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【検証】YouTubeアプリのデータ通信量の目安と節約方法まとめ

YouTubeの動画を視聴する時間と同時に消費するデータ通信量。
自宅でWiFiへ接続しているのであれば問題ないのですが、外出先などの外での時間つぶしに長時間見てしまうと速度制限や通信量の不安があります。


そこで実際にYouTubeの動画再生は時間に対してどれくらいのデータ通信量を消費するのか?またデータ量を抑えるための節約術と、そして人それぞれの用途に合った対策方法をまとめました。
- YouTubeの再生時間=データ消費量の目安が分かる
- 通信制限を回避するための節約方法が分かる
- YouTube見放題のネット回線がある
スマホで視聴するYouTubeの通信量
実際にYouTubeを見る際に多くの方が使っているスマホのYouTubeアプリ(iPhone)で動画視聴によるどれくらいのデータ通信量を消費するのかチェックしていきます。

動画はキリが良い5分の動画を選択しています。またデータ測定に使用したアプリは「My Data Manager」です。
多くのユーチューバーの方は10分を超える投稿動画が多いと思いますので、平均して10分以上の動画を頻繁に視聴するならこの結果に単純に×数倍の計算してみるといいと思います。
【重要】YouTubeの画質設定別で消費する通信量も変わる


YouTubeは画質の設定を行うことができます。基本的にどのスマートフォンもデフォルトでは240p〜480pの間で自動設定されているパターンが多いです。
YouTube画質設定
自動(推奨) | 144p/240p/360p/480p (SD) |
高画質 | 720p (HD) |
高画質その2 | 1080p (フルHD) |
詳細設定による手動設定 | (2K) 2160p (4K) | 1440p
※YouTubeには4K映像などもありますがスマホでは視聴できない画質設定なので省きます。
これらの数値は映像の解像度となり数値が大きくなるほど高画質になり、より鮮明な映像を見ることができます。そのため、この画質別で実際に通信量の測定をします。

自分のスマホではユーチューブの画質設定がどれになっているか確認しておいた方がいいですよね?

もちろんです。このYouTubeの画質変更の設定については後ほど解説していますのでまずは通信量のチェックをしていきましょう。
144p画質の場合の通信量

5分の動画で結果、約10MBでした。10分の動画なら20MBです。
視聴時間 | データ消費量 |
10分 | 20MB |
1時間 | 120MB |
2時間 | 240MB |
5時間 | 600MB |
10時間 | 1200MB(1.2GB) |
約8時間半
240p画質の場合の通信量

5分の動画で結果、14MBでした。10分の動画なら28MBです。
視聴時間 | データ消費量 |
10分 | 30MB |
1時間 | 180MB |
2時間 | 360MB |
5時間 | 900MB |
10時間 | 1800MB(1.8GB) |
毎日「30分」視聴した場合 | 月間 2.5GB |
毎日「1時間」視聴した場合 | 月間 5GB |
毎日「2時間」視聴した場合 | 月間 10GB |
約5時間半
360p画質の場合の通信量

5分の動画で結果、27MBでした。10分の動画なら54MBです。
視聴時間 | データ消費量 |
10分 | 55MB |
1時間 | 330MB |
2時間 | 660MB |
5時間 | 1650MB(1.6GB) |
10時間 | 3300MB(3.3GB) |
毎日「30分」視聴した場合 | 月間 4.8GB |
毎日「1時間」視聴した場合 | 月間 9.7GB |
毎日「2時間」視聴した場合 | 月間 19.4GB |
約3時間
480p画質の場合の通信量

5分の動画で結果、51MBでした。10分の動画なら102MBです。
視聴時間 | データ消費量 |
10分 | 100MB |
1時間 | 600MB |
2時間 | 1200MB(1.2GB) |
5時間 | 3000MB(3GB) |
10時間 | 6000MB(6GB) |
毎日「30分」視聴した場合 | 月間 9.1GB |
毎日「1時間」視聴した場合 | 月間 18.3GB |
毎日「2時間」視聴した場合 | 月間 36.7GB |
約1時間半
720p画質の場合の通信量

5分の動画で結果、89MBでした。10分の動画なら178MBです。
視聴時間 | データ消費量 |
10分 | 180MB |
1時間 | 1080MB(1GB) |
2時間 | 2160MB(2.1GB) |
5時間 | 5400MB(5.4GB) |
10時間 | 10800MB(10.1GB) |
毎日「30分」視聴した場合 | 月間 16GB |
毎日「1時間」視聴した場合 | 月間 32GB |
毎日「2時間」視聴した場合 | 月間 64GB |
約50分
1080p画質の場合の通信量

5分の動画で結果、171MBでした。10分の動画なら342MBです。
視聴時間 | データ消費量 |
10分 | 350MB |
1時間 | 2100MB(2.1GB) |
2時間 | 4200MB(4.2GB) |
5時間 | 10500MB(10GB) |
10時間 | 21000MB(21GB) |
毎日「30分」視聴した場合 | 月間 30GB |
毎日「1時間」視聴した場合 | 月間 61.5GB |
毎日「2時間」視聴した場合 | 月間 123.1GB |
約30分

常に多くのYouTubeの動画を再生する方は実はこんなにも通信量を使っている可能性があるということが分かったかと思います。

そういえば私は画質設定を何もいじったことないので、もしかしたらそこそこ良い画質でみてたかもしれません・・(どおりで毎月データ量カツカツなんだ・・。)

そうなんです。画質の自動設定はそのスマートフォンやインターネット環境によってもどの設定になっているのかは様々です。この画質設定は変更ができます。
またあくまでもこれはYouTubeの視聴における通信量だけですから、ここから普段使っている「LINE通話」「ネット閲覧」「メール」などのその他のアプリの通信量が加わっていくとトータルですぐにデータ量の上限に達してしまう可能性も高いです。

あ、確かにそうですよね。スマホで通信行うのってYouTubeだけじゃなくていろんなアプリがありますもんね・・
YouTube Liveの視聴はどれくらい消費するか?


最近では増えてきたYouTubeでのLive配信も同じくどれくらいの通信量の消費を行うのか標準画質の360pで5分間視聴してみました。

実際には5分の視聴で20MBでした。10分視聴すると40MBです。YouTubeLiveに関しては動画よりもデータ消費量が若干少ない結果になりました。

YouTube Liveってリアルタイムで生放送している映像を見れるってことですよね?

そうですね。実際にYouTubeの画面の向こう側で生配信をしているユーチューバーがトークをしていたり実況していたりするので、視聴者側はコメントを入れたりなどのコミュニケーションができる「ツイキャス」や「インスタライブ」と同じく人気がありますよ。

確かに、私はフォローしてるインスの好きなモデルさんがインスタライブを配信してたので、1時間ぐらいずっと見ちゃいました笑(あ、だからこれも原因か・・・)

そうなんです、インスタライブと同じでYouTubeLiveも配信を見に行った際には30分、下手すれば1時間ほど視聴する可能性もあります。特にお気に入りのユーチューバーなどであればなおさらですね。

確かに好きなインスタグラマーが配信していたら放送中ずっと見ちゃうと思います。

好きな方の配信なら最後までみてしまう方が大半ですよね^^; ただしYouTube Liveは配信者側の設定や画質、通信状況によって視聴者側が消費するデータ通信量に若干の変動があるのかもしれません。
【結果】YouTubeは意外と通信量の消費が激しい

別に毎日見るわけではないと思いますが、少しでも暇な時間ができればYouTubeを開くという方は意外と通信量を消費していることにびっくりするかもしれません。

外で頻繁にYouTubeを普段から暇つぶしとして視聴しているなら20GB、30GBのプランでも平気で上限に達してしまうのでは無いでしょうか。

私は特に毎日ヘビーにYouTubeを見ないんですが、たまに気に入った曲のプロモーションビデオとかあったら何度も病みつきになって見てしまいます笑

それ、わかります笑。実際にこの結果を見て感じたのがYouTubeをモバイル通信ですべて視聴してしまうと月間で平気で数GB〜数十GB超えます。・・・・これはYouTubeを視聴する頻度が非常に高いユーザーはいつ速度制限にかかってもおかしくないですね。

こういう動画サービス増えたということで、携帯電話会社で20GBや30GBのサービスがスタートしたのも理解できましたす。確かに毎日見る人は見ますよね。

YouTubeを結構頻繁に視聴する人は自宅でも外出先もなるべくWiFiに接続して視聴するしたほうがいいですね。ということでYouTube視聴による通信量を節約できるいくつかの方法を紹介します。
YouTubeをいつでも気軽に見るための対策法

ハマってしまう動画、毎日の日課となっている動画などYouTubeは通信量を気にせずに楽しみたいものです。そのための対策方法を⑤つ用意しました。
①YouTubeの画質を下げる
結果を見てみるとわかると思いますが、画質設定が高画質になるにつれてデータ消費量が非常に増えてしまいます。
そのため、自身の使用しているスマホのYouTubeの画質設定を下げて変更するこでパケットのデータ量を抑えることができます。


※この時点で自動で設定されている画質が確認できるかと思います。

これで好きな画質設定を選択すれば画質とともにデータ通信量の消費も調整ができます。

画質設定は低解像度に変えれば変えるほどパケットデータ量が少なくなります。
144pの画質

1080pの画質
ただし画質を落としすぎるとこのように何が映ってるかわからないぐらいの画質クオリティになってしまいます。
ラジオ的に聴く音声メインの動画なら良いですが映像もしっかり見たい場合、144pの画質は1080pの高画質の映像と比べるとかなり画質が潰れて見えて動画として視聴するのは厳しいものがあります。
360pの画質

最低でも360pの画質で見れれば映像も不満なく見れるレベルだと思います。ですので360p以上の画質設定になっている方は、360pでもそこまで遜色がないと思われます。
これで今までのご自身のスマホの画質設定より少し下げて視聴すれば少なからず通信量は節約できます。1ヶ月なら数GBも変わってくるでしょう。節約も塵も積もれば山となります。
②ダウンロードが可能な「YouTubePremium」に加入する

2018年11月14日から開始されたYouTubePremium(ユーチューブプレミアム)という有料サービス(1,180円)に加入することでYouTube動画をダウンロードすることができるようになりました。

YouTubeのプレミアム会員は「オフライン」という項目が表示されワンタップでスマホ本体に動画をダウンロードし、ダウンロードが完了した動画はネットに接続せずとも視聴することができます。
YouTubeの有料サービスですが、広告も表示されませんし、スマホの通信制限時に追加でパケット料金を払っている人がいればこちらのサービスに加入したほうが断然得をするかもしれません。
外出先でYouTubeを視聴する際には【スキップできない広告動画】にも当然ながらデータ通信を消費してしまうので長時間の動画を見る人はたくさん挟まれる広告にも費用を払っているという意識は持っていた方が良いでしょう。
その他のYouTubePremium加入によるメリットは多数ありますので気になる方はチェックしてみてください。

③街中で使える無料WiFiに接続する


量節約の対策方法としていかに契約してる携帯電話のデータ通信量を使わないか?が大きな鍵になります。
今では自宅のみならずコンビニやカフェ、公共施設でも無料でWiFiへ接続できるサービスを提供しているケースが増えてきました。

WiFi使ったほうがいいと分かってるんが、光回線は実家でにしか引いていないんです。一人暮らししてからは家にあまりいないこともあってもったいなくて契約していないんですよね・・・

アプリやスマホのアップデートの時にWiFiないと困りませんか??

友達の家に遊びに行った時にWiFi借りてアップデートしてます笑。でも家の近所のお店や施設で無料で使えるならいいですよね?

そうですね!必ずしも無料とは限らないんですが、WiFiを無償で提供しているのか不明な場合は店員さんやスタッフさんに確認すればいいだけですから。

ファミレスとかでも最近はあったりするのでしつこく探してみます。

そして大半の無料WiFiスポットが利用登録が必要な場合が多いため、その手続を短縮してくれるタウンWiFiというアプリをインストールしておくと楽なのでおすすめします。

ただしフリーWi-Fiはセキュリティに注意!です。当然ながらFree Wi-Fiは他の利用者なども同時にアクセスできるネットワークなので暗号化されていないという理由から近年増えている通信の盗聴、情報の覗き見、端末への不正アクセスへの危険性となるリクスがあります。
どうしてもFree Wi-Fiでなければならないという方はスマホやタブレットなどに通信を暗号化できるVPNというサービスを使いながらネットへ接続するとこういった危険性から回避することができます。

④大容量+格安のポケットWiFiサービスを使う

そこで特定のWiFiスポットの場所ではなく、バスや電車の通勤など「どこでもデータ量を気にせずYouTubeを見たい」という方は今話題になっている大容量データが使えるポケットWiFiがおすすめです。

そこでどこでも持ち出してネット通信ができ、さらには月額料金が3千円ちょっとで毎月無制限で使い放題のWi-Fiが使えるWiMAX+5Gがおすすめできます。

この端末を1台持ち出せば最大10台〜16台のスマホやパソコン、タブレットなどを同時に接続ができ、データ通信を気にせずにYouTubeなどであれば高画質な映像を楽しむことができます。
もちろんYouTubeだけではなく、SNSやLINEなどのビデオ通話、オンラインゲーム、Wi-Fi必須なファイルやアプリのダウンロードなんでもこなしてくれるWi-Fiを所有することができます。

またこのWiMAX+5Gの中でもBIGLOBEであれば、24ヶ月はずっと大幅割引で月額は3,355円で利用することができauやUQモバイルユーザーはセット割りで更に安く利用することも可能です。
BIGLOBEならネトセツ経由で特別クーポン

さらにBIGLOBEWiMAXではWEB限定のこのページから特別にクーポンコード「STG」を入力すると16,000円キャッシュバックを受け取ることができます。※クーポンの有効期限は2023年5月31日23:50分まで
もしもスマホで数GBや数十GBのパケット定額で毎月5,000〜1万円ほど支払っているのなら正直こちらのWiFiサービスを使った方が絶対に得です。というよりもスマホにそんなにお金を払う方が損です。

ぴったりのネット選びを診断してみる
診断
あなたに合うネット(WiFi)サービスが見つかる
※該当する項目を選択していくだけ
また100GBもデータは必要無い方もいるでしょうし、20GB、50GB、無制限と自分の利用状況に合わせておすすめできるWiFiプランは以下で解説していますので、気になる方はチェックしてみてください。
⑤自宅でYouTubeを見る頻度が高いなら光回線のWiFiを活用する


もしも自宅で光回線を利用しているならWiFiに接続したほうが確実です。今では光回線をわざわざ契約しない方もいますが、モバイル通信だけではどうしても通信制限の恐怖もあり心もとないのは間違いないです。

そうですよね。自宅でYouTubeを見る頻度がおおければやっぱり自宅にWiFiを設置したほうがいいかなーとも考えてしまいます。

わざわざ画質を落としたり、WiFiスポットを探したりデータ通信量を気にしながらプライベートの時間を楽しむのもなんか気持ちよく楽しめない部分もあるじゃないですか。

言われてみれば確かにそう感じてしまうのもわかります。

もしもYouTube以外にもいろんな用途で通信量を使う機会があるのならもっと快適に通信もできる光回線を検討してみるのも良いと思います。
光回線ならドコモ・au・Softbankなどを契約している携帯会社のセットでの利用で割引が適用されるので料金的な不安要素も少しは解消される可能性も高いです。

YouTubeの通信量は積み重なると消費が激しいので自分に見合った対策を

YouTubeは知らぬ間に長時間視聴してしまうことも多いエンターテイメントサービスです。
一昔のライフスタイルではテレビを空いた時間でみていたと思いますが、今ではインターネット通信を使った動画サービスが主流ですよね。
そしてスマホを使って手軽にどこでも映像を楽しめる反面、どうしても通信量の問題が出てきます。
そこで自分がどの節約術がもっとも適しているか見つけられるかで、いかにストレスを溜めずに楽しめるか大きな分かれ目になると思います。

より良くYouTubeライフを楽しめる対策方法を見つけられるようにここに随時追記していきたいと思います。
映画やドラマを見る方はDTVやHuluなどの動画配信サービスのデータ通信量も気になるかと思いますのでチェックしてみてください。
また音楽に載せてインスタの動画版と言われているTicTokも気になる方は以下をチェック

連絡手段として普段から利用頻度が多いLINEに関しても通信量の実験を行っています。

必ず確認ください
データ通信量の消費率の調査結果については【筆者が利用しているインターネット環境と通信端末によって測定した結果】となり、実際のデータ測定とは異なる場合があります。
この数値や結果はみなさんの通信端末やネット環境では異なる結果となる可能性が高いため、より細かなパケットデータ情報が必要な場合はご自身の環境で試してみることを推奨します。
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