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入っておくと助かるスマホの保険・保証内容を徹底調査。

生活には手放せないスマホですが、万が一の故障に対してスマホの保険は備えていますか?
そして実際にスマホが故障した場合の保証内容や修理における料金を理解していますか?

大手キャリアのスマホ保証サービス
まずはドコモ、au、Softbankで実施しているスマホの保証サービスについて解説していきます。
月額料金 | 保証内容 | 交換時の負担金 | |
ドコモ (ケータイ補償サービス) |
500〜1,000円 | 故障・水濡れ・盗難・紛失 | 月500円コース:7500円 月750円コース:11,000円 月500円コース:11,000円 |
au (故障紛失サポート) |
630円 | 故障、部分破損、全損、水漏れ、盗難、紛失 | 1回目:5,000円(契約が25カ月未満の方)3,000円(25カ月以上の方) 2回目:,7000円(契約が25カ月未満の方)5,000円(25カ月以上の方) |
Softbank (あんしん保証パックプラス) |
650円 | 故障・水濡れ・盗難・紛失 | 5,000円〜 |
大手キャリアでは月額で支払い続ける保険となり、メーカー保証1年以上を延長する形でスマホの補償が適用できるというイメージを持っていると良いです。
またこれらの補償への加入における条件は以下のとおりです。
加入条件 | 非加入条件 | |
ドコモ (ケータイ補償サービス) |
ドコモで購入日を含め14日以内の申し込み | ドコモ以外での譲渡・貸与、または拾得された電話機は対象外。 |
au (故障紛失サポート) |
au携帯電話のご購入時のお申し込み | 退会時やau以外での購入スマホ |
Softbank (あんしん保証パックプラス) |
新規契約、機種変更の際、機種購入と同時のお申し込み |
これらの大手3キャリアの保証サービスは機種購入時や新たにプランを契約した場合(ドコモは14日以内)のみ適用される保証となっており、後から加入することは原則できません。
後から加入できるスマホの保険や保証サービスはあるのか?
もしもこれらの条件に当てはまらず、契約しているキャリアでスマホの保証サービスが利用できないとなった場合は別のスマホの保証サービスを探す必要があります。
Apple製品の場合は購入から30日以内ならAppleCareに加入可能
日本ではユーザーが多いiPhoneをはじめApple製品であれば新品で購入してから30日以内にAppleケアに加入を行えばメーカー保証から1年保証が延長され、万が一の有償修理や本体交換などの保険を利用することができます。
iPhoneシリーズ | AppleCare+ | AppleCare+盗難・紛失プラン |
iPhone 11 Pro Max iPhone 11 Pro iPhone XS Max iPhone XS iPhone X |
22,800円 | 24,800円 |
iPhone 11 iPhone XR iPhone 8 Plus iPhone 7 Plus |
16,800円 | 18,800円 |
iPhone 8 iPhone 7 |
14,800円 | 16,800円 |
また海外で購入したアップル製品でもシリアルナンバーを入力することで購入から30日以内なら日本のAppleCareに加入することは可能です。
3台の端末を10万円まで無償修理できる「モバイル保険」
今までの大手キャリアの保証やiPhoneなどで加入できるアップルケアの料金表をみてふと疑問に感じたかと思いますが、
保証の料金を払っているのに修理を行うときに「追加で料金を払わなければならないの?」という点です。
そこでおすすめとなるのが月700円の毎月の保険料金を払いながらも3台までで年間上限10万円までの修理なら無料で行える「モバイル保険」です。
モバイル保険のメリット
- スマホ購入1年以内なら加入OK
- 月額700円で年間10万円までのスマホやモバイル端末の無料保証
- 1契約で3台までのスマホ・タブレットなどの保証OK
このように大手キャリアの保証が使えない格安SIM利用の方やiPhoneを購入したけどもアップルケアに加入できなかった方におすすめできるスマホの保険サービスです。
よくあるスマホの保証では毎月の保証金もしくは一括で払った保証金(AppleCare)に+で交換代金や修理代金がかかっているのが、このモバイル保険では年間合計10万円以内であれば無料で修理が可能です。
①モバイル保険は「1契約で3つまでの端末が対象」

スマホ+2台のモバイル端末の保証が可能
またこのモバイル保険の最大のメリットは1台のスマホに対してではなく、1契約(月700円)の保証サービスでスマホを含む最大3台までの端末まで保証してくれる点です。
3台の保証対象となるモバイル端末 | |
スマートフォン | iPhone、Android |
タブレット | iPad、Androidタブレット |
スマートウォッチ | Apple Watch、ウェアラブルウォッチ |
音楽プレイヤー | iPod、MP3プレイヤー |
携帯ゲーム機 | Nintendo Switch、PSP、3DSなど |
その他、ノートパソコン、モバイルルーター等 |
1台を主端末として2台は副端末として登録することができます。

またもしも合計で3台以上、4台目という場合は別途1契約を増やして加入するということになります。
②購入から1年以内であれば加入可能
スマホ保証の内容 | スマホ保証に加入できる条件 |
au、ソフトバンク | 購入時に同時加入 |
ドコモ | 購入から14日以内 |
AppleCare(アップルケア) | 購入から30日以内 |
モバイル保険 | 購入から1年以内 |
モバイル保険のさらに良い点は購入から1年以内(メーカーの1年保証以内)であれば加入することが可能です。
大手キャリアでは購入時もしくは14日以内、アップルケアは購入から30日以内の加入条件という制約があり、迷いつつ期限が過ぎてしまって加入できなかった方には嬉しいポイントではないでしょうか。
③モバイル保険はスマホを買い替えても引き継ぐ
これも大手通信キャリアでは実現できない保証の一つですが、例えばスマホを乗り換えた場合でも今までのモバイル保険の補償は引き継ぎつぐことができます。
また通信会社を大手キャリアから格安SIMに乗り換えたとしてもその保証内容は変わらず引き継げるのも大きなメリットです。
格安SIMサービスを利用することでSIMフリースマホをもつユーザーにとって懸念される保証サービスがこのモバイル保険を使えば万が一の補償を受けられるのは非常にありがたいポイントだと思います。

③注意点)修理代金は一度は負担する必要があり
このモバイル保険で年間10万円を負担するというサービスは故障時は最寄りの店舗で修理を行った後で保証金をモバイル保険側が支払ってくれるという内容となっています。
本体が故障したら故障状況を確認し、最寄りのスマホ修理店、または該当するモバイル機器(ゲーム機など)の修理店へ修理依頼します。
※もちろんiPhoneなどであればAppleストアで有償修理を行ってもOKです。それより正規店以外の方が安ければその店舗での修理を行います。
故障して修理を行った状況等を伝え、支払いを行った領収書などを提出します。
マイページから申請を行った内容を元に審査を行った上で、申請の翌日から5営業日以内に保険金を支払いします。
このような流れでモバイル保険の補償を年間10年まで受けられるので、例えば1台目の修理代金が3万円であれば残り7万円分の補償は受けられるということになります。
例)AppleCare加入のiPhoneとモバイル保険の比較例
ではiPhoneをこれから購入検討している方でAppleCareを入るか迷っている方に例としてiPhone 11を購入し、万が一画面が割れて修理に出すとします。
AppleCare+加入のiPhone 11とAppleCare+未加入&モバイル保険加入のiPhone 11での修理時の価格を比較してみました。
AppleCare+加入時 | モバイル保険加入時 | |
画面割れ | AppleCare+費用16,800円 + 3,400 円 |
月700円 + 21,800 円 (Appleで有償修理) |
無償修理なし | モバイル保険で21,800円を補償 | |
合計:20,200円 | 合計:月700円×経過期間 |
iPhoneでよくある画面割れの場合は月額の700円のみでOKということになります。
これはかなりメリットがあるかもしれませんね。毎回iPhoneの画面割れを起こしてしまうことを考えると断然モバイル保険の方が安上がりです。
【まとめ】モバイル保険は使いようによっては頼りにはるスマホ保障
一番の個人情報が詰まったスマホは生活の中で銀行口座よりも財布よりも無くしてしまったり、壊してしまったら一番困る端末なのは間違いありません。
そこでそのスマホの保証サービスが未加入だった場合、故障時に高額な修理代金を請求されてしまうと、どうしても修復しなくてはならず金銭的にも辛くなります。

もちろんこれからSIMフリーのスマホをネットで購入する方も月額700円(年間で8,400円の保険料)で10万円までの保証金が受けられるなら加入しておいて損はないでしょう。
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