪間のWiMAXの接続について
東京から大阪の間は約2時間半の移動ですが、パソコンやスマホを使ったインターネット接続は実際にどうなのかを確認してきます。
①東京〜横浜の新幹線内での接続状況
特に目立った山岳地帯もない東京から新横浜の距離ではWiMAXも問題なくWiFi接続を行っても無事インターネットに接続できています。
移動中なので速度はそこまで出てくれてはいませんが、ブラウザでのウェブページの閲覧やYouTubeなどの動画も問題なく聴できました。
ただしやっぱり問題なのは一瞬でもトンネルに入った時です。東京から新横浜の間はそこまで長いトンネルは存在しませんが、一瞬トンネルに入っただけでも即時に電波が切れてしまいます。


まあトンネルだけの条件を考えれば我慢できるレベルかもしれません。特に東京から新横浜駅を超えても神奈川あたりはWiMAXでもそこまで不満なくインターネットを使える状況でした。
②神奈川〜静岡の新幹線内での接続状況
次に神奈川から静岡に向かう間のこの熱海までの道のり。特に山やトンネルが多くなる場所ですが、早速WiMAXが圏外でつながらない状況に。


もちろんスマホ側にもこのようにWiFi(WiMAXの端末に)につないではいるけど、インターネットができませんよ〜スマホのモバイル回線に切りえますか〜?という警告が出るほどです。
東京から新幹線にのり約30分ほどですが、移動がスタートしてすぐにつながらなくなるのは辛いですよね。
WiMAXが電波がつながらない圏外の状況でもLTE(ソフトバンク4G)回線は電波も良好でインターネットが途切れることはありません。
③静岡〜名古屋の新幹線内での接続状況
そろそろWiMAXのいいところを見てみたい。頑張ってほしい(長年ユーザーの気持ち)と思ってはいながらも次の静岡駅を抜けた名古屋までの走行中ですがここでもWiMAXは厳しい戦いに。。

もちろんですがLTE回線のポケットWiFiはほぼ途切れずのままです。ドコモ・au・ソフトバンクのLTE回線は本当に優秀なんだとWiMAXと比較すればするほど関心してしまいます。
④名古屋〜京都の新幹線内での接続状況
次は名古屋〜京都の間です。盆地である岐阜を横切り、滋賀県の琵琶湖に沿って下っていきます。もちろんこの区間も多くのトンネルや市街地ではない場所を多く通ります。


⑤京都〜終点「新大阪」新幹線内での接続状況
東京から約2時間半の新幹線の旅は終わりを迎えます。京都から新大阪までの乗車時間はわずか13分ほどです。


【結果】東京〜大阪間の新幹線でのWiMAXの通信状況
今回の新幹線内でのWiMAXのインターネット通信の状況をLTEのポケットWiFiと比較してみると以下のような結果となりました。
新幹線での走行区間 | WiMAX の電波状況 |
LTE回線 の電波状況 |
東京〜神奈川 | ★★★★☆ | ★★★★★ |
神奈川〜静岡 | ★☆☆☆☆ | ★★★★☆ |
静岡〜名古屋 | ★☆☆☆☆ | ★★★★☆ |
名古屋〜京都 | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
京都〜大阪 | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ |

良い点。WiMAXは新幹線駅周辺のみは良い
WiMAXが唯一頑張ってくれていたのは各地方で停車する新幹線駅やその周辺に近づいた場合のみです。

もちろんUQWiMAXの公式ホームページでも新幹線での使えるエリアの範囲やホームなどを紹介していますが、走行中に途切れてしまうことやトンネル内の電波対策がまだまだ未熟なのは事実です。

【まとめ】新幹線ではWiMAXは無理
正直、私は別にWiMAXのことを悪く言いたくは無いんです。だって今でもユーザーですし、WiMAXを私は2011年頃から使っています。
以前は完全に無制限でしたし、東京都内が基本的に行動範囲なので地下や建物内を除けばサービスも年々良くなってきていたので全然よいと思って使ってきました。
ですから持ち運びができるWiFiとしてWiMAXを検討している方、また特に他県への移動が多い方や今回の用に新幹線を多様する方はWiMAXはやめといたほうがいいです。

WiMAXにはLTE(ハイスピードプラスエリアモード)切り替えがある
ただしWiMAXには万が一のWiMAXの通信エリアが使えない場合の保険としてauのLTE回線へ切り替えることができる「ハイスピードプラスエリアモード」が用意されています。
ただしこのハイスピードプラスエリアモードは月間7GBまでが上限となり、7GBを超えてしまうとその後WiMAX通信へ切り替えても速度制限にかかった状態のままとなるので容易に切り替えるのは危険です。
WiMAXを普段から使っている感覚でLTE(ハイスピードプラスエリアモード)に切り替えて使っているとあっという間に制限にかかるので私はこのモードはおすすめしません。
どちらかというと今回ずーっと電波状況を良好に保ちながら接続し続けてくれていたLTE回線専用のポケットWiFiの方が圧倒的におすすめです。
ということでもしもこれからポケットWiFiを検討しようとしていて、WiMAXを誰かに勧められたとしたらちょっと立ち止まってください。

数あるポケットWiFiの中でWiMAXではないLTE通信を使ったWiFiサービスでなおかつコスパに優れたものを私が利用してきたり検証してきたものから以下の関連記事で厳選して紹介しています。
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