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【2022年版】カメラがいいスマホ、綺麗な写真を残せるおすすめ機種を徹底的に調査

スマホは今や「ネットや連絡手段」というツールではなく「SNS用に綺麗に撮る」「本格的な映像作品・写真を残す」ツールとして使い方が大きく変わり、そのため各メーカーはデジタルカメラを超えるカメラ機能を年々進化させ続けています。
一眼レフのような大型カメラではなく、手軽に撮影できるスマホで最高の写真・映像を残したいという方向けにカメラ性能が特に優れたスマホを調査した上でピックアップしました。
スマホのカメラに求めるもの(投票できます)
カメラ性能がいいスマホ選びの重要ポイント

良い映像や写真を残すためのスマホ選びですが、よく言われる画素数やレンズの性能だけだけではなく、最近は撮影後の後処理性能(AI機能)も大きく関わっており、単に画素数がいいレンズを搭載したスマホだけでは綺麗な写真を残すというのは難しくなっています。
最近では1000万画素が平均として4000万画素や1億画素などの解像度を実現しているスマホがありますが、結局の所それをちゃんと活かしきれないレンズもしくは、画質を処理しきれないCPUを搭載していると仕上がりが残念な事になりかねません。
そこでレンズ性能・そしてスマホの処理性能のバランスが取れているスマホが一番綺麗な写真・映像を残せるため、その点も含めておすすめのカメラ優先のスマホをまとめていきます。
カメラのレンズ性能
カメラのレンズ性能は画素数、F値、レンズの数、デジタルズーム、光学ズーム、手ブレ補正、AI性能など様々な要因で構成されており、これらの処理がうまくオートで機能していれば撮影の技術がなくてもプロ顔負けの写真や映像を残すことができます。

画素数は数字が500万よりは1000万画素の方がきめ細かな映像を残すことができ、F値は2.0よりも1.8と数値が低い方がより明るく撮影することができるといった数値によるスペックの判断も時たま必要となります。
ただし画素数が大きすぎるとノイズが乗りやすく、夜景などの場合は逆に画素数がそこまで多くないほうが綺麗に撮影できたりもするのです。

iPhoneの最新モデルでもレンズが1200万画素とそこまで画素数が多くないのに夜の撮影が綺麗に行えるのがいい例です。
ただ最近では遠くのものをズームで写すことにも特化しているスマホが増えている傾向もあり、画素数が大きいとズーム時にノイズが乗りにくいという利点もあります。よってズーム重視なのか人物や夜景、風景重視なのかでもカメラ選びの重要なポイントでもあります。
スペック表を見てもなかなか分かりづらいという方も多いとは思いますので、ここではこれらの数値とバランスが優秀でカメラ性能が間違いなく良いスマホを集めています。
画像の処理性能
いくらカメラの画素数の数値が高いものや高性能なレンズが搭載されていてもスマホのCPU性能が良くないと、撮影後のデータ処理などに大きな影響を及ぼします。
せっかくいい写真を撮ったのに仕上がりが微妙な場合、大きな写真ファイルやAI処理が追いつかない場合はスマホのCPU(処理性能)が良くないので以下のような性能が高いチップを搭載しているスマホのほうが有利になります。
Androidで選びたいチップ性能
特徴 | おすすめ度 | |
Snapdragon 8th Gen1 | 2022年のフラッグシップモデルに採用 | ★★★★★ |
Snapdragon 888 Snapdragon 888 Plus 5G | 2021年のフラッグシップモデルに採用 | ★★★★★ |
Tensor | 2021年発売のPixelシリーズへ採用されたGoogle独自のチップ | ★★★★★ |
Snapdragon 870 | 2021年の高ミドルスペックモデルに採用 | ★★★★☆ |
Snapdragon 865 | 2020年の高スペックモデルに採用 | ★★★★☆ |
iPhoneで選びたいチップ性能
CPUの種類 | 特徴 | おすすめ度 |
A15 Bionic | 最新のiPhone 13シリーズに採用されているチップ | ★★★★★ |
A14 Bionic | iPhone 12シリーズに採用されているチップ | ★★★★★ |
A13 Bionic | iPhone 11、iPhone SEに採用されているチップ | ★★★★☆ |
※シーズンや時期によってこれらの情報は更新されます。
カメラ性能がいいおすすめのスマホまとめ
ここで厳選しているのは「本気でカメラがいいスマホ」です。またそれぞれの写真の仕上がりやカメラ撮影による特徴もまとめています。
おすすめの高機能カメラスマホ
![]() iPhone 13 Pro | ![]() Pixel 6 Pro | ![]() Pixel 5a(5G) | ![]() Xperia 1 Ⅳ | ![]() Xperia PRO-I | ![]() Galaxy S21 Ultra 5G | ![]() OPPO Find X3 Pro | ![]() OPPO Reno5 A | |
メーカー | Apple | SONY | SONY | Samsung | OPPO | OPPO | ||
レンズ数 | 3 | 3 | 2 | 3 | 3 | 4 | 4 | 4 |
背面カメラ 画素数 | 広角:1200万画素 超広角:1200万画素 望遠:1200万画素 | 広角:5000万画素 超広角:1200万画素 望遠:4800万画素 | 広角:1200万画素 超広角:1600万画素 望遠:なし | 広角:1200万画素 超広角:1200万画素 望遠:1200万画素 | 広角:1220万画素 超広角:1220万画素 標準:1220万画素 | 広角:1億800万画素 超広角:1200万画素 望遠(3倍):1000万画素 望遠(10倍):1000万画素 | 広角:5000万画素 超広角:5000万画素 望遠:1300万画素 顕微鏡:300万画素 | 広角:6400万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 マクロ:200万画素 |
前面カメラ 画素数 | 1200万画素 | 1110万画素 | 800万画素 | 1220万画素 | 800万画素 | 4000万画素 | 3200万画素 | 1600万画素 |
光学ズーム | 6倍 | 4倍 | なし | 4.4倍 | なし | 10倍 | 5倍 | なし |
デジタルズーム | 15倍 | 20倍 (超解像ズーム) | 7倍 (超解像度ズーム) | 12.5倍 (超解像AIズーム) | 100倍 | 5倍 (光学ハイブリッド) | 20倍 | |
F値 | 広角:ƒ/1.5 超広角:ƒ/1.8 望遠:ƒ/2.8 | 広角:ƒ/1.85 超広角:ƒ/2.2 望遠:ƒ/3.5 | 広角:ƒ/1.7 超広角:ƒ/2.2 | 広角:ƒ/1.7 超広角:ƒ/2.2 望遠:ƒ/2.3-2.8 | 広角:ƒ/2.0 超広角:ƒ/2.2・4.0 標準:ƒ/2.4 | 広角:ƒ/1.8 超広角:ƒ/2.2 望遠(3倍):ƒ/2.4 望遠(10倍):ƒ/4.9 | 広角:ƒ/1.8 超広角:ƒ/1.8 望遠:ƒ/2.4 顕微鏡:ƒ/3.0 | 広角:ƒ/1.7 超広角:ƒ/2.2 モノクロ:ƒ/2.4 マクロ:ƒ/2.4 |
4K撮影 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
8K撮影 | × | × | × | × | × | ◯ | × | × |
スローモーション | 1080p (120/240fps) | 1080p (120/240fps) | シネマティックにて可 | 4K HDR (120fps) | 4K HDR (120fps) | 480p (960fps) | 1080p (240fps) | 1080p (240fps) |
ナイトモード | ◯ | ◯ | ◯ | × (低照度モード有) | × | ◯ | ◯ | △ (夜景モードあり) |
特徴 | シネマティックモードや新たにマクロモードも追加 | 躍動感あるモーションモードや撮影後の消しゴムマジック | 綺麗な写真が撮影できるスマホとしては価格が安くコスパが高い | レンズが本格的で目に映る景色そのままの描写が可能 | ハイエンドデジカメと並ぶ1.0型イメージセンサーを搭載 | 望遠機能や解像度が高く、施設や野鳥などの望遠が必要な撮影が得意 | 顕微鏡カメラ搭載や業界初の10bit撮影が可能な上に価格が抑えめ | コスパに優れたカメラスマホでアウト/インカメラ同時撮影などの機能が豊富 |
- レンズ数:数が多いほど様々な画角と距離での撮影が可能
- 画素数:数値が多いほどきめ細かな写真の仕上がり
- 光学ズーム:画質を劣化させずにズームできる最大倍数
- デジタルズーム:物理ズームではなく画質が多少劣化するがデジタル処理による最大倍数
- F値:数値が小さいほど多くの光を取り込め明るい写真撮影が可能
- スローモーション:fpsは数値が高いほどよりスローモーション動作の撮影が可能
iPhone 13 Pro(Apple)

2021年9月に登場したカメラレンズがより強化された最新モデル。
単なる写真撮影だけではなく、映画製作にも役立つ新しい「シネマティックモード」やProシリーズには被写体に近づいて撮影が可能となった「マクロモード」が搭載され一眼レフなどの高級カメラに負けない映像や写真を手のひらスマホで実現できるようになりました。
iPhone 13Proで撮影した写真
さらにナイトモードもより強化されて光を多く取り込めながらの写真撮影が可能となり今まで以上に本格的な写真撮影が可能です。
動画撮影時の手ブレ補正もiPhoneは元々優秀ですが、今回は専用のアクションカムに迫る補正性能となっており、iPhone 13 Proでもかなり進化しています。
iPhone 13 Proで撮影した動画
また被写体をメインで撮影する方には映画のような映像が撮影できるシネマティックモードが今回のシリーズから搭載されており、大きな注目を集めています。
iPhone 13 Proのカメラスペック
カメラ画質 | 広角:1200万画素 超広角:1200万画素 望遠:1200万画素 |
インカメラ画質 | 1200万画素 |
F値 | 広角:ƒ/1.5 超広角:ƒ/1.8 望遠:ƒ/2.8 |
手ブレ補正 | ★★★★★ |
ズーム | 3倍光学ズーム 最大15倍のデジタルズーム |
動画撮影 | 最大4K/60fps 1080p/240fpsスローモーション |
特化機能 | ナイトモード、マクロ撮影、シネマティックモード |
被写体へフォーカスし背景をぼかしながら映画のような撮影できるシネマティックモードはiPhone 13シリーズではmini、無印、Pro/Maxすべてのシリーズで利用できますが、望遠性能やマクロ撮影も強化したいならProがおすすめです。
- アップルストア(SIMフリー版)
- ドコモオンラインショップ
- ソフトバンクオンライン
- au
- 楽天モバイル(SIMフリー版)
- ビックカメラ(SIMフリー版)
- ヨドバシカメラ(SIMフリー版)
通信キャリアで分割で安く購入するなら楽天モバイルです。その理由は以下で解説しています。
Pixel 6 Pro(Google)

Google初の独自チップ「Tensor」が採用され今までよりさらにAIによるソフトウェア機能の向上、新しい機能と搭載しさらに強化されたカメラ・レンズなど弱点がほぼなくなったAndroid純正スマホです。
カメラ性能だけに頼らず、独自チップによるコンピュータ写真処理の組み合わせで今までのスマホでは撮影できなかった映像や写真表現が可能となり、さらには他のハイエンドスマホと比べてもコストパフォーマンスにも優れています。
Google Pixel 6 Proで撮影した写真
ナイトモードでは三脚を用意してシャッタースピードを遅くして苦労して撮影する一眼レフの域に達しているほどの表現力があります。
またPixel 6シリーズから採用されているモーションフォトモードでは今までスマホでは撮影できなかった表現が可能となっており、Googleのソフトウェアの底力を感じます。
Pixel 6 Proで撮影した動画

まさにカメラの画素数だけでは語れないカメラに特化したスマホとなっており、多くのレビュワーも他のメーカーの最高カメラスマホと比較しているようですが、Pixel 6 Proを一番評価しているように見受けられます。
Pixel 6 Proのカメラスペック
カメラ画質 | 広角:5000万画素 超広角:1200万画素 望遠:4800万画素 |
インカメラ画質 | 1110万画素 |
F値 | 広角:ƒ/1.85 超広角:ƒ/2.2 望遠:ƒ/3.5 |
手ブレ補正 | ★★★★★ |
ズーム | 4倍光学ズーム 最大20倍のデジタルズーム |
動画撮影 | 最大4K/60fps 240fpsスローモーション |
特化機能 | 躍動感あるモーションモードや撮影後の消しゴムマジック |
夜景モード(ナイトモード)の強化やAI(機械学習)の性能の向上、撮影時の細かいディテールの再現も高く映える写真を撮影するなら真っ先に検討してもらいたいスマホに間違いありません。
Pixel 5a(5G)(Google)

iPhone 13シリーズやPixel 6 Proと比較するとスペックが高いというわけではなく平均的な性能ではありますが、とにかくカメラはこの価格帯ではありえないほど優秀でです。
カメラ撮影においてはGoogleのAIとソフトウェア処理による高解像ズーム撮影も可能となっており、このカメラ性能から考えるとコスパは恐ろしく良いです。
またPixelのカメラはシャッター音が小さいので周りの人に気を使わずに撮影ができる点もいいですね。
Pixel 5aで撮影した写真
もちろん夜景撮影(ナイトモード)、手ブレ補正、シネマティック撮影などインスタやTikTok、YouTube投稿などにも十分活躍できるモードも搭載されておりスマホに予算をあまりかけられない方には間違いなくおすすめの一台です。
価格は5万円台と今では高騰化するスマホのハイエンド機種と比べると半分以下の値段でいい写真がバシバシ撮れるスマホが手に入ります。
背景ぼかしのポートレート撮影はiPhoneと比較してみるとPixel 5aの方が優秀なので物撮りや人物にフォーカスしたポートレートならこちらが断然おすすめです。
Pixel 5aで撮影した動画
Pixel 5aのカメラスペック
カメラ画質 | 1220万画素(広角) 1600万画素(超広角) |
インカメラ画質 | 800万画素 |
F値 | 広角:ƒ/1.7 超広角:ƒ/2.2 |
手ブレ補正 | ★★★★☆ |
ズーム | 最大2倍のデジタルズーム |
動画撮影 | 最大4K/60fps 4K/120fpsスローモーション |
特化機能 | ポートレートモード、ナイトサイト(星空撮影)、シネマティック撮影 |
Pixel 5aは取り扱い店舗が少なく、Googleストア、ソフトバンク、その他は各通販サイトをチェックする必要があります。

Pixel 5aの実際のレビューを実施しています。気になる方はチェック。
Xperia 1 Ⅳ(SONY)

カメラで有名なソニーが手掛けるXperiaシリーズのフラッグシップモデル。
望遠光学ズームとソニーのデジタル一眼カメラαシリーズで培ったAF性能をスマホにそのまま持ってきており、高級カメラ顔負けの撮影性能を誇ります。
Xperia 1 Ⅲでは望遠レンズで少し画質が荒れた状態での撮影となっていましたが、今回のXperia 1 Ⅳでは光学望遠レンズになったことで望遠撮影による弱点を克服してきました。
また新たにYouTube配信機能などスマホを撮影機材として利用できる機能が新たに加わり、SNS時代となった今ではありがたいスペックとなっています。
Xperia 1 Ⅳで撮影した写真
αシリーズでも使われているリアルタイムトラッキング、リアルタイム瞳AFなど早い動きの被写体撮影にも対応しており、子供などの意図しない動きをする被写体に対してもフォーカスが追っかけてくれるのは嬉しい点です。
超広角(16mm)、広角(24mm)、遠望(70mm)、遠望(105mm)でスマホでは世界初となる可変式望遠レンズを搭載し、カメラマンや本格的なカメラを所有している方にも気になるカメラ性能を兼ね備えている点も見逃せないでしょう。
Xperia 1 Ⅳで撮影した動画
Xperia 1 Ⅳのカメラスペック
カメラ画質 | 1220万画素(広角) 1220万画素(超広角) 1220万画素(望遠) |
インカメラ画質 | 1220万画素 |
F値 | 広角:ƒ/1.7 超広角:ƒ/2.2 望遠:ƒ/2.3・2.8 |
手ブレ補正 | ★★★★★ |
ズーム | 最大3.5〜5.2倍光学ズーム (85mm〜125mm) |
動画撮影 | 最大4K/60fps(HDR) 4K HDR/120fpsスローモーション |
特化機能 | 3D iToFセンサー、ZEISSレンズ、世界初の可変式望遠光学ズームレンズ、瞳AF、リアルタイムトラッキング、AI超解像ズーム |
また動画撮影中にカメラを切替することも可能となり、インカメラも旧型の8MPから12MPへ向上、インカメでも4K動画に対応し、自撮りでSNSにアップする方にはより最高のスマホとなっています。
今流行りのナイトモードは無理やり明るく撮影する手法をとっており、Xperia 1 Ⅲにはナイトモードが搭載されていませんが、見たままの夜景をできるだけ綺麗に写真におさめてくれるので自然な夜景が好きな方はXperia 1 Ⅲの方がおすすめです。
Xperia 1 Ⅳは6月発売
またXperia 1 Ⅳの登場により旧型となるXperia 1 Ⅲは在庫限りで多少の値下げが行われるかもしれません。
またスマホの月々の負担が安くなるプログラムではなく、一括購入を視野に入れているのであればAmazonなどで購入すると総合金額が安く抑えられます。

Xperia PRO-I(SONY)

ソニーのコンパクトカメラ「RX100 Ⅶ」の1.0型イメージセンサーをスマホ用に最適化した今までのスマホでは実現できなかった低ノイズ、ダイナミック、ボケ感を実現。
見たままそのままの描写や映像を残すのであればこれ以上の選択肢はないと言えるカメラ性能を兼ね備えた完成度の高いスマホです。
Xperia PRO-Iで撮影した写真
もはや作品、そしてシネマを撮るカメラと言ってしまえるぐらいのレンズを全面に押し出したスマホなのは間違いありません。
Xperia PRO-Iで撮影した動画
またカメラのシャッターボタンを搭載しておりシャッターボタンの半押しでフォーカスそして更に押し込むことでシャッターを押すことができるので、一眼レフやデジカメのシャッターボタンと同じ操作を行うことができ、より撮影している感覚を味わうことができます。
Xperia PRO-Iのカメラスペック
カメラ画質 | 広角:1220万画素 超広角:1220万画素 標準:1220万画素 |
インカメラ画質 | 800万画素 |
F値 | 広角:ƒ/2.0 超広角:ƒ/2.2・4.0 標準:ƒ/2.4 |
手ブレ補正 | ★★★☆☆ |
ズーム | |
動画撮影 | 最大4K/60fps(HDR) 4K HDR/120fpsスローモーション |
特化機能 | 1.0型イメージセンサー、12bit RAW、瞳AF、デジタル一眼カメラαのようなUIで本格撮影、ストラップ装着可能 |

一眼レフやデジカメは持ってこなかったけども目の前の最高の景色を今できる最高の状態で残したいならこのスマホは専用カメラに負けない写真・映像を残せるでしょう。
また現在発売されているSIMフリー版ではカメラのシャッター音をオフにできる機能があり、シャッター音を気にせずに撮影に集中することもできるスグレモノです。

Galaxy S21 Ultra 5G(Samsung)

広角、超広角、望遠3倍、望遠10倍の4眼レンズを搭載し、1億画素を超える広角の最高レンズを使った高解像度な画質と光学ズーム10倍と他に類を見ない望遠性能を誇るGalaxyのフラッグシップスマホです。
Galaxy S21 Ultra 5Gで撮影した写真
光学ズーム10倍、そしてデジタルズームでは100倍が可能なスマホではありえない望遠性能に惹かれて購入している方も結構多いようです。
もちろん望遠だけではなく、望遠以外の広角レンズも1億画素と専門カメラに負けることのない描写で今までのスマホでは実現できなかった写真の仕上がりを体感できます。
Galaxy S21 Ultra 5Gで撮影した動画
またGalaxy S21 Ultra 5Gは8K撮影にも対応しており、この映像はGalaxy S21 Ultra 5Gの8K撮影で行われており、もう撮影のプロでも使えるレベルまで達してきているのを痛感しますね。
Galaxy S21 Ultra 5Gのカメラスペック
カメラ画質 | 広角:1億800万画素 超広角:1200万画素 望遠(3倍):1000万画素 望遠(10倍):1000万画素 |
インカメラ | 4000万画素 |
F値 | 広角:ƒ/1.8 超広角:ƒ/2.2 望遠(3倍):ƒ/2.4 望遠(10倍):ƒ/4.9 |
手ブレ補正 | ★★★★★ |
ズーム | 最大10倍光学ズーム |
動画撮影 | 最大8K/24fps |
特化機能 | スーパー手ブレ補正、スーパーズーム60fps |
本格的な一眼レフが購入できるほどの価格となっているのですが、これ一台でサクサク利用できるスマホ+αで高性能なカメラが使えると考えれば妥協できる点も少なからずあるのではないでしょうか。

Find X3 Pro(OPPO)

世界ではNo.4のシェアとなっている日本でも急成長中のOPPOから2021年に発売されたフラッグシップモデルとなり、カメラがすごいということで話題になっているスマホです。
また他のスマホと異なるのは大半が広角レンズのみがメインレンズなのに対し、OPPO Find X3 Proでは超広角レンズも広角と同じ1.56型で5000万画素のセンサーサイズのメインレンズとして利用できるため、超広角でも明るくボケ感を感じる撮影が可能となっています。
OPPO Find X3 Proで撮影した写真
そして撮影した写真を10bit(10億色)の色彩を処理するという世界初の試みを行っているスマホとしてカメラマニアには注目を浴びています。
とにかく超広角撮影×10bitでの撮影であればプロが撮影するような写真作品を残すこともできるレベルまで達してきているのは本当にすごいことですね。

また顕微鏡レンズでの撮影はもはや「何を撮影するの?」という変態レベルとなっており、研究員などが使うには非常に活躍しますが、こういった誰も手を出さないレベルのレンズまで搭載している点においてはマニアックな方には嬉しいのかもしれませんね。
OPPO Find X3 Proで撮影した動画
OPPO Find X3 Proのカメラスペック
カメラ画質 | 広角:5000万画素 超広角:5000万画素 望遠:1300万画素 顕微鏡:300万画素 |
インカメラ | 3200万画素 |
F値 | 広角:ƒ/1.8 超広角:ƒ/1.8 望遠:ƒ/2.4 顕微鏡:ƒ/3.0 |
手ブレ補正 | ★★★★★ |
ズーム | 最大5倍光学ハイブリッドズーム |
動画撮影 | 最大4K/60fps |
特化機能 | 顕微鏡カメラ、10bit撮影可、log撮影可能 |
他のフラッグシップモデルは平均して15〜18万円ほどしますが、それらと比較するとOPPOは価格も11万円ほとと抑えめなので純粋にカメラ機能を優先してスマホを選びたい方にはぜひ選択肢に入れておきたいスマホの一つです。
スマホが安く入手できることで定評のあるOCNモバイルONEで新たに取り扱いを開始したので、格安プランへ変更も検討していた方にはOCN経由が安くておすすめできます。

Reno5 A(OPPO)

同じくOPPOの製品ですが「お手頃価格を優先したいけどもカメラは妥協したくない」を両方叶えてくれるのがこのOPPO Reno5 Aです。
この価格帯では実現できないメインカメラの4600万画素、またポートレート撮影もiPhoneやPixelに負けないほどの優秀さです。
OPPO Reno5 Aで撮影した写真
日中の写真などは色鮮かやに解像度の高い写真を残すことができ、この値段を考えるとありえない性能です。
またポートレートが非常に優秀のようでデジタルでむりやり作り出し感がなく、一眼レフのような自然なボケが表現できます。
OPPO Reno5 Aで撮影した動画
OPPO公式でも「カメラで選ばれたいスマホ」と推しているようにカメラ性能には妥協はなく、お手頃に綺麗な映像や写真の残したいならこのスマホは必ず選択肢に入ってくるでしょう。
ただし望遠を多様する方には望遠カメラがなく、光学ズームも搭載していないため、寄って撮影する方や遠くの被写体をズームして撮影する用途には向きません。

その代わりにマクロカメラ、モノクロ専用カメラなどが内蔵されており、作品として写真を撮影したい方にはお手軽価格のこのスマホは向いているでしょう。
OPPO Reno5 Aのカメラスペック
カメラ画質 | 広角:6400万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 マクロ:200万画素 |
インカメラ | 1600万画素 |
F値 | 広角:ƒ/1.7 超広角:ƒ/2.2 モノクロ:ƒ/2.4 マクロ:ƒ/2.4 |
手ブレ補正 | ★★★★☆ |
ズーム | デジタル2〜5倍ズーム |
動画撮影 | 最大4K/30fps |
特化機能 | マクロ撮影、モノクロ撮影、アウト・イン同時撮影 |
4万円台では手に入れることのできないカメラ性能をこのOPPO Reno5 Aは実現しているので、価格を最優先しながらも綺麗な写真を残したいのであれば間違いない一台に仕上がっています。
OPPO Reno5 Aは取り扱いを行っている窓口が豊富なので価格を見比べてみたり、通販サイトなども覗いてみると良いかもしれません。

カメラがいいスマホまとめ
ここでは有名メーカーのフラッグシップモデルからカメラ機能が良いままでコスパが良いスマホまで紹介してきましたが、それぞれのスマホをどんな人におすすめするかとすれば以下のようになります。
目的別でおすすめのカメラスマホ
![]() iPhone 13 Pro | ![]() Pixel 6 Pro | ![]() Pixel 5a(5G) | ![]() Xperia 1 Ⅳ | ![]() Xperia PRO-I | ![]() Galaxy S21 Ultra 5G | ![]() OPPO Find X3 Pro | ![]() OPPO Reno5 A | |
価格を優先したい人 | ★★☆ | ★★★ | ★★★ | ★☆☆ | ★☆☆ | ★★☆ | ★★★ | ★★★ |
ポスターや作品に使える綺麗な写真を残したい | ★★★ | ★★★ | ★★☆ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★☆ |
見たままの風景を残したい | ★★☆ | ★★☆ | ★★☆ | ★★★ | ★★★ | ★★☆ | ★★☆ | ★★☆ |
一眼カメラに近い調整を行いたい | ★★☆ | ★☆☆ | ★☆☆ | ★★★ | ★★★ | ★★☆ | ★★☆ | ★☆☆ |
ズーム機能を重視したい | ★★☆ | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ | ★☆☆ | ★★★ | ★★☆ | ★★★☆☆ |
映画のような動画作品を作りたい | ★★★ | ★★☆ | ★☆☆ | ★★★ | ★★★ | ★★☆ | ★★☆ | ★☆☆ |
被写体により近い写真を撮りたい | ★★☆ | ★★★ | ★☆☆ | ★★☆ | ★★☆ | ★★☆ | ★★★ | ★★★★☆ |
SNSで加工しやすい写真が撮りたい | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
とにかく夜景を綺麗に撮りたい | ★★☆ | ★★★ | ★★☆ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★☆ | ★☆☆ |
気軽に家族(子供)の映像・写真を残したい | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ |
スローモーションできれいな映像を残したい | ★★☆ | ★★☆ | ★★☆ | ★★★ | ★★★ | ★★☆ | ★★☆ | ★★☆ |
今後もスマホはセンサーサイズがだんだん大型化し、これからも着実に進化を遂げる可能性がありますが、2022年現在ではこの機種が非常にカメラ性能に特化しカメラ好きな方には間違いなくおすすめできるスマホ達です。
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