ZOOM、ワイヤレスイヤホン、iPhone、PS5、PS4、サブスクリプション、WiFi、使い放題、タブレット、テレワーク、ビデオ通話、オンライン会議
LINEMOの3GB「ミニプラン」はすごい?他社3GBと徹底比較。

20GB+LINEフリーで2,728円と格安で高品質な通信ができるソフトバンクのLINEMOから新しい新プラン「ミニプラン」がスタートしました。
月額990円(税込)で3GB+LINEギガフリーが利用でき1,000円以下でコストパフォーマンスに優れているこのプランは他社には真似できない大きなポイントがいくつかあります。

もちろん現在LINEMOの20GBプランを契約している方でもプラン変更にて対応が可能で、これから検討している方にもおすすめポイントとなる点を他社との比較も織り交ぜて解説します。
LINEMOのミニプラン(3GB)の概要

LINEMOが新たにライト層向けにスタートしたミニプランですが、これもまた衝撃的な価格設定で多くのスマホユーザーにはメリットのあるプラン内容となっています。
ミニプランの概要
月額料金 | 990円(税込) |
データ量 | 3GB |
ギガフリー | LINE (トーク・通話をノーカウント) |
データ量超過後の通信速度 | 300Kbps |
通話オプション | +550円 (5分カケホ) +1,650円 (24時間カケホ) |
追加データ購入 | 550円/1GB |
国内通話 | 22円/30秒 |
SMS送信 | 3.3円/1通 |
通信エリア | Softbank 4G/5G |
3GBで990円の料金設定においては他社格安SIMと比較すると安い部類には入りませんが、LINEをメインの連絡手段としているスマホユーザーにおいては3GBのミニプランでもLINEがノーカウントで使い放題となるのが大きなメリットです。
もちろんLINEはトークのみに限らず音声通話・ビデオ通話においてもデータフリーの対象となるので、3GBのミニプランでもデータ量を気にせず使えます。

特にお子さんに持たせるスマホとしてLINEをメインとした連絡手段であれば以前はLINEモバイルがおすすめでしたが、現在は受付を終了しているため、このLINEMOのミニプランが今後の第一候補となるでしょう。
同じサブブランドを展開しているahamoは20GBプランのみ、そしてpovoはトッピングにより3GBを990円で追加して利用することができるので、ライト層においてはこのLINEMOもしくはpovoが有力候補になりますが、LINEが使い放題というのはLINEMOの大きな強みです。
LINEのカウントフリーは3GBプランでも使える

LINEMOの最大のメリットはやはりLINEのトーク、音声通話・ビデオ通話における通信データがノーカウントで利用できる点です。
Face Play、各タブトップの表示、音声通話・ビデオ通話、トーク(テキスト・音声メッセージ・スタンプ・画像・動画・その他ファイルの送受信)、トークのみんなで見る機能による画面シェア、トーク設定・アルバムノートなどの表示・編集、タイムラインの表示・投稿・シェア、ディスカバーの表示、ウォレットタブLINE Payの利用、ウォレットタブ、LINE家計簿の利用、設定およぼ各項目の表示・編集、友だち追加画面の表示・各項目の操作・ともだち追加、プロフィール表示・編集・投稿、検索の利用
ただしすべてのLINE機能の通信がカウントフリーになるわけではなく、LINE LIVEやオープンチャットやスタンプショップの閲覧など一部の機能は通信データを消費するため注意が必要です。
トークでの位置情報の共有、Shoppin’トークの利用、フジマガの利用、みんなで見る機能のYouTube閲覧、LINE LIVE、LINEニュース記事詳細の閲覧、オープンチャット、スタンプショップ、着せかえショップ、LINEファミリーサービス(LINE漫画、LINEゲーム、LINE MUSIC、ポイントクラブなど)、LINE Lite、海外のアプリストアでダウンロードしたLINE利用、他社サイトへのURLクリックによる接続、他社アプリへの遷移

多くの方はLINEを連絡手段としているとは思いますので、LINEのカウントフリーを電話かけ放題やLINEトーク放題と考えて使えるだけでもかなりありがたいでしょう。
3GBプランでギガフリーが使えるプランと比較
ただの3GB+音声通話として千円弱で利用できる格安SIMは多いのですが、LINEMOのミニプランには「LINEギガフリー」という大きな武器があります。
そこで3GBのデータプランにプラスαでギガフリーが利用できる格安SIMと比較してみると以下のようになります。
3GBプランとデータフリーを比較
LINEMO ミニプラン | OCNモバイルONE | BIGLOBEモバイル | |
月額料金 | 990円 | 990円 | 1,320円 |
データフリー | LINE | AmazonMUSIC/ANiUTa AWA/dヒッツ/LINEMUSIC RecMUSIC/Spotify/ひかりTVミュージック | YouTube/Abema U-NEXT/YouTube kids YouTube MUSIC/AppleMUSIC Spotify/AWA/AmazonMUSIC LINEMUSIC/radiko らじる★らじる/dヒッツ/RecMUSIC/楽天ミュージック dマガジン/dブック 楽天マガジン/楽天kobo FacebookMessenger/auPayマーケット |
データフリー料金 | 無料 | 無料 | +308円 |
合計月額 | 990円 | 990円 | 1,628円 |
データフリーで使える範囲で考えると少し料金が高くなりますが、BIGLOBEモバイルがエンタメフリーオプションという308円の有料オプションを追加することで動画や音楽、電子書籍なども含め多くのアプリがカウントフリーで使えます。
また音楽に限ればOCNモバイルONEは無料で音楽アプリのデータフリーが使えLINEMOのミニプランと同じ料金形態で利用することもできます。
LINEMOのミニプランはあくまでもLINE利用に特化しているため、普段のデータ利用頻度がどのアプリで多いのかによって利用したいプランを見極めるべきでもあります。
LINEMOの20GBと3GBの違い

LINEMOの20GBが利用できる通常プラン(スマホプラン)と比較すると今回のミニプランは以下のような違いがあります。
ミニプラン | スマホプラン (通常プラン) | |
月額料金 | 990円 | 2,728円 |
データ量 | 3GB | 20GB |
LINEギガフリー | ◎ | ◎ |
LINEスタンププレミアムポイントバックキャンペーン | × | ◎ |
データ量超過後の速度 | 300Kbps | 1Mbps (1000Kbps) |
キャンペーン | なし | MNP:10,000円相当 新規:3,000円相当 (PayPayボーナス) |
LINEMOのスマホプラン(20GB)と比較すると月間のデータ量と超過後の通信速度が異なります。
日本の大半がLINEを連絡手段としている現在ではミニプランでもスマホプランでもどちらを選択してもLINEがギガフリーなのであとはその他の用途でどれだけパケットデータを使うかが大きな判断基準になります。
LINEMOのスマホプラン(20GB)であれば超過後であっても1Mbpsの速度となり、動画が視聴できる程度の速度は確保されますが、ミニプラン(3GB)の場合は300Kbpsと非常に低速なため動画やWEBページなどの表示までは時間がかかり、ストレスが溜まる可能性があります。
ですのでSNSやYouTubeなどの動画、その他のオンラインアプリなどを使うことを想定しているのであれば3GBだと心細い可能せいもあります。

ただしSNSやその他のアプリの利用はそこそこしか使わず、LINEでの連絡をメインとして使う方には通常プランよりもこのミニプランの方がお得感がかなりあるでしょう。

また20GBのスマホプラン限定でもらえるPayPayボーナス特典はミニプランでは対象外とはなりますが、20GBのスマホプランで乗り換えて特典を受け取った後にミニプランへ月単位ではありますがプラン変更という形で手続きするのも有りなのではないかと思います。
ミニプランと他社3GBプランとの比較
LINEMOの新たなミニプランは3GBで990円ですが、単純にデータ量と料金で他社と比較してみると以下のようになります。
各社の3GBプランの比較
LINEMO ミニプラン | 楽天モバイル (Rakuten UN−LIMIT Ⅵ) | NUROモバイル | OCNモバイルONE | マイネオ | BIGLOBEモバイル | UQモバイル | |
月額料金 (税込) | 990円 | 1,078円 | 792円 | 990円 | 1,298円 | 1,320円 | 1,628円 |
データ繰り越し | なし | なし | あり | あり | あり | あり | あり |
単純に料金だけで比較すると3GBのデータプランで一番安いのはNUROモバイルです。またLINEMOのミニプランは余ったデータの繰り越しはできないのですが、NUROモバイルは繰り越しができます。
もしもLINEをハードに使わない方で料金を限りなく抑えたいと考えているならNUROモバイルも選択肢に入ってくるでしょう。
【残念なポイント】LINEMOの余ったデータは繰り越しできない
基本的に3GBプランを選ぶ方の大半は月間にデータを使い切れず余ることが多いでしょうし、それを翌月に繰り越せたらせっかく毎月払っている料金に応じたパケットデータを有効活用できると考えるはずです。
そして大半の格安SIMの3GBプランをチェックしてみるとくりこし機能があり、当月にあまったパケットデータは翌月に繰り越しすることができ翌月は余裕をもって通信が使えます。
ただし残念ながらLINEMOの3GBプランはくりこし機能は搭載されておらず、たとえデータを使い切れなかったとしても翌月は改めて3GBスタートということになります。

もしも余ったパケットデータを翌月も有効活用したいと考えている方は繰り越しが可能なNUROモバイルやOCNモバイルONEなどの格安SIMを選択肢に入れておいたほうが良いでしょう。
ミニプランの最大の強みは「低価格でLINEギガフリー」
実際に現在のスマホユーザーはWiFi環境が整っている家庭であればスマホ単体のデータ量は20GBも使うことはそんなに無いことがアンケート調査結果でも分かっており、他のデータ調査サイトでも確認できています。

とはいっても普段から連絡手段として使うスマホのLINEのやり取りには多くのデータ量を必要とするケースもあります。
以下ではLINEのデータ通信量の測定結果を残していますが、LINEはビデオ通話や写真・動画の送受信に多くのデータ消費を行います。
また現在では他県をまたがって移動することもこのご時世でなかなか難しい方にはLINEでのビデオ通話によるコミュニケーションも増えてはいると思いますので、外出先からのLINE通話ではデータ量を消費しないこのLINEMOのLINEギガフリー機能は大いに役立ちます。

そういう低データ利用層ながらもLINEを利用する方にとってはLINEMOのミニプランの登場は喜ばしいものに間違い有りません。
LINEMO利用者の評判をまとめ
料金がやすくなり、LINEも使い放題で通信環境も申し分なしでLINEMOへ乗り換えた大半の方は満足度が高いようです。
LINEMO利用者の速度をまとめ
LINEMOの通信速度においては通信を行っている場所やエリア、環境に大きく左右されてしまうこともありますが、概ね格安SIMの品質以上の速度で利用できている方が多いのであまり心配する必要はなさそうです。
ちょっとだけアップロード速度が遅いのが気になりますが、本家Softbankや他の大手キャリアでも上り速度はあまり高速化されていないのでしょうがない部分ではあるでしょう。
LINEMOの通信品質についてはSoftbank的には格安SIM品質ではなく本家のSoftbank回線の品質で通信が使えるという内容となっているのでここは信じるしか無いでしょう。
LINEMOの公式ページには【通信が混雑し、または通信の混雑が生じる可能性がある場合、ネットワーク全体の品質を確保するため、通信の種類及び内容にかかわらず、同じ設備を利用している通信量が多い回線から順に、通信速度を他の回線と同じ水準まで一時的に制御する場合があります。この通信速度制御は混雑が緩和されるとただちに解除されます。】と表記されています。

これがLINEMOを指すのかSoftbank全体を指すのかは定かではありませんが、高い料金を払っているSoftbank本家契約者を優先するような記載はないでしょうが、少なくともLINEMOは低価格帯の格安SIMよりも通信品質が高いのは間違いないです。
コメント