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Amazonセールや正規の値段を見抜く!過去の価格推移を知れる「Keepa」は必須ツール

Amazonには「タイムセール」「プライムデー」「ブラックフライデー」「サイバーマンデー」など多くのセールを定期的に実施しています。

そんな中、最近では世界的な情勢で生産が追いつかない一部の商品や在庫が希少となった不足しがちな商品は価格が高騰しています。
Amazonでは度々セールを実施してはいますが、この商品は本当に安くなってるの?適正な価格なの?と疑問に思うこともあるのではないでしょうか?

実際に期間限定で行われているセール品を見ると商品によっては価格コムや実際のスーパーの店舗の方が安い場合も多々あり、実はセールでも安くなっていない見せかけ商品がAmazonでもあることが判明しています。
これは楽天のスーパーセールなどでもあるので、Amazonが正規に在庫を抱えておらずどこかの中小企業や個人が出店しているような場合は特に注意が必要です。
普段から買いたいものや、買う予定のものを「ほしいものリスト」へ入れている場合は値下がり情報を確認できますが、セールともなれば目当てではない商品をポチポチする傾向にあるので普段の価格をしる術が無いことも事実です。

そこで「Keepa」というプラグインを活用することでAmazonの過去から現在までの価格をグラフ推移でチェックすることができます。
Google Chromeのプラグイン「Keepa」を追加する
Keepaはパソコン版Google Chromeのプラグインとして配信されているのがスタートでしたが、現在はスマホ版もあります。
PC版&Google Chrome専用「Keepa」設定手順

設定は簡単でChromeにこの「Keepa」をインストールするだけ。
インストールはこちら:「Keepa」- Amazon Price Tracker
またウェブブラウザはGoogleChromeが必須になるのでパソコンにインストールしていない方はインストールを事前に行っておきましょう。



Keepa – Amazon Price TrackerがChromeに追加されましたと表示されればOKです。

Keepa側でアカウント作成を促されることもありますが、特に登録する必要はなくそのままAmazonを開けばすぐに価格推移の情報が表示される状態になっていました。
スマホ版アプリ「Keepa」設定手順
スマホ版の場合は使っているスマホのブラウザ上で価格推移をチェックするわけではなく、Keepaアプリを起動して価格推移のチェックを行うようになります。
インストール後は以下の設定手順

閲覧したい言語を選択します。選択したら右下の「次」を押します。

日本のAmazonサイトを閲覧する場合には「.co.jp」を選択し「次」を押します。

すでにアカウントを保有している場合はログインしてもOKですし、そのままAmazonサイトで価格をすぐに見たい方は「閲覧はこちら」よりAmazon公式サイトをチェックできます。

【商品ページに直接埋め込まれた価格履歴グラフで、Amazonを閲覧することができます。】と表示され何故か日本語の「よっしゃ」が表示されていますが、気にせずによっしゃを押します。※おそらくOKの意味だと思います。

スマホ版でもこの様に商品ページから下へスクロールし、購入もしくはカートを入れるボタンの下あたりにKeepaによる価格推移をが表示されます。

商品詳細ページを表示させてから多少の読み込みによるラグがあるので注意してください。
Keepaで表示されるAmazonの価格情報
Keepaのプラグインを追加設定できたら、今まで通りAmazonを開いてください。

Keepaがインストールされていない状態だと過去の価格推移を確認することはできませんが、

Keepaがインストールされている状態だと商品ページのすぐ下の部分に過去の価格推移が表示されます。

デフォルトでは直近3ヶ月の価格が表示されますが、1ヶ月や1年間、もしくはその商品がAmazonに掲載されてからの全期間の表示も可能です。

これで実際に行われているタイムセールやプライムデーなどのセール時に本当に安くなっているかを把握することができます。
過去の「ブラックフライデー」には悪質業者がいた模様
もしもKeepaを使っても過去の価格情報が見れない場合は以下の原因が考えられます。
普段からAmazonでの買い物を行っている方は年に数回のセールやタイムセールでも多少なりとも価格の安さに気づきますが、そうでない方はブラックフライデーやプライムデーで通常の値段での買い物をしてしまっている可能性も実はあるかもしれません。
事実プライムデーやブラックフライデー、サイバーマンデーを狙って通常値段を釣り上げた上でセール中であたかも超お得なように見せかけている業者も多くいたようです。

セールのお祭り感で思わず財布の紐が緩みそうな方ほど、実際に販売されている商品の価格をKeepaで改めてチェックしておけばそういう被害にはあわないかもしれません。
【注意】過去の価格や値段情報が見れない場合「Keepa」を回避する業者もいる
当然ながら今回紹介した「Keepa」のトラッキングを測定できないように、セールめがけて新しいIDで商品を立ち上げて回避する業者もいるようです。
もしもKeepaで過去の価格推移のデータが見れない商品であればそのような対策をしている可能性が高いので、Keepaはそれを見破るためにも使えるツールとして活用するべきでしょう。
KeepaはAmazonで買い物するなら必須ツール

実際にセールという響きは消費者の心と財布の紐は緩みがちで普段からほしいとも思わない商品にもついつい手が伸びてしまいがちです。
感の鋭い方なら適正価格を知るために冷静になって調べますが、そうでない方はついつい悪徳業者の思惑に乗せられてしまいがちです。

そこでこのKeepaはセール時とその直前のから過去までの値段を知るためのツールとして非常に活躍してくれます。
またそれ以外の方法であれば、Amazonのセールで気になった商品を「価格コム」「ビックカメラ」「ヨドバシカメラ」などの正規の値段をチェックできるサイトで確認した上で本当に得なのかを見極めることもできるでしょう。
でもKeepaでの値段確認は参考程度に

大きいタイムセールを実施したあとでも数ヶ月後にAmazonでは定期的なセールを行っており、その都度、このKeepaが活躍してくれるのは間違いありませんし、本当のセール品をしっかり見極めて購入したいものです。
当然ながら発売されて間もない商品はKeepaでは情報が出ないのは当たり前ですし、このプラグインの機能の正確性についても完全に信用すべきではないとも思います。

価格コムなどではすでに備わっている機能ですが、Amazonでこの価格推移が表示されないのは疑問に思っていましたので今後は消費者側がこのような対策をするのではなく標準搭載してほしい機能だとは感じます。
また楽天市場にもこの値段推移を表示する機能が無いので、実際に悪徳業者にいいようにかき回されているのではないでしょうか。
いくら大手だからと言っても、ショッピングサイト自体の信頼性が失われることにもなりますし、一度疑い始めたらユーザーはー離れがちになるのはAmazonも楽天も知ってるでしょうから何かしら対策をしてほしいと切に願いますね。
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