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入っておくべきスマホの保険・保証内容を徹底調査。

生活には手放せないスマホですが、万が一の故障に対してスマホの保険は備えていますか?
そして実際にスマホが故障した場合の保証内容や修理における料金を理解していますか?

ここでは数あるスマートフォンの保険や保証サービスについて理解を深め、もしも保証サービスに加入していない場合はおすすめできるスマホの保険について調査し解説していきます。
大手キャリアのスマホ補償サービス
まずはドコモ、au、Softbankで実施しているスマホの保証サービスについて解説していきます。
月額料金 | 補償内容 | 交換時の負担金 | |
ドコモ | スマホ:550〜1,100円 ケータイ:363円 | 水濡れ・紛失・全損を1年間に2回まで | 550円コース:8,250円 825円コース:12,100円 1,100円コース:12,100円 363円コース:5,500円 |
au | 693〜726円 ケータイ:418円 | 水濡れ・紛失・全損 | 1回目:5,500円(契約が25ヶ月未満の方)3,300円(契約が25ヶ月以上の方) 2回目:8,800円(契約が25ヶ月未満の方)6,600円(契約が25ヶ月以上の方) |
ソフトバンク | 550〜715円 | 水濡れ・紛失・全損 | 故障:0円 破損:1,650円 水漏れ・全損:5500円 バッテリー修理交換:1,650〜4,950円 |
大手キャリアでは月額で支払い続ける保険となり、メーカー保証1年以上を延長する形でスマホの補償が適用できるというイメージを持っていると良いです。
万が一スマホ本体を故障・修理・紛失した場合はこの補償サービスに加入していることで、通常の修理代金よりも格安で修理や本体交換を行ってくれます。
またこれらの補償への加入における条件は以下のとおりです。
加入条件 | 加入対象外 | |
ドコモ | ドコモで購入した日から14日以内の申込み | ドコモ以外の販売店から譲渡・貸与、拾得した電話機 |
au | auにて購入の携帯電話 | 家族以外の方が代理人としての申し込み・国外の場合 |
ソフトバンク | 新規契約、機種変更の際、機種購入と同時のお申し込み | 不正契約・不正入手されたもの、日本国内で使用できない端末 |
これらの大手3キャリアの保証サービスは機種購入時や新たにプランを契約した場合(ドコモは14日以内)のみ適用される補償となっており、後から加入することは原則できません。
後から加入できるスマホの保険や保証サービスはあるのか?
もしもこれらの条件に当てはまらず、契約しているキャリアでスマホの保証サービスが利用できないとなった場合は別のスマホの保証サービスを探す必要があります。
Apple製品の場合は購入から30日以内ならAppleCare+に加入可能

日本ではユーザーが多いiPhoneをはじめApple製品であれば新品で購入してから30日以内にAppleケアに加入を行えばメーカー保証から1年保証が延長され、万が一の有償修理や本体交換などの保険を利用することができます。
AppleCare+の料金一覧
対象機種 | AppleCare+for iPhone | AppleCare+盗難・紛失プラン |
iPhone 13 Pro Max | iPhone 13 Pro2年:24,800円 月払い:1,250円 | 2年:26,800円 月払い:1,350円 |
iPhone 13 mini iPhone 12 iPhone 12 mini iPhone 11 | iPhone 132年:18,800円 月払い:950円 | 2年:20,800円 月払い:1,050円 |
iPhone SE(第3世代) | 2年:9,800円 月払い:480円 | 2年:11,800円 月払い:600円 |
また海外で購入したアップル製品でもシリアルナンバーを入力することで購入から30日以内なら日本のAppleCareに加入することは可能です。
3台の端末を10万円まで無償修理できる「モバイル保険」

今までの大手キャリアの保証やiPhoneなどで加入できるアップルケアの料金表をみてふと疑問に感じたかと思いますが、
補償サービスの料金を払っているのに修理を行うときに「追加で料金を払わなければならないの?」という点です。
そこでおすすめとなるのが月700円の毎月の保険料金を払いながらも3台までで年間上限10万円までの修理なら無料で行える「モバイル保険」です。
- スマホ購入1年以内なら加入OK
- 月額700円で年間10万円までのスマホやモバイル端末の無料保証
- 1契約で3台までのスマホ・タブレットなどの保証OK
- 加入はWEB申し込みでOK

このように大手キャリアの保証が使えない格安SIM利用の方やiPhoneを購入したけどもアップルケアに加入できなかった方におすすめできるスマホの保険サービスです。
またスマホだけではなくApple Watchなどのスマートウォッチ、イヤホン、タブレットなども補償を行える対象機種として登録することができます。

よくあるスマホの保証では毎月の保証金もしくは一括で払った保証金(AppleCare)に+で交換代金や修理代金がかかっているのが、このモバイル保険では年間合計10万円以内であれば無料で修理が可能です。
①モバイル保険は「1契約で3つまでの端末が対象」

またこのモバイル保険の最大のメリットは1台のスマホに対してではなく、1契約(月700円)の保証サービスでスマホを含む最大3台までの端末まで保証してくれる点です。
3台の対象となるモバイル端末
スマートフォン | iPhone、Android |
タブレット | iPad、Androidタブレット |
スマートウォッチ | Apple Watch、ウェアラブルウォッチ |
音楽プレイヤー | iPod、MP3プレイヤー |
携帯ゲーム機 | ニンテンドースイッチ |
その他 | ノートパソコン、モバイルルーター等 |
1台を主端末として2台は副端末として登録することができます。

よって一人でもスマホだけではなくその他の端末を持っている場合はそれも一緒に月700円の保証に加入できるということになります。
またもしも合計で3台以上、4台目という場合は別途1契約を増やして加入するということになります。
②購入から1年以内であれば加入可能
モバイル保険のさらに良い点は購入から1年以内(メーカーの1年保証以内)であれば加入することが可能です。
大手キャリアでは購入時もしくは14日以内、AppleCareは購入から30日以内の加入条件という制約があり、迷いつつ加入のタイミングを逃してしまったという方には非常にありがたいのではないでしょうか。
また1年以内の加入で継続支払い中であれば2年でも3年でも永年に補償を受けることが可能で、対象機種も幅広いのである一定のスマホだけに支払い続けるよりは使い勝手が良い保険とも言えるでしょう。
③モバイル保険はスマホを買い替えても引き継ぐ
モバイル保険はキャリアなどの通信会社に依存した補償サービスではないため、どのプランや通信会社を使っていても受けられる補償です。

よって、例えばスマホを他の通信会社から乗り換えた場合でも今までのモバイル保険の補償は引き継ぎつぐことができます。これは大手キャリアでは実現できないスマホに付帯する補償サービスの利点です。
もちろん大手キャリアから格安SIMに乗り換えたとしてもその保証内容は変わらず引き継げます。

格安SIMサービス、SIMフリースマホをもつユーザーにとって懸念される保証サービスがこのモバイル保険を使えば万が一の補償を受けられるのは非常にありがたいポイントだと思います。

大手キャリアを契約しておらず、SIMフリーのスマホや格安SIMを使っている方にこそこのモバイル保険のサービスが活きてくるのではないかと思います。
④注意点)修理代金は一度は負担する必要があり

このモバイル保険で年間10万円を負担するというサービスは故障時は最寄りの店舗で修理を行った後で保証金をモバイル保険側が支払ってくれるという内容となっています。
修理においてはまず自身でメーカー、または正規代理店、登録修理業者を通して修理を行います。
※もちろんiPhoneなどであればAppleストアで有償修理を行ってもOKです。それより正規店以外の方が安ければその店舗での修理を行います。
故障して修理を行った状況等を伝え、支払いを行った領収書などを提出します。
- 故障状態を撮影した写真
- 修理報告書または見積書
- 領収書またはレシート
マイページから申請を行った内容を元に審査を行った上で、申請の翌日から5営業日以内に保険金を支払いします。
このような流れでモバイル保険の補償を年間10年まで受けられるので、例えば1台目の修理代金が3万円であれば残り7万円分の補償は受けられるということになります。
例)AppleCare加入のiPhoneとモバイル保険の比較例

ではiPhoneをこれから購入検討している方でAppleCareを入るか迷っている方に例としてiPhone 11を購入し、万が一画面が割れて修理に出すとします。

AppleCare+加入のiPhone 11とAppleCare+未加入&モバイル保険加入のiPhone 11での修理時の価格を比較してみました。
モバイル保険加入時 | AppleCare+加入時 | |
画面割れの費用 | 23,980円 (Apple公式で修理時) | 3,700円 |
無償修理による保険金 | -23,980円 | 無償修理なし |
合計費用 | 700円×経過年数の費用のみ | + 3,700円の負担 | 950円×経過年数
iPhoneでよくある画面割れの場合は月額の700円のみでOKということになります。
毎月支払う額も高価なスマートフォンの補償金額と比べても安くなり、修理時の保険金もおりてくるので実際に修理時に支払う負担額も10万円以内なら無しとなります。
【まとめ】モバイル保険は使いようによっては頼りにはるスマホ保障
一番の個人情報が詰まったスマホは生活の中で銀行口座よりも財布よりも無くしてしまったり、壊してしまったら一番困る端末なのは間違いありません。
そこでそのスマホの保証サービスが未加入だった場合、故障時に高額な修理代金を請求されてしまうと、どうしても修復しなくてはならず金銭的にも辛くなります。

もしも大手キャリアで購入せず、格安SIMで利用している方やiPhoneを購入したけどもアップルケアに加入していない方にはモバイル保険は非常におすすめできる保証サービスだと感じます。
もちろんこれからSIMフリーのスマホをネットで購入する方も月額700円(年間で8,400円の保険料)で10万円までの保証金が受けられるなら加入しておいて損はないでしょう。
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