ZOOM、ワイヤレスイヤホン、iPhone、PS5、PS4、サブスクリプション、WiFi、使い放題、タブレット、テレワーク、ビデオ通話、オンライン会議
【検証】YouTubeMusicのデータ通信量と1GBまでの目安や節約方法

日本でもようやく開始されたYouTubeの音楽配信サービス「YouTubeMusic」のモバイル通信を使った音楽のストリーミング再生におけるデータ通信量の測定を実際に行いました。

YouTubeMusic再生におけるデータ通信
YouTubeMusicは中身はほとんどGoogle Play Musicでそこに+YouTubeの音楽も視聴できますが、動画再生部分は基本OFFで音楽再生を実施します。

またYouTubeMusicも多くのAppleMusicやAmazonMusicなどと同じく再生する音質の設定を調整できます。この音質設定により実際に消費するデータ通信量が異なります。
この音質設定はYouTubeMusicのホーム画面の右上にある「アイコン」> 「設定」 > 「モバイルネットワーク利用時の音質」から設定を変更できます。
この音質設定別で実際にデータを測定していきます。
「標準」音質によるデータ通信量

【結果】10分のストリーミング再生によるデータの消費量は「平均して16〜18MB」でした。
ストリーミング再生時間 | データ消費量 |
10分 | 18MB |
30分 | 53MB |
1時間 | 108MB |
10時間 | 1080MB(約1.1GB) |

YouTubeMusicと他社を比較 |
|
配信アプリ別 | 10分再生時の通信量 |
YouTubeMusic | 18MB |
AppleMusic | 10MB |
AmazonMusic | 11MB |
Spotify | 15MB |


標準音質なら「約9時間半」
「高」音質によるデータ通信量

【結果】10分のストリーミング再生によるデータの消費量は「平均して25〜27MB」でした。
ストリーミング再生時間 | データ消費量 |
10分 | 27MB |
30分 | 81MB |
1時間 | 162MB |
5時間 | 810MB |
10時間 | 1620MB(約1.6GB) |


標準音質なら「約6時間」
「低」音質によるデータ通信量

【結果】10分のストリーミング再生によるデータの消費量は「平均して3〜4MB」でした。
ストリーミング再生時間 | データ消費量 |
10分 | 4MB |
30分 | 12MB |
1時間 | 24MB |
10時間 | 240MB |
30時間 | 720MB |
50時間 | 1200(約1.2GB) |


標準音質なら「約41時間」
「常に高音質」音質によるデータ通信量

何度か試しましたが「高」音質の通信量とほぼ変わりませんでした。別に項目がある理由がわかりませんがこちらは割愛します。
【結果】YouTubeMusicの音質別の通信量まとめ
音質別 | 1時間再生の通信量 |
標準 | 108MB |
低 | 24MB |
高 | 162MB |
常に高音質 | 108MB |
測定した結果だと標準〜低音質の設定がデータ通信量を節約するにはおすすめの音質設定ということが分かります。
YouTubeMusicの音質設定は他の音楽配信サービスと比較すると全体的に通信量が多めなので自分で音質が許せる程度の低い設定で音楽を聴くのが一番良いのではないかと思います。

またYouTubeMusicはYouTube動画の音楽も再生できるのですが、再生中の画面右上にあるスライドボタンで「音声のみの再生」に設定しておくのは必須です。
YouTubeMusicによる通信量を節約する方法
YouTubeMusicの利用を自宅のリビングや寝室などでスマホをWi-Fiに接続した状態で視聴できるなら問題ありませんが問題なのは外出先でのストリーミング再生ですよね。

①YouTubeMusicの音質設定を「低」に変更

YouTubeMusicのホーム画面から右上の「アイコン」をタップします。
次にアカウント項目の中にある「設定」をタップします。
音質の設定画面で「低」をタップすれば音質の変更が完了です。

②モバイル通信で使い放題になる対象の格安SIMを使う
音楽を聞くシーンは多くの場合が「通勤中」「外出先」「ドライブ」だと思います。Wi-Fiがない場所でストリーミング配信で音楽を聞くと当然ながら通信量を消費します。
そこで格安SIMサービスの中でこの通信量をカウントしないサービスがあります。それがBIGLOBEモバイルです。もちろんauやドコモなどの大手携帯会社よりも格段に安いです。

上記のアプリはパケット通信のカウント対象外となり「すべて通信し放題」
もちろんYouTubeMusicだけではなくYouTubeの動画やAppleMusic、abemaTV、U-NEXTなど多くの動画サービスや音楽サービスも聴き放題、見放題となるのでエンタメ視聴に多くスマホの通信量を使う方は必見です。



③プレミアム会員なら曲ダウンロードによるオフライン再生
YouTubeMusicは有料サービス向けのプレミアムサービスがあります。

プレミアム会員の方は聞きたい音楽をWi-Fiに接続し、予めダウンロードしておくことでモバイル通信を消費せずに視聴することができデータ通信量を節約することができます。

YouTubeMusicの機能 | 無料会員 | YouTubePremium |
再生 | ○ | ○ |
広告なし | ✕ | ○ |
バックグラウンド再生 | ✕ | ○ |
曲ダウンロード オフライン再生 |
✕ | ○ |
Google Homeでの再生 Chromecast audio再生 |
✕ | ○ |
YouTubeMusicはAppleMusicと同じ月額980円のプランであれば曲のダウンロードを予めスマホ本体に行っておくことにより節約することができます。
もちろんYouTubeプレミアムというYouTubeが広告なし、オフライン再生などができるセットのプラン(月額1,180円)もあるので検討検討してみる価値はあります。


コメント
コメント一覧 (2件)
無料で使ってます。
BluetoothでSpotify、Amazon musicは車で曲名が出ますが、YouTube musicは表示されるのでしょうか?
お試しで有料に入って確かめれば良いのですが、すぐに忘れてしまい延長から有料になる事が多いので質問しました。
お調べしていただけると助かります。
どこにも載っていませんでした。12/23現
YouTubeMusicも車で曲名が表示されてました(^^)今後GooglePlayMusicと統合する予定だそうです。ですので現時点でも中身はほとんどGooglePlayMusic+YouTube曲と考えていただければと思います。どちらでも曲名が表示されます。