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【レビュー】「Anker 511 Power Bank」はモバイルバッテリーの定番になりそう

モバイルバッテリーはいくつも購入して試してきている私が唯一使い続けられるバッテリーの条件として「コンセント一体型」で本体ごとコンセントに差すことができ充電忘れを防げる使い勝手の良いモバイルバッテリーです。
そしてモバイルバッテリージャンルでは有名メーカーとなっている「Anker(アンカー)」からまたまたコンセント一体型モバイルバッテリーが発売されました。

コンセント内蔵型なのにスティック型でコンパクトスリムな「Anker 511 Power Bank」です。
今回はこのAnker 511 Power Bankをレビューし他のモバイルバッテリーとサイズ感なども比較してみます。
Anker 511 Power Bankのレビュー
Anker 511 Power Bank (PowerCore Fusion 5000) は5000mAhのバッテリー容量を搭載したモバイルバッテリーです。最近大型化したスマホでは約1回の満充電が可能なバッテリー容量です。

付属品は説明書のみで本体がしっぽりと収まっており、コンセント内蔵型なので余計な付属品がないのもスッキリしてて良いです。

触ってみた感じだと細いスティック型でスリムではありますが、重量はそれなりにしっかりとあるなという印象で5000mAhのリチウム電池なので思ったよりは軽くはありません。

またボタンを押すことですぐに確認できるバッテリー残量のインジケーターもあるので、本体のバッテリー残量はいつでも確認できるのは嬉しいですね。
コンセント一体型でスリムなボディ

同じAnkerの「Anker PowerCore Fusion 5000」と比べてみるとやはりコンパクトには仕上がっており、コンセントを内蔵しながらも良くここまでスリムな形状にできるように頑張ったな〜という印象です。

もちろん10000mAh〜20000mAhほどの大容量モバイルバッテリーと比べると充電回数や数日かかる長時間の外出には向かないかもしれませんがコンセントさえあればいつでも本体だけですぐに充電できるメリットがあります。

今回の「Anker 511 Power Bank」は従来のコンセント一体型のモバイルバッテリー製品よりもよりコンパクトさには磨きがかかっていますが、コンセントを内蔵していないモバイルバッテリーに比べるとやはりまだもっさり感じはあります。

コンセント一体型となっているのでどうしてもコンセント幅を確保するのには限界があったとは思います。
ケーブル不要でそのままコンセントへ充電

Anker 511 Power Bankの大きな目玉ポイントの一つ、本体充電のためにそのままコンセントに差し込むことができるという点です。
モバイルバッテリーを充電するために余分にケーブルや電源アダプタを用意する必要がないのは本当に大きな利点です。

もちろんAnker 511 Power Bankは本体をコンセントで充電中であってもUSB-Cケーブルでスマホなどの充電をそのまま行うことができるパススルー充電に対応しています。

本体充電以外ではしっかりと収納でき、差し込む際に取り出す場合もしっかりとカチッと固定されるので安定感があります。


コンセント一体型の便利さに一度慣れてしまうとモバイルバッテリーをわざわざ充電用ケーブルやコンセントで充電する面倒臭さはしんどいのでこの機能を失わず小型化しているのは嬉しい進化でしょう
最大20W出力で急速充電に対応

Anker 511 Power BankはAnkerの独自技術となるPowerIQ3.0(PD)を採用しており、より幅広い機器への急速充電に対応しています。
Power Delivery (9V = 3A / 15V = 3A / 20V = 5A)、Qualcomm Quick Charge等の充電規格と互換性があり、 USB-Cポートに接続されたスマートフォンやタブレット端末、ノートPC等の機器への急速充電に対応。

今ではPDを超えるPPS(Programmable Power Supply)という機能があり発熱を抑えたりバッテリーの長寿命化に対応した規格などもありますが、このAnker 511 Power BankはPPSには非対応のようです。
とは言ってもコンセント内蔵+コンパクトな5000mAhのモバイルバッテリーでPD対応と考えれば必要十分でないかと思います。

iPhone12やiPhone13シリーズの高速充電にも対応しており、30分で50%の充電にも対応している出力なっています。特にこのような急速充電は外出時には非常にありがたいのではないでしょうか。


もちろんAndroidスマホでも急速充電に対応している機種であれば高速の充電が可能で、最大18Wの出力対応のPixel 5aでも急速充電にも対応しており、充電速度は非常に速かったです。

またスマホだけではなく、iPadなどのタブレットも急速充電が可能でノートパソコンとまでは行きませんが、MacBook Airなどの20Wほどの出力で充電できるタイプであればそこそこ頑張れるのではないかと思います。


私の場合はスマホなどのデバイスの他にアクションカムのバッテリーなどの充電としてもコンパクトなので持ち運びながら充電するという意味では使い勝手が良さそうな予感がします。
Anker 511 Power Bankの残念ポイント
5000mAhのバッテリー、PD対応、20W出力に対応、コンセント一体型、本体がスリムでスティック型と申し分がないモバイルバッテリーには間違いありませんがいくつか残念な点もあります。
①出力ポートの位置が悪く他のコンセント口の邪魔になる

このモバイルバッテリーはコンセントの差込口のすぐ上にUSBポートの位置が配置されており、本体を充電しながらパススルー充電を行おうとするともう片方のコンセント口の邪魔となっていましいます。


せめてコンセントプラグとは逆の位置にこのUSBポートの配置があれば・・・

他の製品であればこのような場所でもう一つのコンセント口と干渉をしないので問題が無かっただけにちょっと残念な感じです。
②USBポートがタイプCにしか対応していない

またポートの数は1つなのはスリム化やバッテリー容量を考えても仕方ないとして、USBポートがタイプCにしか対応していないため従来のUSB-Aタイプのポートを使うことができません。


ケーブル問題が解決できるのであれば急速充電を使えるのでUSBタイプCが基本的に使えないデバイスを充電する場合は、USBタイプCに対応したサードパーティー製などを探してみるしかりません。
【まとめ】Anker 511 Power Bankはこういった人におすすめ

Anker 511 Power Bankを実際に使ってみて良い点も悪い点も見つかりましたが、私的には総括して「良いモバイルバッテリー」という結果となりました。
この製品がおすすめな人は
- スマホバッテリー1日じゃ持たず常時持ち運びしておきたい人
- 少しでもコンパクトで収納しやすいバッテリーを望んでいた人
- 本体充電にケーブル類をわざわざ取り出したくない人
こういった人には突き刺さるアイテムに間違いはないと思います。


もちろんコンセント一体型のモバイルバッテリーを使ったことが無い方にもおすすめします。使ったらコンセント内蔵型以外のモバイルバッテリーを使いたくなくなります笑

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